画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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6.2.26 可変ラジオボタンを使用した候補の選択

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

入金区分のラジオボタンボックスで[現金],[手形],または[銀行振込]のラジオボタンから一つだけボタンを選択するとオン状態で表示し,それぞれのボタンに対応した通知コードを入力論理マップに代入します。

可変ラジオボタンを使用する場合,表示するボタンのラベル,およびボタンに対応する通知コードをAPで出力論理マップに代入します。

AP実行時でのラジオボタンの表示を次の図に示します。

図6-30 可変ラジオボタンを使用したデータの選択

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面定義ウィンドウで,ツールボックスの[可変ラジオボタン]を使用してラジオボタンを3個配置する。
  2. 可変ラジオボタンボックスダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目 定義内容
    使用目的 日本語
    8
    APが受け取る項目 データ名 入金区分−
    データ型 文字(XX)
    2
    データ長 2(この定義内容は固定)
    APが渡す項目 ラベル データ名 入金ラベル−
    データ型 文字(XX)
    8
    データ長 8(この定義内容は固定)
    通知コード データ名 入金コード−
    データ型 文字(XX)(この定義内容は固定)
    2(この定義内容は固定)
    データ長 2(この定義内容は固定)

    注※
    通知コードとして半角文字専用にする場合は,「英数」を選んでください。

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

マップ名がMAP116の場合の例
[図データ]

APが受け取る項目のデータ名を省略した場合はFIELDnnnn-が仮定されます。
ラジオボタンの通知コードのデータ名を省略した場合は,RADIO-CODEnnnn-が仮定されます。
ラベルのデータ名を省略した場合,RADIO-LABELnnnn-が仮定されます。

それぞれの場合,nnnnは「0001〜9999」を示します。また,同一の属性を定義したボタンには,一つの論理テーブル名称が付けられます。

(4) COBOLでのAP

マップ名がMAP116の場合の例
[図データ]