画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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6.2.21 入出力・出力フィールドの一括反復(フレームの使用)

入出力フィールドと出力フィールドを1行とみなして,縦方向または横方向に反復表示します。APでは,この1列および1行を集団項目として扱います。なお,GUI画面ではフィールドボックス内でだけ指定できます。

<この項の構成>
(1) 仕様
(2) 画面定義の概要
(3) 生成される論理マップ
(4) COBOLでのAP

(1) 仕様

1行の中に入出力フィールドとして「品名」「数量」,出力フィールドとして「単価」「小計」がある明細があります。これらのフィールドを,ツールボックスの[フレーム(縦繰り返し)]でまとめると,異なるフィールドから成る1行とみなされ,行単位での縦反復ができます。フレームを使用してフィールドを反復させる場合は,まず,フレームで反復する領域を指定します。そして,指定した領域の先頭行に反復させたいフィールドを設定します。反復させたいフィールドが複数ある場合は,一つずつ設定します。

フレームでの反復を次の図に示します。

図6-27 フレームでの縦反復

[図データ]

(2) 画面定義の概要

画面定義の概要を次に示します。

  1. GUI画面のフィールドボックス中にフレームを配置する。
  2. フレームダイアログで次の表の項目を定義する。
    定義項目 定義内容
    データ名 売上明細-

    [図データ]

(3) 生成される論理マップ

マップ名がMAP002の場合の例
[図データ]

(4) COBOLでのAP

[図データ]