画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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4.4.2 ペーストの対象

XMAP3でのペーストの対象について説明します。また,ペーストの動作についてもあわせて説明します。

XMAP3でのペーストの対象と動作は,表示・印刷セットアップの「キー操作2」タブの「コピー&ペーストモード」で「単一フィールド」を選択している場合と,「複数フィールド」を選択している場合で異なります。それぞれの場合のペーストの対象と動作について説明します。

<この項の構成>
(1) 「単一フィールド」を選択している場合
(2) 「複数フィールド」を選択している場合

(1) 「単一フィールド」を選択している場合

「単一フィールド」を選択している場合,コピーしたデータを入出力テキストボックスおよびフィールドボックスの入力できる状態のフィールドにペーストします。ペーストはカレントカーソル位置を基準に実行されます。

なお,ペーストの動作は,ペーストするフィールドの属性と,表示・印刷セットアップの「キー操作2」タブの「コピー&ペーストモード」での設定によって異なります。

(2) 「複数フィールド」を選択している場合

「複数フィールド」を選択している場合,コピーしたデータをフィールドボックスの入力できる状態のフィールドにペーストします。コピーした領域の行列数またはフィールドの長さよりも大き目の領域をペーストの対象領域にすると,コピーした内容を確実にペーストできます。

「複数フィールド」を選択している場合,複数行にわたるフィールドはコピー&ペーストの対象にできません。複数行にわたるフィールドを対象とするときは,表示・印刷セットアップの「キー操作2」タブの「コピー&ペーストモード」で「単一フィールド」を選択してください。

次に,特殊なペーストについて説明します。

矩形領域をペーストする場合,ペースト前のXMAP3画面のカーソルがフィールドの途中に位置づいていても,フィールドの先頭からペーストされます。
[図データ]