画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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3.4.7 けい線

けい線は縦方向,または横方向に1本の線を引きます。配置した複数のオブジェクトの間を区切るときに使用します。

なお,けい線は,APとのインタフェースを持ちません。そのため,けい線を追加,修正,または削除してもAPに影響はありません。また,けい線はボックスを通過して引いたりすることはできません。なお,CUI画面で使用できるけい線は,実線だけです。

<この項の構成>
(1) 線の位置
(2) 矩形および表けい線

(1) 線の位置

CUI画面の横けい線の位置は,行の「上/下」から選べます。縦けい線には位置の種類はありません。

図3-2 けい線の位置

[図データ]

(2) 矩形および表けい線

けい線はオブジェクトを区切る以外にも次のように使用できます。

(a) 矩形

指定した範囲をけい線で囲むときに使用します。

(b) 表けい線の枠

表を作成するときに使用します。表に見出しを付けるか付けないかも指定できます。

(c) 表けい線の繰り返し

縦方向,または横方向に等間隔のけい線を引くときに使用します。横方向の繰り返しの間隔は「2行/1行/自動」から選べます。

また,けい線は,横けい線の始点,交点,および各行の縦けい線に半角文字で1文字分のけい線情報用の領域を占有します。このため,けい線を画面上に配置する場合には,ほかの項目と重ならないようにします。

なお,けい線は複数行にわたるフィールドの途中の行には引けません。また,フィールドを通過して引くこともできません。