画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
GUI画面上に,固定グラフィックを貼り付けられます。固定グラフィックを使用するには,あらかじめWindows形式の固定グラフィックファイルを用意しておきます。グラフィックファイルのサイズやデータ形式については「付録D 画面定義の制限値」を参照してください。また,XMAP3が標準提供しているクリップアートを利用することもできます。
固定グラフィックには,レイアウト領域に配置したあと,ボックスサイズを基準にしてサイズを変更できる表示方法と,レイアウト領域に配置したままのサイズで固定する表示方法があります。XMAP3の表示領域は行列単位でサイズを指定するのに対し,固定グラフィックはドット単位でサイズを変更する上,ディスプレイの画面解像度によって行列当たりのドット数が異なるため,表示の際に何を優先するかで使い分けてください。
異なる画面解像度のディスプレイ上で,画面上の固定グラフィックサイズを同じにしたい場合に使用します。固定グラフィックダイアログで「ボックスサイズに合わせて表示する」を指定しておくと,固定グラフィックをレイアウト領域に配置したあとで, 指定した領域サイズに合わせて固定グラフィックを拡大・縮小できます。ただし,この場合,読み込んだファイル中の固定グラフィックに比べて表示が不鮮明になることがあります。どのディスプレイ上でも,見た目にあまり差がないような固定グラフィックを表示するためには,領域サイズを次のように決めることをお勧めします。
固定グラフィックを,読み込んだファイルと同じくらい鮮明に表示したい場合は,固定グラフィックダイアログで「ボックスサイズに合わせて表示する」を指定しません。この場合,固定グラフィックのサイズをレイアウト領域上で変更できないので,表示領域が読み込んだ固定グラフィックファイルよりも小さい場合,はみ出した部分はカットされます。
大きいサイズの固定グラフィックを鮮明に表示するためには,640×480ドットの画面解像度のディスプレイをベースに領域サイズを決めることをお勧めします。
画面上に配置する固定グラフィックのサイズと,カラーの扱いについては,「付録D 画面定義の制限値」を参照してください。
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