画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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2.4.14 チェックボタンボックス

入力データを,画面表示している候補(チェックボタンボックス)をオン状態にして指定します。チェックボタンでは,チェックボタンボックスの中からボタンを複数選択できます。

チェックボタンには,ボタンラベルをドローで定義する「固定チェックボタン」と,APから指定する「可変チェックボタン」があります。

チェックボタンは,表示データ量や選択肢の数が少ないときに使用します。また,ボタンを選択しなくてもエラーにならないため,オプション的な選択をするのに適しています。チェックボタンでは,表示データ量は漢字で最大32文字,選択肢の数は64個までですが,表示データ量が漢字で10文字程度,選択肢の数が10個程度のときに使用することをお勧めします。

チェックボタンの表示属性の標準値は文字色が「黒」です。なお,チェックボタンボックスの表示属性の詳細については,「付録A 属性情報一覧」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表示形式
(2) 使用目的
(3) 入出力時のAPインタフェース
(4) 表示属性の動的変更

(1) 表示形式

[図データ]

注1
ラベルのないボタンも作成できます。

注2
ボタンの並びは,チェックボタンボックスで「ボタンを横に並べる」を指定したときは左から右へ,指定していないときは上から下へとなります。

(2) 使用目的

使用目的によって,入力データをチェックできます。ただし,ラベルのデータ型は,使用目的の指定と連動しません。ラベルのデータ型の「文字(XX)」は「日本語」の属性になります。使用目的と入力データの関係については,「付録A.9 表示属性の解説」の表A-8を参照してください。

(3) 入出力時のAPインタフェース

チェックボタンには,固定チェックボタン可変チェックボタンがあります。固定チェックボタンはラベル,およびラベルに対応する通知コードを画面定義時に指定します。可変チェックボタンはラベル,およびラベルに対応する通知コードをAPで指定します。

チェックボタンボックスからボタンを選択したあとで画面を送信すると,ボタンに対応する通知コードが入力論理マップに格納されます。

(4) 表示属性の動的変更

チェックボタンの活性/不活性や表示属性をAP実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「1.5.6 表示属性の動的変更」を参照してください。