画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.4.7 出力テキストボックス

出力テキストボックスは,APから渡される可変データを表示するときに使用します。表示するデータに応じて,データの種別(使用目的)を選べます。出力テキストボックスの表示属性の詳細については「付録A 属性情報一覧」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表示形式
(2) 出力時のAPインタフェース
(3) 表示属性の動的変更

(1) 表示形式

画面属性ダイアログの基準文字サイズで,表示するデータの文字サイズを「大」「中」「小」から選べます。また,表示されている文字に対し,さらに文字サイズを指定できます。また,文字を強調するために太字や斜体も使用できます。

[図データ]

[図データ]

(2) 出力時のAPインタフェース

COBOLの場合,ピクチャ文字による編集ができます。なお,C言語の場合,すべて「char」として扱われます。

(a) 出力データ
(b) データ格納形式

出力フィールドでは,埋字や桁寄せなどのデータの編集もできます。APがデータ有無コードを格納し,出力論理マップに代入した有効データの長さが出力フィールドデータ名の領域の長さより短い場合,出力フィールドデータ名の領域の余った部分を埋め字に置き換えます。また,出力データを出力フィールドデータ名の領域の右側に格納するか,左側に格納するかは,桁寄せ向きに従います。

(3) 表示属性の動的変更

出力テキストの表示属性は実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「1.5.6 表示属性の動的変更」を参照してください。