画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
GUI画面の設計ではさまざまな機能が利用できるので,大量の画面を必要とする基幹業務などへの適応ができます。しかし,利用できる機能が多ければ多いほど,ポイントをしぼって設計しなければ煩雑な画面になってしまいます。
ここでは,より快適に業務を行うための画面の設計のポイントについて説明します。
使いやすいGUI画面の特長を次に示します。
GUI画面を設計するときには,次の点をよく検討します。
一つのGUI画面には,まとまりのある機能を持たせます。最初に表示する画面にはなるべく汎用的な機能を持たせ,そこから二次ウィンドウやダイアログに制御を移していく方が,画面を効率良く使えます。
操作方式や画面形式を統一すると,初めて操作する画面でもそれまでの経験を基に操作できるので,効率良く作業ができます。また,決まった機能を持つボタンの位置が画面間で統一されていれば,誤入力や誤操作を防げます。
GUI画面の特長である多彩な色を使いながら,見やすい画面にするには,次の点に注意してください。
具体的な画面での色使いについては,サンプル画面を参考にしてください。
熟練者でも初心者でも操作しやすいように配慮してください。
操作をすべて画面に集中させずに,今までのオペレーションとの連続性や手間などを考慮して機能を割り振ってください。
ブラウン管や液晶画面などのハードウェアデバイスによって,表示結果やサイズが異なる点を考慮してください。
基幹業務は,大量の画面,APから構成されています。また,常に変更・更新されます。これらの点を考慮して,生産性,保守性,信頼性について十分,検討してください。
これまでCUI画面上で操作していたものをGUI画面に移行させる場合,各フィールドに対応するGUIの機能は次のようになっています。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2006, Hitachi, Ltd.