画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門
XMAP3では,画面・帳票を定義する機能に加えて,WSの資産をPCにインポートして,PCの環境で画面・帳票を編集します。また,新規にWS用の画面・帳票のレイアウトを定義できます。
- WSで利用する画面・帳票をPCに移行する
PCを開発および実行に利用する形態です。概要を図1-17に示します。
従来,WSで利用していたパネル定義文※をPCに転送し,WS用のインポート機能を利用してPC用のマップ定義ファイルに変換します。変換したマップ定義ファイルは,PCのXMAP3で編集できます。これで,WSの画面・帳票をPC用に変換して,PC上のアプリケーションプログラムから利用できます。
- 注※
- 資産があるのは,HP-UX,HI-UX/WE2だけです。
図1-17 WSの画面・帳票をPCに移行する形態の概要
- PCで定義した画面・帳票をWSで運用する
PCを開発環境として利用する形態です。概要を図1-18に示します。
XMAP3で画面・帳票を定義して,マップ定義ファイルから,WS用のマップ(論理マップおよび物理マップ)を生成します。この論理マップおよび物理マップをWSへファイル転送し,アプリケーションプログラムで利用します。
EUC環境で使用する場合は,WSへ転送後,iconvコマンドを使用して,論理マップをシフトJISからEUCに変換します。
図1-18 PCで定義してWSで運用する形態の概要
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