HI-UX/WE2環境で使用していた書式記述文をPC用の書式変換ファイルに変換するまでの流れを次に示します。

1. 必要なソフトウェアの準備
   XMAP3をPCにインストールします。また，PCでFTPが使用できることを確認してください。
   
2. 書式記述文インポート前の準備
   書式記述文をインポートする前に，インポートする書式記述文ファイルの格納用フォルダと，インポートで生成する書式定義ファイル格納用フォルダを作成します。また，XMAP3の開発環境も設定します。さらに，PC上でテスト印刷を行うためには，実行環境のセットアップも必要です。
   
3. 書式記述文ファイルのPCへの転送
   HI-UX/WE2から，書式記述文ファイルをPCに転送します。部品ファイルも転送します。「17.4.3　書式記述文の転送」を参照してください。
   
4. 書式記述文ファイルを書式定義ファイルに変換
   インポート機能を使って，書式記述文ファイル（および部品ファイル）を，XMAP3のドローで使用する書式定義ファイルに変換します。「17.4.4　書式記述文のインポート」を参照してください。ただし，変換時に内容が変更される定義があります。詳細は，「付録D.3　インポートした記述文の内容とドローの関係」を参照してください。
   
5. 書式オーバレイの定義
   XMAP3のドローを使って，書式オーバレイのレイアウトを定義します。「17.4.5　ドロー機能による書式定義」を参照してください。