画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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17.4.4 書式記述文のインポート

<この項の構成>
(1) 文字属性名の決定
(2) 書式記述文ファイルの変換

(1) 文字属性名の決定

書式記述文では,文字属性を「文字属性名」で指定します。あらかじめ,使用する文字と,それに対応する文字属性名を決定します。文字属性名の詳細については,マニュアル「書式オーバレイゼネレータ FOG2/W 解説・使用の手引」を参照してください。

書式記述文のインポートでは,「文字属性名」を書式記述文のインポート前に設定する必要があります。

文字属性名を設定するには,ユティリティを使用します。

なお,ターミナルサービス構成の環境では,一つのクライアントだけが文字属性名を設定できます。複数のクライアントが同時に文字属性名を設定することはできません。また,文字属性名の設定は,運用管理者が実施してください。

  1. ドローセットアップを起動し,ターゲット環境が正しく設定されていることを確認します。
  2. [ユティリティメイン]ダイアログで「インポート」を選択し,「詳細」で「タイプ1/2/R書式」を選択して[実行]ボタンをクリックします。
    [書式定義文からPC書式定義変換]ダイアログが表示されます。
  3. [設定]ボタンをクリックします。
    [オプション設定]ダイアログが表示されます。
  4. [文字属性名設定]タブをクリックして,[標準値変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  5. [標準値変更]ダイアログが表示されます。標準値が表示されているので,必要に応じて変更して[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

    [オプション設定]ダイアログに戻ります。
  6. 文字属性名を追加する場合は[追加]ボタンをクリックします。変更する場合は変更したい文字属性名を選択し,[変更]ボタンをクリックします。
  7. [文字属性名の追加/変更]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    次に示す項目を設定してから,[OK]ボタンをクリックします。
    • 文字属性名
    • 書体
    • 文字サイズ
    • 種別
    なお,このダイアログで登録した文字属性名は,標準の文字属性名よりも優先されます。また,同じ文字属性名を複数個設定した場合は,先に設定した文字属性名が優先されます。
    必要に応じて,6.と7.の手順を繰り返してください。
  8. [オプション設定]ダイアログで[OK]ボタンをクリックして,文字属性名の設定を保存します。

(2) 書式記述文ファイルの変換

(a) インポート機能の設定を行う

XMAP3のユティリティを起動させてください。なお,ターミナルサービス構成の環境では,一つのクライアントだけが文字属性名を設定できます。複数のクライアントが同時に文字属性名を設定することはできません。

  1. [ユティリティメイン]ダイアログで,「インポート」を選択し,「詳細」で「タイプ1/2/R書式」を選択して[実行]ボタンをクリックします。
    [書式定義文からPC書式定義変換]ダイアログが表示されます。
  2. [設定]ボタンをクリックします。
    [オプション設定]ダイアログが表示されます。
  3. 書式インポート]タブをクリックします。

    [図データ]

    インポートする書式で部品ファイルが使われている場合は,「部品ファイルを使用する」を選んでから[参照]をクリックして,PCに転送した部品ファイルの格納場所を指定してください。
    また,「入力元ターゲット」には,対象となる書式を使用していたプラットホームである「WS」を設定してください。
  4. 部品ファイルと入力元ターゲットを設定したあと,[オプション設定]ダイアログの[OK]ボタンをクリックして,設定を保存します。
(b) インポート機能を呼び出す

書式記述文のインポートには,ユティリティのインポート機能を使用します。操作方法は,「15.9 インポート」を参照してください。