変換対象となるパネル定義文を，HI-UX/WE2またはHP-UXからPC上に転送します。

HI-UX/WE2またはHP-UX上のパネル定義文は，FTPを利用してHI-UX/WE2またはHP-UXからPCへ転送します。PCに転送したファイルの拡張子は「.xmap」としてください。ユティリティのインポート機能を使用する場合は，ファイルの拡張子が「.XMP」でも使用できます。

PC上でftpコマンドを使用して転送する手順を説明します。

1. ftpコマンドでHI-UX/WE2またはHP-UXにログインします。
2. getまたはmgetコマンドで，ファイルをHI-UX/WE2またはHP-UXからPCへ転送します。

ドローセットアップの［ドローの設定］で，接頭語を付加するように設定している場合，パネル定義文をインポート機能で変換するときに，接頭語が二重に付加されてしまいます。これを避けるために，インポート機能の変換オプションを設定してください。変換オプションの設定方法は，「17.3.3(3)　変換オプションの設定」を参照してください。

「17.3.3(2)　NAMEオペランドの接頭語がマップ名と同じ場合」に示したパネル定義文を変換する場合，インポート機能による変換を補正するために，変換オプションを設定してください。

インポート機能の変換オプションを設定するには，ユティリティを使用します。

なお，ターミナルサービス構成の環境では，一つのクライアントだけが変換オプションを設定できます。複数のクライアントが同時に変換オプションを設定することはできません。また，変換オプションの設定は，運用管理者が実施してください。

1. 「ユティリティ機能の選択」で「インポート」を選択する
   「詳細」で「端末画面・帳票」が選択されていることを確認してください。
   
2. ［実行］ボタンをクリックする
   ［パネル定義文からPCマップ定義変換］ダイアログが表示されます。
   
3. ［設定］ボタンをクリックする
   ［オプション設定］ダイアログが表示されます。
   

   

   • 「メインフレームから転送したパネル定義文を使用する」のチェックは，必ずオフにしてください。
   • 「17.3.3(2)　NAMEオペランドの接頭語がマップ名と同じ場合」に示したパネル定義文を使用する場合，「NAMEオペランドに（マップ名-）の接頭語を使用している」にチェックを付けてください。
   • 「表17-6　デバイス名とインポート機能での対応」に示すデバイスのパネル定義文をインポートする場合，「論理セグメント文群の論理／制御項目の論理マップを使用する（メインフレームのみ）」のオプションは有効となりません。オプションにチェックを付けても無視されます。
4. ［OK］ボタンをクリックする
   設定内容を登録して，ダイアログを閉じます。