サーバ側で動作するJavaプログラムから，EUR サーバ帳票出力機能を起動して帳票出力できる部品を提供しています。これを，JavaBeans起動部品といいます。

Webサーバ側のアプリケーション実行環境（Javaサーブレット，JSP，およびEJB）からJavaBeans起動部品を利用することで，サーバ側のアプリケーションを効率良く作成できます。

JavaBeans起動部品は，帳票ファイル名などをプロパティで設定し，出力実行メソッドを呼び出して帳票を出力します。

JavaBeans起動部品を実行すると，エラーログおよびトレースファイルが出力されます。エラーログには，実行時に発生したエラーなどが出力されます。トレースファイルはエラー時の原因調査などに使用します。

エラーログとトレースファイルについては，「8.4　JavaBeans起動部品のログ」を参照してください。

＜この節の構成＞

5.2.1　EURで提供するJavaBeans起動部品

5.2.2　JavaBeans起動部品の構成

5.2.3　JavaBeans起動部品の設定方法

5.2.4　JavaBeans使用時の注意

5.2.5　同時に指定できないメソッド