帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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EUR サーバ帳票出力機能を,JavaBeans起動部品で起動した場合,実行ログを出力します。実行ログには,次の2種類があります。
- エラーログ
JavaBeans起動部品の実行中に障害が発生した場合,障害情報としてメッセージとスタックトレースを出力します。
- エラーログファイル名
- ログファイル名は,EURPSJavaError_〔1-2〕.logです。
- エラーログファイルの出力先の指定
- プロパティファイル,またはシステムプロパティのTraceErrorFileDir(エラーログファイル出力フォルダ)で指定します。
- エラーログファイルの文字コード
- エラーログファイルの文字コードは,次に示すエンコーディングで出力されます。変換できない文字は,「?」で出力されます。
- Windows環境の場合:Windows-31J
- UNIX/Linux環境の場合:設定されている文字ロケール環境に依存します。
- エラーログファイルのファイルサイズの指定
- エラーログファイルのファイルサイズの標準は,1,048,576バイトです。
- エラーログファイルのファイルサイズは,プロパティファイル,またはシステムプロパティのTraceErrorFileSizeで変更できます。
- 指定できるファイルサイズは,4,096〜2,147,483,647バイトです。
- エラーログが指定したファイルサイズを超えた場合,EURPSJavaError_1.log,EURPSJavaError_2.logの順番でファイルを作成します。2ファイルを作成したあと,最初に作成したファイルから上書きしますのでご注意ください。
- トレースログ
JavaBeans起動部品の稼働状態などを出力します。
- トレースファイル名
- トレースファイル名は,EURPSJavaTrace(プレフィックス文字列)(プロセスID)_〔1-16〕.logです。
- プレフィックス文字列は,プロパティファイル,またはシステムプロパティのTraceFilePrefixに指定した文字列です。
- トレースファイルの出力先の指定
- プロパティファイル,またはシステムプロパティのTraceFileDir(トレースファイル出力フォルダ)で指定します。
- トレースファイルの文字コード
- トレースファイルの文字コードは,ロケールの文字コードに従います。ロケールに対応する文字コードについては,「付録C 作業環境の言語との対応」を参照してください。
- トレースファイルのファイルサイズの指定
- トレースファイルのファイルサイズの標準は,1,048,576バイトです。
- トレースログファイルのファイルサイズは,プロパティファイル,またはシステムプロパティのTraceFileSizeで変更できます。
- 指定できるファイルサイズは,4,096〜2,147,483,647バイトです。
- トレースファイルが指定したファイルサイズを超えた場合,ファイル名の末尾の数字1〜16の順番でファイルを作成します。16ファイルを作成したあと,最初に作成したファイルから上書きしますのでご注意ください。
- トレースログの出力形式
- トレースログの出力形式を次に示します。
- 番号 日付 時刻 AP名 pid tid 種別 メッセージ 改行コード
- 番号:トレースコードの通番を示す4桁の番号が出力されます。
- 日付:トレースの取得日付が「yyyy/mm/dd」の形式で出力されます。
- 時刻:トレースの取得時刻が「hh:mm:ss:sss」の形式で出力されます。
- AP名:「EURPrintService」固定で出力されます。
- pid:プロセスIDが出力されます。
- tid:スレッドIDが出力されます。
- 種別:トレース出力の契機となったイベント情報が出力されます。
- "FB":関数の開始
- "FE":関数の終了
- "EC":例外の発生
- メッセージ:メッセージが出力されます。
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