1.4.1 UAPの設計から実行までの流れ
UAPの設計から実行までの流れを次の図に示します。
- ポイント
-
このマニュアルでは,DMLによってSDBデータベースにアクセスする部分のUAPの設計方法と作成方法について説明しています。そのため,下記のUAPの開発の流れの図は,DMLによってSDBデータベースにアクセスする部分のUAP開発の流れを示しています。
- 注※1
-
これらの環境の構築作業は1回だけ実施します。
- 注※2
-
これらの操作を実行した場合,SDBデータベースにアクセスする部分のUAPの再プリプロセス,再コンパイル,および再リンケージが必要になります。
- ■各作業項目のマニュアル中の参照先
-
「図1-1 UAPの開発の流れ」の各作業項目は,次の表に示す参照先で説明しています。「図1-1 UAPの開発の流れ」で示している項番は,次の表の項番と対応しています。
表1‒2 UAP開発時の各作業項目の参照先 項番
作業項目
参照先
1
DMLによってSDBデータベースにアクセスする部分のUAPを設計する
2
DMLによってSDBデータベースにアクセスする部分のUAPのソースプログラムをコーディングする
3
プリプロセス,コンパイル,リンケージを実行する環境を構築する
4
プリプロセスを実行するための準備をする
5
プリプロセスを実行する
6
コンパイルとリンケージを実行するための準備をする
7
コンパイルとリンケージを実行する
8
デバッグを行う(ソースプログラムを修正する)
-
プリプロセスエラーが発生した場合
-
コンパイルエラー,またはリンケージエラーが発生した場合
9
UAPの実行環境(テスト環境)を構築する
10
UAPを実行(テスト)する
11
UAPの実行環境(本番環境)を構築する
12
UAPを本番環境に移行する
13
UAPを実行する
14
次のことが発生した場合
-
SDBデータベースの定義を変更した場合
-
DMLの記述を変更した場合
-
機能追加などによってUAPを改修した場合
15
UAPに障害が発生した場合,トラブルシュート機能を使用して障害要因を調査する
-