3.3.3 プリプロセスエラーが発生した場合の対処
プリプロセスエラーが発生した場合,標準エラー出力にエラーメッセージが出力されます。そのエラーメッセージの対処に従って,COBOLソースプログラムのデバッグを実施してください。
プリプロセスエラーが発生した場合のエラーメッセージの出力例を次に示します。
- エラーメッセージの出力例
/UAPsrc/DMLsrc/uap01.ecb: pdsdbcbl: /UAPsrc/DMLsrc/uap01.ecb, 23: KFPB65415-E: The specified SDB database name "DATABASE01" was not found in SDB directory information pdsdbcbl: /UAPsrc/DMLsrc/uap01.ecb, *: KFPB65000-I: DML preprocessing was ended, return code = 8
- [説明]
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下線部には,プリプロセスを実行したUAPソースファイル名が出力されます。pdsdbcblコマンドに指定したパスの形式で出力されます。
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色が付いている部分(例中の23)には,UAPソースファイル内のエラーの原因となった行の行番号が出力されます。エラーの原因が特定の行に起因しない場合は,行番号にアスタリスク(*)が出力されます。
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KFPB65000-Iメッセージには,pdsdbcblコマンドのリターンコードが出力されます。
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pdsdbcblコマンドのオプション指定誤りの場合や,コマンドの実行環境によるエラーの場合などは,メッセージ中にUAPソースファイル名が出力されません。
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