3.4.1 コンパイルおよびリンケージを実行するための準備作業
コンパイルおよびリンケージを実行する前に,ここで説明する準備作業を実施してください。
- 〈この項の構成〉
(2) コンパイラオプションの指定を確認する
次のことを確認してください。
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UAPのプリプロセスの実行時,-Xbオプションを指定してpdsdbcblコマンドを実行した場合,COBOLコンパイラのコンパイラオプションに-BigEndian,Binオプションと-Comp5オプション※を指定してください。
- 注※
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COBOL85のコンパイラオプションの場合は,-Bbオプションと-X5オプションを指定してください。
オプションを指定する理由については,「2.13 2進項目をビッグエンディアン形式にするUAPを作成する場合の注意事項」を参照してください。
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DMLを記述したUAPをコンパイルする際,COBOL2002のコンパイラオプションの-DynamicLinkオプションの指定は次のどちらかにしてください。
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-DynamicLinkオプションを指定しない
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-DynamicLink,IdentCallオプションを指定する(一意名指定のCALL文だけを動的なリンクとする)
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(3) コンパイル時に指定するHiRDBが提供するライブラリを確認する
コンパイルおよびリンケージをする際,次に示すHiRDBが提供するライブラリを指定する必要があります。
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XAインタフェースを使用する場合
libzcltys64.so(シングルスレッド対応)
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XAインタフェースを使用しない場合
libzcltk64.so