スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

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2.5 KFPHメッセージ


KFPH00031-E

RDAREA "aa....aa" not initialized, file=bb....bb,reason code=cc  (L)

RDエリア"aa....aa"のHiRDBファイルbb....bbは,初期化されていません。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が132文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから131文字を出力します。
cc:理由コード
1:RDエリアの再初期化が未完了
2:RDエリアの削除が未完了
3:RDエリアの統合が未完了
10〜19:RDエリアの管理情報が未設定
(S)
ユーザ用RDエリアの場合:
該当するRDエリアを閉塞して処理を続行します。
ユーザ用RDエリア以外の場合:
処理を終了します。ただし,HiRDBのコマンドを実行中にこのメッセージが出力された場合は,該当するRDエリアを閉塞して処理を続行します。
[対策]
次に示す原因のうち,どの原因でメッセージが出力されたかを調査し,RDエリアを正常にして再度処理を実行してください。
  1. データベース構成変更ユティリティの次に示す処理が正常終了していないため,このRDエリアは使用できません。
    ・RDエリアの再初期化
    ・RDエリアの削除
    ・RDエリアの統合
  2. RDエリアの回復に失敗しました。
  3. HiRDBファイルシステム領域が不整合です。
  4. マスタディレクトリ用RDエリア,又はデータディクショナリ用RDエリアと,エラーが発生したRDエリアを格納するHiRDBファイルシステム領域との同期が取れていません。
  5. RDエリアの内容が破壊されています。
なお,1〜5の原因に該当しないときは,保守員に連絡してください。

KFPH00035-W

Global buffer pool not allocated for RDAREA aa....aa  (L)

RDエリアにグローバルバッファプールが割り当てられていません。
aa....aa:RDエリア名
(S)RDエリアをクローズ状態にして,処理を続行します。
[対策]システム共通定義のpdbufferオペランドで,該当するRDエリアにグローバルバッファプールを割り当ててください。

KFPH00110-I

aa....aa command completed  (L+S)

HiRDBのコマンドaa....aaの処理が終了しました。
aa....aa:コマンド名称
(S)処理を終了します。

KFPH00115-I

aa....aa command failed  (L+S)

HiRDBのコマンドaa....aaは,処理できません。
aa....aa:コマンドの名称
(S)入力されたコマンドを無視して,処理を終了します。
ただし,次の処理が実行されている場合があります。
  1. pdholdコマンドの-cオプション又はpdrelsコマンドの-oオプションを指定していた場合は,コマンドの処理が途中まで実行されていることがあります。
  2. 複数のRDエリア又はサーバを指定した場合,コマンドの処理が一部のRDエリア又はサーバに対してだけ実行されていることがあります。
  3. 共用RDエリアの場合,コマンドの処理が一部のサーバに対してだけ実行されていることがあります。
[対策]システムの処置1.〜3.の場合の管理者の処置は次のとおりです。
  1. このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対策した後,pddblsコマンドでRDエリアの状態を確認し,再度コマンドを実行してください。
  2. pdbufmodコマンドを実行した場合は,このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対策した後にpdbuflsコマンドでグローバルバッファの状態を確認し,再度コマンドを実行してください。
    pdbufmodコマンド以外のコマンドを実行した場合は,このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対策した後,pddblsコマンドでRDエリアの状態を確認し,再度コマンドを実行してください。
  3. このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対策した後,pddbls -mコマンドで全バックエンドサーバの共用RDエリアの状態を確認し,不一致があれば再度コマンドを実行してRDエリアの状態を一致させてください。

KFPH00130-I

RDAREA aa....aa,RDAREA = bb....bb  (L+S)

指定したRDエリアを,閉塞,閉塞解除,オープン,クローズ,更新凍結,更新凍結解除,又はカレントRDエリアに変更しました。
aa....aa:RDエリアに対する処理の内容
held:RDエリアの閉塞(アクセス禁止)
held(inq):RDエリアの閉塞(参照可)
held(bu i):参照可能バックアップ閉塞
held(bu iw):参照可能バックアップ閉塞(更新WAITモード)
held(bu):更新可能バックアップ閉塞
held(bu w):更新可能バックアップ閉塞(WAITモード)
held(sync):同期化閉塞
held(org):オンライン再編成閉塞
released:RDエリアの閉塞解除
opened:RDエリアのオープン
closed:RDエリアのクローズ
freezed:RDエリアの更新凍結
unfreezed:RDエリアの更新凍結解除
current changed:カレントRDエリアの変更
bb....bb:RDエリア名称
(S)処理を続行します。

KFPH00131-E

pdhold command failed due to RDAREA already held, RDAREA = "aa....aa"  (L+S)

指定したRDエリアは既に障害閉塞しているため,コマンドでの閉塞はできません。
aa....aa:RDエリア名称
(S)該当するRDエリアの処理を無視して,処理を実行します。
(O)pddblsコマンドで,RDエリアの状態を確認してください。
障害閉塞になった原因を取り除いて閉塞解除した後,再度コマンドを実行してください。

KFPH00132-E

aa....aa command failed due to HiRDB error, bb....bb = cc....cc code = ddd[, server = ee....ee]  (L+S)

HiRDBサーバでエラーが発生したため,HiRDBのコマンドaa....aaは処理できません。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:誤りがあった指定(次に示すどれかが表示されます)
  • RDAREA
  • server
  • buffer pool
  • index
cc....cc:RDエリア名,サーバ名,グローバルバッファ名,又はインデクス名(名称が取得できなかった場合は*****が表示されます)
ddd:エラーコード
-2:データディクショナリ用RDエリアへのアクセスエラー
-4:通信先でメモリ不足発生
-7:RPC通信エラー
-20:RDエリアの再初期化が未完了
-21:RDエリアの削除が未完了
-22:ページ長がバッファ長よりも大きい
-23:RDエリアの統合が未完了
-24:該当するRDエリアにデータ未完状態の改竄防止表が存在
ee....ee:共用RDエリアの実行サーバ名称
共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
エラーコードが-4,-7の場合にだけサーバ名が出力されます。ただし,bb....bbにserverが出力される場合は出力しません。また,エラーコードが-2の場合はディクショナリサーバでのエラーのため出力しません。
(S)RDエリアの場合は該当するRDエリアの処理を無効にして処理を続行します。
サーバの場合はエラーがあったサーバの処理を無効にして処理を続行します。
グローバルバッファの場合は該当するグローバルバッファの処理を無効にして処理を続行します。
インデクスの場合は該当するインデクスの処理を無効にして処理を続行します。
(O)
エラーコードが-24の場合:
データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でデータ未完状態の改竄防止表のリロードを完了させてください。その後,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
エラーコードが-24以外の場合:
メッセージログファイルに出力されているメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
共用RDエリア使用時に,bb....bbにserverが出力されている,又はサーバ名が表示されている場合:
メッセージログファイルに出力されているメッセージを参照して,該当するサーバのエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH00133-E

RDAREA release failed due to not recovered, RDAREA = "aa....aa"  (L+S)

障害閉塞したRDエリアaa....aaを回復していないため,障害閉塞を解除できません。又は,同期化閉塞したRDエリアaa....aaに整合性のあるデータを反映していないため,閉塞解除できません。
aa....aa:RDエリア名称
(S)このRDエリアに対するコマンド処理を無効にして,処理を続行します。
[対策]pddblsコマンドでRDエリアの状態を確認してください。RDエリアが障害閉塞している場合は,次に示すどちらかの処置をしてRDエリアの障害閉塞を解除してください。
  • pdrstrコマンドでRDエリアを回復してください。
  • pdmodコマンドでRDエリアを再初期化してください。ただし,この場合,RDエリア内のデータが削除されます。
インナレプリカ機能使用時の同期化閉塞は,インナレプリカグループ内で整合性のある複製RDエリアのデータを反映した後に再度コマンドを実行してください。

KFPH00134-I

aa....aa command completed, server = bb....bb  (L+S)

サーバbb....bbで,運用コマンドaa....aaの処理が完了しました。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH00135-E

aa....aa command failed, server = bb....bb  (L+S)

サーバbb....bbで,運用コマンドaa....aaの処理ができませんでした。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:サーバ名
(S)エラーがあったサーバの処理を無効にして処理を続行します。
[対策]出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除いた後に,コマンドを再度実行してください。

KFPH00141-E

aa....aa command failed due to specified name invalid, RDAREA = "bb....bb"  (L+S)

指定されたRDエリア名が誤っているため,HiRDBのコマンドaa....aaの処理ができません。
マスタディレクトリ用RDエリアに対して,コマンドaa....aaは実行できません。又は,ユーザLOB用RDエリア以外のRDエリアに対して,pddbfrzコマンドは実行できません。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:RDエリア名
(S)該当するRDエリアの処理を無効にし,処理を続行します。
(O)正しいRDエリア名を指定して,再度コマンドを実行してください。RDエリア名の一括指定のパターン文字列を修正する場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照し,正しいパターン文字列を指定してから再度コマンドを実行してください。

KFPH00142-E

aa....aa command failed due to specified name not found, bb....bb = cc....cc[, server = dd....dd]  (L+S)

指定されたRDエリア名,サーバ名,バッファプール名,又は表名が見付かりません。このため,HiRDBのコマンドaa....aaの処理ができません。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:誤りがあった指定{ RDAREA | server | buffer pool | table }
cc....cc:RDエリア名,サーバ名,バッファプール名,又は表名
dd....dd:共用RDエリアの実行サーバ名
pddblsコマンド実行時に共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
(S)cc....ccに対応した次の処理をします。
  • RDエリア名の場合,該当するRDエリアの処理を無効にし,処理を続行します。
  • サーバの場合,エラーがあったサーバの処理を無効にして,処理を続行します。
  • バッファプールの場合,該当バッファプールの処理を無効にして,処理を続行します。
  • 表名の場合は,処理を中断します。
(O)正しいRDエリア名,サーバ名,バッファプール名,又は表名を指定して,再度コマンドを実行してください。RDエリア名を複数指定している場合で,二つ目以降のRDエリア名に「ALL」を指定しているときは,「ALL」だけを指定して再度コマンドを実行してください。

KFPH00145-E

aa....aa command failed due to HiRDB error, code = bbb[, server = cc....cc]  (L+S)

HiRDBシステムでエラーが発生しました。このため,HiRDBのコマンドaa....aaの処理ができません。
aa....aa:コマンド名称
bbb:エラーコード
-4:メモリ不足
-5:排他エラー
-6:排他解除エラー
-8:RDエリア情報管理ブロックのメンテナンスエラー
-9:トランザクション開始エラー
-10:HiRDBファイルシステム領域の情報取得エラー
-11:オブジェクトキャッシュの未解放
-12:オブジェクトキャッシュのロックができません。
-13:オブジェクトキャッシュのアンロックができません。
cc....cc:共用RDエリアの実行サーバ名
共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
(S)処理を終了します。
(O)メッセージログファイルに出力されているメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
  • サーバ名が表示されている場合
    メッセージログファイルに出力されているメッセージを参照して,該当するサーバのエラーの原因を取り除き,コマンドを再度実行してください。
  • pdorbegin -uコマンドを実行する場合
    RDエリアがオンライン再編成閉塞を解除できる状態かどうかを確認してください。

KFPH00153-E

aa....aa command failed due to RDAREA status invalid, RDAREA = bb....bb  (L+S)

RDエリアの状態が不正なため,aa....aaコマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:RDエリア名
(S)RDエリアに対する処理を無効にして,処理を続行します。
(O)pddblsコマンドでRDエリアの状態を確認して,正しい状態に修正して,再度コマンドを実行してください。
共用RDエリア使用時は,pddbls -mコマンドでサーバごとの共用RDエリアの状態を確認して,全共用RDエリアを正しい状態に修正してください。その後,コマンドを再度実行してください。
一時的にオンライン再編成閉塞から参照可能閉塞となっている場合,そのRDエリアはバックアップ閉塞にはできません。参照可能閉塞をpdrelsコマンドで閉塞解除し,更にpdorchgコマンド実行前の場合はpdorbeginコマンド,pdorchgコマンド実行後の場合はpdorendコマンドでオンライン再編成閉塞を解除し,その後にコマンドを再度実行してください。
RDエリアの状態によるコマンドの実行可否については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「RDエリアの状態によるユティリティ及びUAPの実行可否」を参照してください。ただし,pdorbeginコマンドの場合は,「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「RDエリアの状態遷移」を参照して,オリジナルRDエリアの正しい状態を確認してください。レプリカRDエリアの場合は,閉塞かつクローズ状態であることを確認してください。

KFPH00154-E

RDAREA open failed due to not recovered, RDAREA = "aa....aa"  (L+S)

障害閉塞したRDエリアaa....aaを回復していないため,オープンできません。
aa....aa:RDエリア名
(S)このRDエリアに対するコマンドを無効にし,処理を続行します。
[対策]RDエリアが閉塞した原因を取り除き,pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞状態を解除してください。

KFPH00155-W

RDAREA status changed, though not recovered, RDAREA = "aa....aa"  (L+S)

障害閉塞したRDエリアaa....aaを回復していませんが,RDエリアの状態を変更しました。又は,同期化閉塞したRDエリアaa....aaに整合性のあるデータを反映しないでRDエリアの状態を変更しました。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]RDエリアが閉塞した原因を調査し,運用に支障があれば,閉塞の原因を取り除いてください。

KFPH00156-E

Backup hold canceled due to deadlock occurred,RDAREA = "aa....aa"[, server = bb....bb]  (L+S)

デッドロックが発生したのでバックアップ閉塞を無効にしました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:共用RDエリアの実行サーバ名
共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
(S)処理を終了します。
(O)
更新WAITモードの参照可能バックアップ閉塞又は更新可能バックアップ閉塞中のRDエリアがある場合,デッドロック情報(共用RDエリアの場合はサーバのデッドロック情報)を参照してバックアップ閉塞RDエリア(資源種別0602)の排他を確保しているRDエリアを探してください。その後,そのRDエリアの閉塞をpdrelsコマンドで解除して,再度pdholdコマンドを実行してください。
それ以外の場合は時間を空けて再度pdholdコマンドを実行してください。デッドロック情報については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照ください。

KFPH00157-W

Unable to recover without log file because of update in backup hold, RDAREA=aa....aa  (L+S)

更新可能バックアップ閉塞(WAITモード)中にRDエリアaa....aaに更新処理がありました。このバックアップを使用してデータベースを回復する場合は,バックアップ取得直前のシンクポイントからのシステムログをアンロードしたアンロードログファイルが必要になります。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]RDエリアを回復する場合は,バックアップファイル及びアンロードログファイルを使用してください。

KFPH00210-I

Clustering disordered, table id = aa....aa  (L)

クラスタリング指定の表で,行が所定のセグメントに格納できなくなり,クラスタリング効果がなくなり始めました。
aa....aa:表番号
(S)処理を続行します。
(O)該当する表を再編成してください。

KFPH00211-I

RDAREA usage aaa%, RDAREA = "bb....bb"cc....cc  (L)

状況によるメッセージの意味を,次に示します。
〈システム定義pd_rdarea_warning_pointを指定していない場合〉
マスタディレクトリ用,データディレクトリ用RDエリア:
メッセージは出力されません。
データディクショナリ用,ユーザ用,ユーザLOB用,レジストリ用,レジストリLOB用RDエリア:
RDエリア"bb....bb"の,最終ファイルのセグメントのうち,相対位置aaa%目に当たるセグメントを使用し始めました。
〈システム定義pd_rdarea_warning_pointを指定している場合〉
マスタディレクトリ用,データディレクトリ用,データディクショナリ用,ユーザ用,レジストリ用RDエリア:
RDエリア"bb....bb"の,RDエリア全体のセグメントのうち,使用率aaa%目となるセグメントを使用し始めました。現在の,未使用セグメントの数は,cc....ccです。
ユーザLOB用,レジストリLOB用RDエリア:
RDエリア"bb....bb"の,RDエリア全体のセグメントのうち,相対位置aaa%目となるセグメントを使用し始めました。有効性能を維持できる残りのセグメントの数は,cc....ccです。
注※有効性能:
ユーザLOB用RDエリアは,データベース領域を一度も最後まで使用していない時が,最も処理能力が高くなります。有効性能とは,この処理能力が高い状態のことです。データベースを一度でも,最後まで使用した場合は,処理能力が劣化するため,事前にデータベースの再編成をするなどの処置が必要になります。
aaa:次のうち,どれかが出力されます。
  • RDエリアの最終ファイルの使用セグメント相対位置
  • RDエリア全体のセグメント使用率
  • RDエリア全体の使用セグメント相対位置
bb....bb:該当するRDエリア名称
cc....cc:セグメント使用率追加情報, dd....dd segments unused
(dd....dd 残りセグメント数)
(S)処理を続行します。
このメッセージの対象となるRDエリアは,容量不足で新しいセグメントを割り当てできなくても,追加,更新などをしている既存のセグメントに空きがあれば,そのセグメントを利用して処理を続行します。
なお,このメッセージは,表示の対象となったセグメントが,表の削除,表の再編成などによって解放されて,その後,同じセグメントを使用すると,再度表示されます。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]次のコマンド又はユティリティを使って,RDエリアに残っている容量を調査し,表に示すような処置を取ってください。
〈残り容量を調査するためのコマンド〉
  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)
    -aオプションを指定すると,RDエリアの使用状況が表示できます。すべてのRDに使用できます。
  • データベース状態解析ユティリティ(pddbst)
    物理的解析,又は論理的解析で,RDエリアの使用状況が分かります。データディクショナリ,ユーザ,LOB用のRDエリアに使用できます。
〈処置〉処置を次の表に示します。
RDエリアの種別 システム定義pd_rdarea_warning_pointを指定していない場合 システム定義pd_rdarea_warning_pointを指定している場合
マスタ・データディレクトリ用RDエリア メッセージは出力されません。
  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又は,メッセージに出力されたセグメント使用率追加情報を参照して,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,RDエリアを拡張してください。
  • データベース状態解析ユティリティ(pddbst)は,このRDエリアには使用できません。また,このRDエリアの再編成はできません。
データディクショナリ用RDエリア
  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,RDエリア単位又は表単位で表を再編成するか,RDエリアを拡張してください。

  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,又は,メッセージに出力されたセグメント使用率追加情報を参照して,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,RDエリア単位又は表単位で表を再編成するか,RDエリアを拡張してください。
ユーザ用RDエリア
  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,RDエリア単位又は表単位で表を再編成するか,RDエリアを拡張してください。

  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,又は,メッセージに出力されたセグメント使用率追加情報を参照して,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,表のRDエリア単位の再編成又は表単位の再編成をしてください。又は,RDエリアを拡張してください。
LOB用RDエリア
  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,ユーザLOB用エリア単位の再編成又は表単位の再編成をしてください。又は,RDエリアを拡張してください。

  • データベースの状態表示コマンド(pddbls)又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,又は,メッセージに出力されたセグメント使用率追加情報を参照して,対象となるRDエリアの使用状況を調べます。
  • 使用状況に応じて,ユーザLOB用RDエリア単位の再編成又は表単位の再編成をしてください。又は,RDエリアを拡張してください。

KFPH00212-I

Table should be reorganized,RDAREA="aa....aa",AUTHID=bb....bb,TABLE=cc....cc  (L)

表の再編成が必要な状態になりました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:認可識別子
cc....cc:表識別子
(S)処理を続行します。
[対策]データベース再編成ユティリティ(pdrorg)で,表を再編成してください。ただし,次に示す場合は,RDエリアの容量を拡張する必要があります。
  • 同一のRDエリアの表に対してこのメッセージが頻繁に出力される場合
  • 表の再編成中,又は表の再編成直後にこのメッセージが出力される場合

KFPH00213-W

All segments in RDAREA "aa....aa" allocated  (L)

表,又はインデクスに対して新規セグメントを確保しようとしましたが,RDエリアaa....aaの全セグメントが使用されています。
このメッセージは,データディクショナリ用RDエリア,データディクショナリLOB用RDエリア,ユーザ用RDエリア,及びユーザLOB用RDエリアに対して出力されます。また,このメッセージはサーバの起動後1RDエリアごとに1度だけ出力され,次の契機で警告メッセージ出力済み状態が解除されます。
  • HiRDBサーバの起動
  • RDエリアの閉塞解除
  • 運用コマンドによるRDエリアのオープン
  • RDエリアの拡張
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
このメッセージの対象となるRDエリアが容量不足で新しいセグメントを割り当てできなくても,追加又は更新などをしている既存のセグメントに空きがあれば,そのセグメントを利用して処理を続行します。
なお,このメッセージの表示対象となったセグメントが,表の削除や再編成などによって解放され,その後,同じセグメントを使用すると,このメッセージが再度表示されます。
[対策]KFPH00211-Iメッセージの対策を参照して処置してください。

KFPH00306-E

RDAREA "aa....aa" held due to bb....bb  (L)

RDエリアaa....aaをbb....bbの理由で障害閉塞しました。
インメモリRDエリアの場合はバッファ障害状態となります。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:閉塞した理由
LIST RDAREA error:
リスト用RDエリアの異常を検知しました。
error occurred in log less utility:
ログを取得しないユティリティの処理で異常を検知しました。RDエリアを閉塞します。
error occurred in log less uap:
ログを取得しないUAPの処理で異常を検知しました。RDエリアを閉塞します。
error occurred in table of RECOVERY NO option at BLOB column:
BLOB列がRECOVERY NOオプションです。RDエリアを閉塞します。
i/o error occurred:
入出力エラーが発生しました。
open error occurred:
オープンエラーが発生しました。
page corrupted:
ページ内の内部矛盾を検知しました。
rollback failed:
ロールバックに失敗しました。
time stamp invalid:
ページ内タイムスタンプの不一致を検知しました。
object ID invalid:
ページ内オブジェクトIDの不一致を検知しました。
(S)RDエリアからの入力中の場合(ただし,データベース回復ユティリティ,リラン,ロールバック,及びログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの処理を除く),処理を中断してロールバックします。それ以外の場合,処理を続行します。
[対策]
インメモリRDエリアの場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照して障害回復してください。それ以外の場合は,次の対策をしてください。
LIST RDAREA errorの場合:
リスト用RDエリアが障害閉塞した後,RDエリアを回復しないで強制的に閉塞解除した状態でHiRDBを起動した場合に出力されます。リスト用RDエリアの再初期化をしてからpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
error occurred in log less utilityの場合:
次に示す方法でRDエリアを回復してください。
  • データベースをバックアップ取得時点の状態に回復するとき
    回復対象のRDエリアをpdcloseコマンドでクローズし,データベース回復ユティリティで回復してください。その後,pdrels -oコマンドでRDエリアの閉塞を解除してオープンにし,業務を再開してください。
  • データベース回復ユティリティを使用しないで,初期データを使用してRDエリアを回復するとき
    回復対象のRDエリアをpdcloseコマンドでクローズし,データベース構成変更ユティリティでRDエリアの再初期化をしてください。その後,pdrels -oコマンドでRDエリアの閉塞を解除してオープンにしてから初期データを表に格納し直し,業務を再開してください。
なお,ログレスモードでの運用方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
error occurred in log less uapの場合:
次に示す方法でRDエリアを回復してください。
  • データベースをバックアップ取得時点の状態に回復するとき
    回復対象のRDエリアをpdcloseコマンドでクローズし,データベース回復ユティリティで回復してください。その後,pdrels -oコマンドでRDエリアの閉塞を解除してオープンにし,業務を再開してください。
  • データベース回復ユティリティを使用しないで,初期データを使用してRDエリアを回復するとき
    UAPが更新したすべての表の行データをPURGE TABLE文で削除し,pdrelsコマンドで閉塞を解除してください。その後,初期データを表に格納し直し,業務を再開してください。
なお,ログレスモードでの運用方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
error occurred in table of RECOVERY NO option at BLOB columnの場合:
次に示す方法でRDエリアを回復してください。
  • データベースをバックアップ取得時点の状態に回復するとき
    回復対象のRDエリアをpdcloseコマンドでクローズし,データベース回復ユティリティで回復してください。その後,pdrels -oコマンドでRDエリアの閉塞を解除してオープンにし,業務を再開してください。
  • データベース回復ユティリティを使用しないで,初期データを使用してRDエリアを回復するとき
    閉塞しているRDエリアの表のうちLOB列を含む表の行データをPURGE TABLE文で削除し,pdrelsコマンドで閉塞を解除してください。その後,初期データを表に格納し直し,業務を再開してください。
なお,ログレスモードでの運用方法の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
i/o error occurredの場合:
直前に出力されるKFPH22003-E又はKFPH23100-Eを参照し,入出力エラーの要因を取り除いてください。RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
open error occurredの場合:
直前に出力されるKFPH22003-E又はKFPH23100-Eを参照し,オープンエラーの要因を取り除いてください。RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
time stamp invalidの場合:
保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので保管しておいてください。RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
そのほかの場合:
RDエリアの回復に失敗している可能性があります。次の項目を調べてください。
  • 過去にそのRDエリアが障害閉塞していて,RDエリアを回復していない,又はデータベース回復ユティリティが失敗している状態で強制的にRDエリアを閉塞解除して運用している
  • HiRDBを強制開始して運用している
  • HiRDBを強制終了又はHiRDBが異常終了している状態で,ステータスファイル及びログファイルを初期化した後,HiRDBを再起動して運用している
  • 過去にバックアップからRDエリアを回復するとき,回復したRDエリアに関連するすべてのRDエリアをバックアップから回復していない
  • HiRDBを強制終了又はHiRDBが異常終了している状態で,バックアップをリストアし,HiRDBを再起動している
上記の項目に該当する場合は,RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
上記の項目に該当しない場合,保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので保管しておいてください。RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの場合:
ログ適用不可能状態となっています。マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照し,対処してください。

KFPH00307-E

RDAREA "aa....aa" HELD(CMD) due to bb....bb  (L)

RDエリア"aa....aa"をbb....bbの理由でコマンド閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:閉塞した理由
time stamp invalid:ページ内タイムスタンプの不一致を検知しました。
i/o error occurred:入出力エラーが発生しました。
open error occurred:オープンエラーが発生しました。
object ID invalid:ページ内オブジェクトIDの不一致を検知しました。
page corrupted:ページ内の内部矛盾を検知しました。
data unfinished:データ未完状態の改竄防止表を検出しました。
(S)該当するRDエリアをコマンド閉塞して,ロールバックします。
[対策]
time stamp invalidの場合:
保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので保管しておいてください。該当するRDエリアに対してKFPH00306-Eメッセージが出力されていなければ,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開できます。KFPH00306-Eメッセージが出力されている場合は,RDエリアの回復が必要です。KFPH00306-Eに対する処置をしてください。
i/o error occurredの場合:
該当するRDエリアに対してKFPH00306-Eメッセージが出力されていなければ,直前に出力されるKFPH22003-E又はKFPH23100-Eを参照し,入出力エラーの要因を取り除いてください。その後,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
KFPH00306-Eメッセージが出力されている場合は,RDエリアの回復が必要です。KFPH00306-Eに対する処置をしてください。
open error occurredの場合:
該当するRDエリアに対してKFPH00306-Eメッセージが出力されている場合は,RDエリアの回復が必要です。KFPH00306-Eに対する処置をしてください。
KFPH00306-Eメッセージが出力されていなければ,直前に出力されるKFPH22003-E又はKFPH23100-Eを参照し,オープンエラーの要因を取り除いてください。その後,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
data unfinishedの場合:
該当するRDエリアにデータ未完状態の改竄防止表があります。データベース再編成ユティリティ(pdrorg)でデータ未完状態の改竄防止表のリロードを完了させてください。その後,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
そのほかの場合:
RDエリアの回復に失敗している可能性があります。次の項目を調べてください。
  • 過去にそのRDエリアが障害閉塞していて,RDエリアを回復していない,又はデータベース回復ユティリティが失敗している状態で強制的にRDエリアを閉塞解除して運用している
  • HiRDBを強制開始して運用している
  • HiRDBを強制終了又はHiRDBが異常終了している状態で,ステータスファイル及びログファイルを初期化した後,HiRDBを再起動して運用している
  • 過去にバックアップからRDエリアを回復するとき,回復したRDエリアに関連するすべてのRDエリアをバックアップから回復していない
上記の項目に該当する場合は,RDエリアをデータベース回復ユティリティで回復した後にpdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開してください。
上記の項目に該当しない場合,保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので保管しておいてください。該当RDエリアに対してKFPH00306-Eメッセージが出力されている場合は,RDエリアの回復が必要です。KFPH00306-Eに対する処置をしてください。KFPH00306-Eメッセージが出力されていなければ,pdrelsコマンドで閉塞を解除し,業務を再開できます。

KFPH00308-E

Page corrupted,RDAREA="aa....aa",file name=bb....bb,offset=cc....cc  (L)

ページ破壊を検知しました。
インメモリRDエリアの場合は,インメモリデータバッファ上でページ破壊を検知しました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が132文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから131文字を出力します。
cc....cc:HiRDBファイルの先頭からの相対バイト位置です。ページ破壊の箇所を10進数で示しています。
(S)このRDエリアを閉塞し,簡易ダンプファイルを出力します。インメモリRDエリアの場合は,バッファ障害状態となります。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]保守員に連絡してください。閉塞したRDエリアはデータベース回復ユティリティで回復してください。インメモリRDエリアの場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照して障害回復してください。

KFPH00309-E

DB error inf1=(file=aa....aa,offset=bb....bb,pno=cc....cc,fno=dd)  (L)

データベースエラー時の保守情報を出力します。
aa....aa:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が132文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから131文字を出力します。
(不明の場合は******が表示されます)
bb....bb:エラーを検出したページの,HiRDBファイルの先頭からのオフセット
(不明の場合は******が表示されます)
cc....cc:ページ番号
dd:ファイル番号
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの後に出力されるKFPH00306-E,KFPH00307-E,KFPH22025-E,KFPH22026-E,KFPH23023-I,又はKFPH23040-Iのどれかのメッセージ,及びアボートコードの処置に従ってください。

KFPH00310-E

DB error inf2=(func=aa....aa,line=bbbbb,RDAREA="cc....cc",RDID=dd....dd,ptype=e,
TBLID=ff....ff,IDXID=gg....gg,LSTID=hh....hh,opcode=iiiii,stype=jj)  (L)

データベースエラー時の保守情報を出力します。
aa....aa:エラーが検出された関数の名称
bbbbb:エラーが検出された行番号
cc....cc:RDエリア名(不明の場合は******が表示されます)
dd....dd:RDエリアID
e:検出ページ種別
I:インデクス
T:データ
D:ディレクトリ
L:リスト
B:LOB
ff....ff:該当する表のID(不明の場合は******が表示されます)
gg....gg:該当するインデクスのID(不明の場合は******が表示されます)
hh....hh:該当するリストのID(不明の場合は******が表示されます)
iiiii:オペレーションコード(不明の場合は***が表示されます)
jj:スキャンタイプ(不明の場合は**が表示されます)
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの後に出力されるKFPH00306-E,KFPH00307-E,KFPH22025-E,KFPH22026-E,KFPH23023-I,又はKFPH23040-Iのどれかのメッセージ,及びアボートコードの処置に従ってください。

KFPH00311-E

RDAREA "aa....aa" held in Real_Time_SAN_Reprication backup site,due to bb....bb in Real_Time_SAN_Reprication usually site  (L)

ログ適用サイトでRDエリア"aa....aa"をbb....bbの理由で障害閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:閉塞した理由
log less utility executed:
業務サイトでログレスモード又は更新前ログ取得モードのユティリティを実行しました。
log less uap executed:
業務サイトでログレスモードのUAPを実行しました。
table of RECOVERY NO/PARTIAL option at BLOB column is changed:
業務サイトでBLOB列がRECOVERY NO又はRECOVERY PARTIALオプションの表を更新しました。
database structure modification utility executed:
業務サイトでデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)を実行しました。
なお,この理由を出力する契機は,システムログ適用化の処理中のRDエリアに対して,次の機能を使用した場合です。
  • RDエリアの拡張(expand rdarea文)
  • RDエリアの再初期化(initialize rdarea文)
  • RDエリアの削除(remove rdarea文)
  • RDエリアの移動(move rdarea文)
  • RDエリアの属性変更(alter rdarea文)
held:
業務サイトのRDエリアが障害閉塞しました。
(S)処理を続行します。
[対策]ログ適用不可能状態となっています。マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」参照し,対処してください。

KFPH00312-E

RDAREA "aa....aa" HELD(CMD) in Real_Time_SAN_Reprication backup site,due to bb....bb in Real_Time_SAN_Reprication usually site  (L)

ログ適用サイトでRDエリア"aa....aa"をbb....bbの理由でコマンド閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:閉塞した理由
HELD(CMD):
業務サイトでコマンド閉塞しました。
(S)処理を続行します。
[対策]該当するRDエリアに対してKFPH00311-Eメッセージが出力されていなければ,業務サイトで出力されるKFPH00307-Eメッセージを参照して処置をしてください。KFPH00311-Eメッセージが出力されている場合は,KFPH00311-Eに対する処置をしてください。

KFPH00313-E

Time stamp invalidity information,(header value=aa....aa,footer value=bb....bb)  (L)

ページ内タイムスタンプ不一致検知時の保守情報を出力します。
aa....aa:ページヘッダ部タイムスタンプ取得値
bb....bb:ページフッタ部タイムスタンプ取得値
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの後に出力されるKFPH00306-E,KFPH00307-E,KFPH22025-E,及びKFPH22026-Eのどれかのメッセージ,及びアボートコードの処置に従ってください。

KFPH00372-I

RDAREA "aa....aa" not recovered from hold status  (L)

回復していない障害閉塞RDエリアがあります。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]該当するRDエリアを回復した後,閉塞状態を解除してください。

KFPH20001-E

Invalid HiRDB ID for database, HiRDB ID=aaaa, database initialize HiRDB ID=bbbb  (L)

起動したHiRDB識別子aaaaは,データベースを初期設定したHiRDBのHiRDB識別子bbbbと異なります。
aaaa:起動したHiRDBのHiRDB識別子
bbbb:初期設定したHiRDBのHiRDB識別子
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義のpd_system_idオペランドに指定したHiRDB識別子を次に示すHiRDB識別子に修正して,再度実行してください。
  • データベースを初期設定したHiRDBのHiRDB識別子
又は,データベース初期設定ユティリティを実行してください。

KFPH20003-E

Server aa....aa initialization failes, function=bb....bb, return code=cccc  (L)

サーバaa....aa開始時,bb....bbでコードccccのエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:エラーの発生した関数
cccc:リターンコード
(S)サーバの処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]リターンコードに従って以下の処置をしてください。
bb....bb cccc 処置
malloc プロセス固有領域が不足しています。このため,次の方法で,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
  • 同時実行しているプロセス数を減らしてください。
  • スワップ領域を増やしてください。
  • 実メモリを増設してください。
p_f_dbh_buf_defmk -150 システム共通定義のpdbufferオペランドが不正なため,pdbufferオペランドを修正してください。
上記以外 このメッセージの前に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,サーバを再度起動してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
p_f_dbh_hba_mmap_copy -100 実行系からのHiRDBデータベース環境情報ファイルの取得処理に失敗しました。実行系に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,待機系HiRDBを再度開始してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
-110
-120
実行系からのrcpコマンドの失敗,実行系HiRDBでタイムアウトの発生,又は実行系の起動失敗が発生しました。実行系に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,待機系HiRDBを再度開始してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
-140 実行系に対するrshコマンドの失敗です。リモートシェルを実行できる環境にしてから,待機系HiRDBを再度開始してください。
上記以外 実行系に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,待機系HiRDBを再度開始してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
p_f_dbh_dint_rblk_set -160
  • 高速系切り替え機能使用時,実行系HiRDBでデータベース構成変更ユティリティを実行したが,待機系HiRDBを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。待機系HiRDBを再度開始してください。
  • スタンバイレス型系切り替え機能使用時,データベース構成変更ユティリティを実行したが,代替部の待機状態を一度解除してから再度待機状態にしていません。又は,代替中にデータベース構成変更ユティリティを実行したが,正規BESユニットを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。HiRDB/パラレルサーバを正常終了後,再度開始してください。
-161
  • 高速系切り替え機能使用時,マスタディレクトリ用RDエリアの更新後にディクショナリサーバを単独で正常終了して再度開始したが,待機系HiRDBを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。待機系HiRDBを再度開始してください。
  • スタンバイレス型系切り替え機能使用時,マスタディレクトリ用RDエリアの更新後にディクショナリサーバを単独で正常終了して再度開始したが,代替部の待機状態を一度解除してから再度待機状態にしていません。又は,代替中にマスタディレクトリ用RDエリアの更新後にディクショナリサーバを単独で正常終了して再度開始したが,正規BESユニットを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。HiRDB/パラレルサーバを正常終了後,再度開始してください。
-162
  • 高速系切り替え機能使用時,HiRDBシステム定義の変更後に実行系のサーバを単独で正常終了して再度開始したが,待機系HiRDBを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。待機系HiRDBを再度開始してください。
  • スタンバイレス型系切り替え機能使用時,HiRDBシステム定義の変更後に正規BESユニットを単独で正常終了して再度開始したが,代替部の待機状態を一度解除してから再度待機状態にしていません。このため,系の切り替えに失敗しました。又は,代替中にHiRDBシステム定義の変更後に代替BESユニットを単独で正常終了して再度開始したが,正規BESユニットを再度開始していません。このため,系の切り替えに失敗しました。HiRDB/パラレルサーバを正常終了後,再度開始してください。
上記以外 このメッセージの前に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,HiRDBを再度開始してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
pdi_omm_mget -143
-147
(1)次のサーバ定義のうち該当するサーバの指定値を増やしてください。
  • pd_sds_shmpool_size(シングルサーバ定義)
  • pd_bes_shmpool_size(バックエンドサーバ定義)
  • pd_dic_shmpool_size(ディクショナリサーバ定義)
(2)上記定義を省略している場合,次に示すシステム共通定義の値を指定してください。
  • pd_assurance_table_noオペランド
    102+空き領域の再利用機能を使用している表数以上
  • pd_assurance_index_noオペランド
    シングルサーバの場合:
    (130+定義インデクス数)×1.2以上
    パラレルサーバの場合:
    (定義インデクス数)×1.2以上

注※
表数及び定義インデクス数については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。
(3)影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生してユニットダウンした場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再起動してください。
上記以外 このメッセージの前に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,サーバを再度起動してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
pdi_omm_getseg -147 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生してユニットダウンした場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再起動してください。
上記以外 このメッセージの前に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,サーバを再度起動してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
上記以外 このメッセージの前に出力されているメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,サーバを再度起動してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
(凡例)
−:該当しません。

KFPH20004-E

Server aa....aa termination failed, function=bb....bb, return code=cccc  (L)

サーバaa....aaの停止処理時,bb....bbでコードccccのエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:エラーの発生した関数
cccc:リターンコード
(S)サーバの停止処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージを基にエラーの原因を取り除き,再度サーバを停止してください。メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。

KFPH20005-E

Failed to aa....aa 1st file in MASTER DIRECTORY, return code=bbbb  (L)

マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイルに対して,aa....aaの失敗をしました。
aa....aa:理由を示す内容
close:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のファイルに対するクローズ処理
open:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のファイルに対するオープン処理
read:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のファイルからの読み込み
bbbb:リターンコード
(S)HiRDBの起動処理を中止して,異常終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度HiRDBを起動してください。

KFPH20006-W

Unable to use work HiRDB file system area, return code=bbbbb, HiRDB file system area name=aa....aa  (L)

作業表用ファイルとして指定したHiRDBファイルシステム領域aa....aaは使用できません。
aa....aa:HiRDBファイルシステム領域名
HiRDBファイルシステム領域名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域名の後ろから117文字を出力します。
bbbbb:リターンコード
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
データベース初期設定ユティリティ実行時の場合:
データベース初期設定ユティリティが正常に終了していなければ,「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
サーバ起動時の場合:
5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除き,必要があれば再度サーバを起動してください。

KFPH20007-W

Work HiRDB file system area not specified expansion, HiRDB file system area name=aa....aa  (L)

作業表用ファイルとして指定したHiRDBファイルシステム領域aa....aaには,増分指定がありません。
aa....aa:HiRDBファイルシステム領域名
HiRDBファイルシステム領域名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域名の後ろから117文字を出力します。
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
データベース初期設定ユティリティ実行時の場合:
データベース初期設定ユティリティ実行時にKFPA11959-Eが出力された場合は,増分指定をしたHiRDBファイルシステム領域を指定し,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
サーバ起動時の場合:
増分指定をしたHiRDBファイルシステム領域を指定し,必要があれば再度サーバを起動してください。

KFPH20008-W

No work HiRDB file system area  (L)

作業表用ファイルとして使用できる領域が,HiRDBファイルシステム領域にありません。
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
データベース初期設定ユティリティ実行時の場合:
  • ディクショナリサーバ定義又はシングルサーバ定義に,pdworkオペランドの指定がない場合,データベース初期設定ユティリティが正常に終了しないときは,HiRDBファイルシステム領域を設定し,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
  • ディクショナリサーバ定義又はシングルサーバ定義に,pdworkオペランドの指定がある場合,データベース初期設定ユティリティが正常に終了しないときは,このメッセージの前に出力されるKFPH20006-Wのメッセージを基にエラーの原因を取り除き,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
サーバ起動時の場合:
  • サーバ定義にpdworkオペランドの指定がない場合,必要があればHiRDBファイルシステム領域を指定し,サーバを再度起動してください。
  • サーバ定義にpdworkオペランドの指定がある場合,このメッセージの前に出力されるKFPH20006-Wのメッセージを基にエラーの原因を取り除き,必要があればサーバを再度起動してください。

KFPH20009-W

Duplicate work HiRDB file system area aa....aa  (L)

作業表用ファイルとして指定したHiRDBファイルシステム領域は,既に指定されています。
aa....aa:重複しているHiRDBファイルシステム領域名
HiRDBファイルシステム領域名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域名の後ろから117文字を出力します。
(S)2回目以降に指定したHiRDBファイルシステム領域名を無視して,処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
データベース初期設定ユティリティ実行時の場合:
データベース初期設定ユティリティが正常に終了していなければ,ディクショナリサーバ定義又はシングルサーバ定義のpdworkオペランドに指定した,作業表格納用のHiRDBファイルシステム領域名が重複しないように修正し,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
サーバ起動時の場合:
サーバ定義のpdworkオペランドに指定した,作業表格納用のHiRDBファイルシステム領域名が重複しないように修正し,再度サーバを起動してください。

KFPH20010-W

Number of work HiRDB file system area exceeds 16  (L)

作業表用ファイルとして指定したHiRDBファイルシステム領域の数が最大値(16)を超えています。
(S)17個目以降に指定したHiRDBファイルシステム領域の名称を無視して,処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
データベース初期設定ユティリティ実行時の場合:
データベース初期設定ユティリティが正常に終了していなければ,ディクショナリサーバ定義又はシングルサーバ定義のpdworkオペランドに指定した,作業表格納用のHiRDBファイルシステム領域名の数を16個以下に修正し,再度データベース初期設定ユティリティを実行してください。
サーバ起動時の場合:
サーバ定義のpdworkオペランドに指定した,作業表格納用のHiRDBファイルシステム領域名の数を16個以下に修正し,再度サーバを起動してください。

KFPH20011-E

Incompatible character code set for database, character code set=aa....aa, database initialize character code set=bb....bb  (L)

起動したHiRDBの文字コード種別aa....aaは,データベースの初期設定をしたHiRDBの文字コード種別bb....bbと異なります。
aa....aa:起動したHiRDBの文字コード種別
bb....bb:初期設定をしたHiRDBの文字コード種別
CHINESE:EUC中国語漢字コード
LANG-C:単一バイト文字コード
SJIS:シフトJISコード
UJIS:EUC日本語漢字コード
UTF-8:Unicode
CHINESE-GB18030:中国語漢字コードGB18030
*******:文字コード不正
(S)異常終了します。
[対策]UNIXの場合,環境変数SHLIB_PATH(Solaris版及びLinux版の場合はLD_LIBRARY_PATH,AIX版の場合はLIBPATH)に正しく$PDDIR/libを追加指定していないと,このメッセージが出力されることがあります。環境変数を修正して再度HiRDBを開始してください。
文字コード種別をaa....aaにする場合:
データベース初期設定ユティリティを実行して,データベースを作り直してください。
文字コード種別をbb....bbにする場合:
UNIX版の場合,pdsetup -dコマンドでHiRDB運用ディレクトリ下のHiRDBシステムをOSから削除してから,再度pdsetup -cコマンドを実行してください。pdsetupコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。Windows版の場合,pdntenv -cコマンドを実行してください。pdntenvコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
起動したHiRDBの文字コード種別aa....aaが*******の場合:
内部矛盾を検知しました。保守員に連絡してください。
初期設定をした文字コード種別bb....bbが*******の場合:
不正なデータベースとなっているか,又はマスタディレクトリ用RDエリアが破壊されているおそれがあります。データベース初期設定ユティリティを実行してデータベースを作り直すか,又はマスタディレクトリ用RDエリアが破壊されている場合は,データベース回復ユティリティで回復してください。

KFPH20012-E

Incompatible HiRDB version for database, HiRDB version=aaaaa, database version=bb....bb  (L)

HiRDBのバージョンが不正です。
  • データベースを作成したHiRDBのバージョンは,使用しているHiRDBのバージョンよりも新しいため,データベースにアクセスできません。
  • データベースを作成したHiRDBのバージョンから,使用しているHiRDBのバージョンへのデータベースの移行はできません。
aaaaa:起動したHiRDBのバージョン
bb....bb:データベースのバージョンを示す内部情報
(S)
HiRDB/シングルサーバ,HiRDB/パラレルサーバで1ユニットの構成の場合:
アボートコード"PsadsA8"で異常終了します。
HiRDB/パラレルサーバで複数ユニットの構成の場合:
ディクショナリサーバがあるユニットは"PsadsA8"で異常終了します。そのほかのユニットは強制終了します。
[対策]
次のどちらかの対策をしてください。
  • データベースのバージョンをaa....aaにする場合は,pdstart -iコマンドでHiRDBを起動し,KFPS05201-Qメッセージが出力された後に,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)を実行してください。
  • データベースのバージョンをbb....bbのままで使用する場合は,HiRDBを旧バージョンに戻してください。
    HiRDBを旧バージョンに戻す場合については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

KFPH20013-E

Incompatible database format with HiRDB, database data model=64-bit, HiRDB data model=32-bit  (L)

  • 64ビットモードのHiRDBで作成したデータベースを,32ビットモードのHiRDBでアクセスできません。
  • 64ビットモードのHiRDBから,32ビットモードのHiRDBへの移行はできません。
(S)アボートコードPsadsA8で異常終了します。
[対策]HiRDBを64ビットモードにしてください。移行方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

KFPH20015-I

Copying HiRDB database environment information files necessary for server aa....aa initialization from online unit  (L)

サーバaa....aaの待機起動に必要なHiRDBデータベース環境情報を実行系ユニットから取得します。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH20016-E

Overflow Error occurred by size calculation of memory, server aa....aa  (L)

メモリサイズの計算で,けたあふれが発生しました。
aa....aa:サーバ名(サーバ名が不明の場合は******が表示されます)
(S)異常終了します。
[対策]
aa....aaが******の場合:
ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式のI/Oサーバの計算式の結果が32ビットモードの場合は231−1以内,64ビットモードの場合は263−1以内になるようにシステム定義を見直してください。I/Oサーバの計算式については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「HiRDBのメモリ所要量」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」を参照してください。
aa....aaがサーバ名の場合:
次の計算式の結果が32ビットモードの場合は231−1以内,64ビットモードの場合は263−1以内になるようにシステム定義を見直してください。
  • HiRDB/シングルサーバ:シングルサーバが使用する共用メモリの計算式
  • HiRDB/パラレルサーバ:エラーが発生したサーバが使用する共用メモリの計算式
それぞれの計算式については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

KFPH21001-E

Error occurred at aa....aa code=bbbb on cc....cc  (L)

サーバcc....ccの開始時,コードbbbbのaa....aaエラーが発生しました。
aa....aa:エラーの内容
{ Process Communication | Get Work Area | Define pd_rdarea_list_no_wrn_pnt
| Get Control Area(rerun ctrl) | Call hbuf_ucbint| Call adm_complete
| Call p_f_pls_call_by_timing | Get Environment| Get Control Area| Get Log Area
| Init. SQA | Init. DBH | Init. DIC | Call plugin(start process)
| Call plugin(terminate process) | Call adm_rerun_end }
bbbb:エラーコード(aa....aaがDefine pd_rdarea_list_no_wrn_pntの場合,-1を表示します)
cc....cc:サーバ名(サーバ名の取得に失敗した場合は,********が表示されます)
(S)サーバプロセスの開始処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
aa....aaがProcess Communicationの場合:
bbbbのコードを「4.1 RPC関連エラーの詳細コード」を参照して対策してください。
aa....aaがGet Work Area,Get Log Areaの場合:
次の方法などで,プロセス固有領域を大きくし,使用できるメモリに余裕を持たせて,再度実行してください。
  • 同時実行しているプロセス数を減らしてください。
  • スワップ領域を増やしてください。
  • 実メモリを増設してください。
aa....aaがDefine pd_rdarea_list_no_wrn_pntの場合:
システム定義のpd_rdarea_list_no_wrn_pntオペランドを,指定範囲内の値に設定し直して再度HiRDBを開始してください。
そのほかの場合:
このメッセージの前に出力されているメッセージを基にエラーの原因を取り除き,再度サーバを起動してください。メッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。

KFPH22001-E

Invalid DIRECTORY data in RDAREA "aa....aa",reason code = b  (L)

RDエリア"aa....aa"内でRDエリアの制御情報に矛盾を検知しました。
aa....aa:RDエリア名
b:理由コード
(S)異常終了します。該当するRDエリアを閉塞状態にして,処理を無効にします。
[対策]理由コードを参照して,RDエリアに対する運用に誤りがないか調査してください。運用に誤りがあった場合は,RDエリアを回復して再度処理を実行してください。なお,運用に誤りがなく,どの原因にも該当しないときは,保守員に連絡してください。
理由コード 原因 対策
1
2
3
4
9
該当するRDエリア内のセグメント又はページを管理する情報に矛盾があります。
次のどれかの運用を行ったおそれがあります。
  • ログレスモードでUAP又はユティリティを実行中に異常を検知して,障害閉塞(ログレス閉塞)をしたあと,RDエリアを回復していない。
  • BLOB列に対してRECOVERYオプションのNOを指定しているUAP又はユティリティの実行中に異常を検知して,障害閉塞(ログレス閉塞)をしたあと,RDエリアを回復していない。
  • RDエリアを構成するHiRDBファイルのうち,一部のHiRDBファイルを異なるバックアップ取得時点の状態に回復した。
RDエリアを回復してください。

データベースをバックアップ取得時点に回復する場合:
バックアップを使用して該当するRDエリアを回復してください。

バックアップを使用しないで初期データからRDエリアを回復する場合:
pdcloseコマンドで回復対象のRDエリアをクローズしたあと,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)でRDエリアの再初期化をしてください。その後,pdrels -oコマンドでRDエリアの閉塞を解除し,オープン状態にして,初期データを表に格納し直してください。
ログレスモードの運用,及びRDエリアの回復方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
5
6
7
該当するRDエリアとシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,ディクショナリ用RDエリアなど)の情報に矛盾があります。
データベース構成変更ユティリティ(pdmod)や定義系SQLの実行前後に取得したバックアップを使用して,関連RDエリアの一部だけを回復したおそれがあります。
又は,バックアップ取得時点の異なるバックアップから関連RDエリアを回復したおそれがあります。
バックアップを使用して関連RDエリアを同じバックアップ取得時点に回復してください。
同時にバックアップを取得する必要があるRDエリアについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照して対処し,システムログ適用化を行ってください。

KFPH22002-E

Insufficient memory on PROCESS, size = aa....aa  (L)

プロセス固有領域のメモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)異常終了します。
[対策]メモリの見積もりに誤りがないか調査し,十分なメモリを確保して,再度実行してください。

KFPH22003-E

HiRDB file "aa....aa" failed, return code=bb....bb, RDAREA="cc....cc", file=dd....dd  (L)

HiRDBファイルdd....ddに対する"aa....aa"がリターンコードbb....bbで終了しました。
aa....aa:HiRDBファイルシステムの機能
{ open | close | lseek | read | write | fstat | creat | sttfs | sttdk }
bb....bb:リターンコード
cc....cc:RDエリア名
*MASTER*:マスタディレクトリ用RDエリアを示します。
dd....dd:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が123文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから122文字を出力します。
(S)
マスタディレクトリ用RDエリアを構成するHiRDBファイルの場合:
処理を中断します。
それ以外のHiRDBファイルの場合:
該当するRDエリアを閉塞し,処理を続行します。
[対策]
5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いた後,再度実行してください。マスタディレクトリ用RDエリアの障害の場合,pdstart -rコマンドを指定してHiRDBを起動し,データベース回復ユティリティでマスタディレクトリ用RDエリアを回復してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,業務サイトでデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)を実行した可能性があります。この場合,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照,対処してシステムログ適用化を行ってください。

KFPH22004-W

aa....aa reserve Number bb....bb exceeds assurance Number cc....cc, server=dd....dd  (L)

aa....aaの予約数bb....bbが最低保証値cc....ccを超えました。発生したサーバはdd....ddです。
aa....aa:{Table|Index}
bb....bb:aa....aaの予約数
cc....cc:pd_assurance_table_noオペランド又はpd_assurance_index_noオペランドの指定値
dd....dd:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージが出力された後,共用メモリプール不足でサーバが開始しない場合は,次に示す対策をしてください。
shmpool_sizeオペランド省略時:
pd_assurance_table_noオペランド又はpd_assurance_index_noオペランドにbb....bbより大きい値を指定して,再度実行してください。
shmpool_sizeオペランド指定時:
shmpool_sizeオペランドの指定値を大きくして,再度実行してください。

KFPH22005-E

Number of aa....aa exceeds limit bb....bb, current=cc....cc, server=dd....dd  (L)

ユーザが定義aa....aaで指定した最大数bb....bbよりも,多くの実体があります。実体の数はcc....cc,発生サーバはdd....ddです。
aa....aa:指定したオペランド
{ pd_max_rdarea_no | pd_max_file_no }
bb....bb:aa....aaで指定した最大数
cc....cc:実体の数
dd....dd:サーバ名
(S)開始処理又は回復処理を中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
実在のRDエリア数が最大値を超えた場合は,システム共通定義のpd_max_rdarea_noオペランドの値を増やして,再度実行してください(pd_max_rdarea_noオペランドの値を増やした場合には,ステータスファイルの容量の見直しが必要です)。
実在のRDエリア構成ファイル数が最大値を超えた場合は,システム共通定義のpd_max_file_noオペランドの値を増やして,再度実行してください。

KFPH22006-E

UNIX file "aa....aa" failed, return code=bb....bb, file=cc....cc  (L)

内部作業用のファイルcc....ccに対する"aa....aa"がリターンコードbb....bbで終了しました。
aa....aa:HiRDBファイルシステムの機能
{ open | close | lseek | read | write }
bb....bb:リターンコード
cc....cc:作業用のファイル名称
作業用のファイルのパス名が131文字を超えると,HiRDB運用ディレクトリ名を「%PDDIR%」に変換して出力します。
(S)処理を中断します。
[対策]4.2 システム関連エラーの詳細コード」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,エラーの原因が判断できないときは,保守員に連絡してください。

KFPH22007-E

HiRDB System "aa....aa" failed, return code=bb....bb  (L)

シングルサーバ(HiRDB/シングルサーバ),又はシステムマネジャ(HiRDB/パラレルサーバ)の機能"aa....aa"を実行するときに,リターンコードbb....bbで終了しました。
aa....aa:HiRDBシステムの機能
bb....bb:リターンコード
(S)処理を中断します。
[対策]4.2 システム関連エラーの詳細コード」を参照し,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,エラーの原因が判断できないときは,保守員に連絡してください。

KFPH22008-E

SORT program error occurred, code=aa....aa  (L)

ソート処理でエラーが発生しました。
aa....aa:エラーコード
(S)処理を中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]エラーコードに対応する処置をしてください。対処できないエラーが発生した場合は,C:\Windows(UNIX版の場合は/tmp又は/usr/tmp)に出力されたsortdump,SORTIODMP,及びSORTDMP2を取得し,保守員に連絡してください。
エラーコード 対処方法
-202 メモリ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを小さくしてください。
-290 ワークバッファ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを大きくしてください。
-210
-230
入出力エラーが発生しました。ソートワーク用のディスク容量不足の可能性があります。容量不足が原因の場合は,十分な空き容量があるディスクをsortオペランドに指定して処理を実行してください。

KFPH22009-E

Unknown server name found in system, server=aa....aa, RDAREA="bb....bb"  (L)

サーバ定義にないサーバ名aa....aaを発見しました。不当なサーバ名を検知したRDエリアは"bb....bb"です。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:RDエリア名
(S)処理を中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]システム共通定義のpdstart -tコマンドでサーバ種別を正しい構成に合わせてください。

KFPH22010-E

System call error occurred, func="aa....aa", errno=bb....bb  (L)

システムコール中にエラーが発生しました。
aa....aa:システムコール名
****:システムコールを特定できません。
bb....bb:エラーコード
(S)リラン,ロールバック中の場合は処理を続行します。それ以外の場合は異常終了します。
[対策]エラーコード(errno:エラーの状態を表す外部整数変数)を調査し,errno.h又はユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。

KFPH22011-E

System call error occurred, func="system", cmd="aa....aa", code=bb....bb, inf="cc....cc"  (L)

system関数によって実行したコマンドで,エラーが発生しました。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:シェル又はコマンドの終了コード
cc....cc:コマンドのエラー出力情報
(S)異常終了します。
[対策]
エラー出力情報とシェル又はコマンドの終了コードを基にユーザが使用しているOSのマニュアルを参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。
Windows版の場合,"cc....cc"に"*****"が表示されたときは,次に示すどちらかのファイルの内容からエラーの原因を取り除き,再度実行してください。
  • %PDDIR%\spool\pdrshs1.log
  • %PDDIR%\spool\pdrshs2.log

KFPH22012-W

Ignore number of aa....aa, assumed limit bb....bb, server=cc....cc  (L)

HiRDBシステム定義のaa....aaオペランドを変更したが,HiRDBが再開始中のため,変更前の指定値bb....bbを仮定します。対象サーバはcc....ccです。
aa....aa:変更したオペランド
{pd_max_rdarea_no|pd_inner_replica_control}
bb....bb:変更前の指定値
cc....cc:HiRDBサーバ名
(S)処理を続けます。これらのオペランドの変更値は次のHiRDB正常開始時に有効になります。

KFPH22013-E

RPC "aa....aa" failed, return code=bb....bb, server=cc....cc  (L)

cc....ccが********以外の場合,サーバcc....ccから発行したRPCの機能
aa....aaがエラーコードbb....bbで終了しました。
cc....ccが********の場合,ユニット開始時に発行したRPCの機能aa....aaがエラーコードbb....bbで終了しました。
aa....aa:RPCの機能
bb....bb:エラーコード
cc....cc:サーバ識別子
ユニット開始時でのRPCエラーの場合は,********で表示
(S)処理を終了します。
[対策]
  1. バックエンドサーバ,又はユニット開始処理中に本メッセージが出力され,ディクショナリサーバが起動していない場合は,ディクショナリサーバを起動し,再度実行してください。
  2. 上記以外の場合は,「4.1 RPC関連エラーの詳細コード」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。

KFPH22014-E

RDAREA "aa....aa" not found in dictionary server  (L)

ディクショナリサーバに必要なRDエリア"aa....aa"がありません。
aa....aa:RDエリア名
*masterdirectory*:マスタディレクトリ
*datadirectory*:データディレクトリ
*datadictionary*:データディクショナリ
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義のディクショナリサーバを定義するpdstart文を正しい構成に合わせてください。該当するRDエリアが破壊されている場合,データを回復した後,再度実行してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照,対処してシステムログ適用化を行ってください。

KFPH22015-E

HiRDB file system area aa....aa not found, RDAREA="bb....bb"  (L)

RDエリア"bb....bb"のHiRDBファイルシステム領域aa....aaがシステムにありません。
aa....aa:HiRDBファイルシステム領域名
HiRDBファイルシステム領域のパス名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域のパス名の後ろから117文字を出力します。
bb....bb:RDエリア名
(S)処理を終了します。
[対策]エラーがあったHiRDBファイルシステム領域を作成し,RDエリアを回復した後,再度RDエリアをオープンしてください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照,対処してシステムログ適用化を行ってください。

KFPH22016-E

MASTER DIRECTORY RDAREA was already used  (L)

マスタディレクトリ用RDエリアが他HiRDBシステムで既に使用中です。
(S)異常終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]システム共通定義での,マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名称が同じHiRDBシステムを同時に起動できません。システム共通定義を再度確認して再起動してください。

KFPH22017-I

Table should be reorganized, RDAREA="aa....aa", AUTHID=bb....bb, TABLE=cc....cc because disordered LOB DIRECTORY  (L)

LOB用RDエリア内の管理情報が乱れ始めました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:認可識別子
cc....cc:表識別子
(S)処理を続行します。
[対策]
〈該当するRDエリアがユーザLOB用RDエリアの場合〉
LOBデータに対する検索性能が劣化することがあります。メッセージに出力されたユーザLOB用RDエリアを再編成してください。
〈該当するRDエリアがデータディクショナリLOB用RDエリアの場合〉
ストアドプロシジャ,及びストアドファンクションに関するディクショナリ表を再編成してください。
〈該当するRDエリアがレジストリLOB用RDエリアの場合〉
レジストリ表を再編成してください。

KFPH22018-W

Status file "aa....aa" failed, return code=bb....bb, server=cc....cc  (L)

サーバcc....ccのステータスファイルに対する"aa....aa"がリターンコードbb....bbで終了しました。
aa....aa:ファイルアクセス機能
{ alloc | dealloc | read | write }
bb....bb:エラーコード
cc....cc:サーバ識別子
(S)ステータスファイルを使用して済ませる処理を暫定的にディクショナリサーバへ問合せて,処理を続行します。なお,ディクショナリサーバへ問い合わせるため,ステータスファイルを使用するときよりも開始処理の性能が低下します。
[対策]今後の運用に備え,ステータスファイルを正常化しておく必要があります。「4.2 システム関連エラーの詳細コード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。なお,原因が分からない場合,保守員に連絡してください。

KFPH22019-I

Information type=aa....aa detail="bb....bb" code=cc....cc  (L)

種別aa....aa,詳細"bb....bb",リターンコードcc....cc,の事象が発生しました。
aa....aa:情報の種別
bb....bb:内部情報
cc....cc:内部コード
(S)エラーが発生しましたが,システム内で対応できるため,処理を続行します。

KFPH22020-W

Server aa....aa waiting until dictionary server start  (L)

バックエンドサーバaa....aaの開始処理にディクショナリサーバが必要です。このため,ディクショナリサーバが起動されるのを待ちます。
aa....aa:サーバ識別子
(S)ディクショナリサーバの状態を監視します。
〈起動された場合〉
処理を続行します。
〈一定時間内に起動の確認ができない場合〉
ディクショナリサーバの起動を確認しないで,処理を続行します。
[対策]
  • ディクショナリサーバ又はディクショナリサーバがあるサーバマシンを起動してください。
  • ネットワーク障害が考えられる場合は,障害の要因を取り除いてください。

KFPH22021-W

Number of index exceeds reserved number,current reserved number=aa. . aa,server=bb..bb  (L)

インデクス定義数が,インデクス予約数を超えました。現在のインデクス予約数はaa....aa,発生サーバはbb....bbです。
aa....aa:現在のインデクス予約数
bb....bb:サーバ名称
(S)処理を続行します。ただし,このメッセージ出力以降は,インデクスによっては,次に示す運用上有利な効果が生じなくなります。
  • インデクス管理情報のメモリ常駐化による性能の向上
  • インデクスに関する統計情報の取得
  • 既報済みのメッセージの重複出力の抑止
[対策]次のどれかの対策をしてください。
  • 対象サーバの起動時に出力されるKFPH22004-Wメッセージ,又はKFPH22035-Iメッセージの対策を参照してください。
  • 対象サーバの起動時にKFPH22004-Wメッセージ,又はKFPH22035-Iメッセージが出力されていない場合で,(S)に示した3点の効果が必要なときは,pd_sysdef_default_optionオペランドの指定に合わせて,次の対策をしてからHiRDBを再開始してください。
    ・pd_sysdef_default_optionオペランドを省略した場合:
    システム共通定義のpd_assurance_index_noオペランドの指定値に,aa....aa(現在のインデクス予約数)より大きい値を指定します。
    ・pd_sysdef_default_optionオペランドにv6compatible又はv7compatibleを指定した場合:
    HiRDBの開始から終了までの間に,HiRDB開始時点のインデクス数の1.2倍を超える数のインデクスを追加する場合,次回HiRDB正常開始時までに定義予定のインデクス数をシステム共通定義のpd_assurance_index_noオペランドに指定します。aa....aa(現在のインデクス予約数)が既にpd_assurance_index_noオペランドの指定値を超えている場合,インデクス予約数は既に自動的に増加した値となっているため,pd_assurance_index_noオペランドの指定値にaa....aa(現在のインデクス予約数)を超える値を指定してください。

KFPH22022-E

RDAREA information build failed, reason code = Time out.  (L)

以下の処理において,RDエリアの情報取得時,タイムアウトが発生しました。
  • バックエンドサーバの開始処理
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え適用環境での,ユニット開始処理
ディクショナリサーバが起動していないか,又はディクショナリサーバの負荷が高いため,RDエリア情報の取得に時間が掛かっているおそれがあります。
(S)異常終了します。
[対策]次のどちらかの対策をしてください。
  • ディクショナリサーバが起動していない場合,ディクショナリサーバを起動した後,再度このサーバ,又はユニットを起動してください。
  • ディクショナリサーバの負荷が高い場合,ディクショナリサーバの負荷が下がった後,再度このサーバ,又はユニットを起動してください。

KFPH22023-W

Using resource for "aa....aa" reached bb....bb%, cc....cc  (L)

"aa....aa"の使用率がbb....bb%に達しました
aa....aa:リソースの種別
rdarea-list-no:サーバ内のリスト作成可能数
bb....bb:警告値
cc....cc:付加情報
次の形式で出力されます。
サーバ内のリスト作成数/サーバ内のリスト作成可能数,server=サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]不要なリストを削除するか,又はリスト用RDエリアを追加してください。

KFPH22024-I

Extension completed in RDAREA "aa....aa",FILE "bb....bb",ccccc(dd....dd) segments created  (L)

RDエリア"aa....aa"のHiRDBファイル"bb....bb"をcccccセグメント増分しました。総セグメント数はdd....ddです。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が113文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから112文字を出力します。
ccccc:増分したセグメント数
dd....dd:総セグメント数
(S)処理を続行します。

KFPH22025-E

Error occurred while Extension,RDAREA "aa....aa",FILE "bb....bb",reason code ccccc  (L)

RDエリア"aa....aa"のHiRDBファイル"bb....bb"の自動増分処理中にエラーが発生しました。理由コードはcccccです。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が122文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから121文字を出力します。
ccccc:理由コード
(S)処理を続行します。
[対策]理由コードを参照してエラーの原因を取り除いてください。
理由コード 対処方法
-1544

〈本メッセージの直前に,システムログ(イベントログ)に記録された,KFPO00107-Eメッセージ(システムコール名:write)のerrnoが27(EFBIG)または28(ENOSPC)の場合〉
RDエリアが使用するHiRDBファイルシステム領域があるディスクの空き容量が満杯となっています。
5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」の-1535に示す対処とKFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置を参照し,エラーの原因を取り除いてください。

〈上記以外〉
5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。
303 データベース回復ユティリティを実行した場合,データベース回復ユティリティを再度実行してください。
データベース回復ユティリティを実行していない場合はそのまま業務を続行してください。
繰り返しKFPH22025-Eメッセージが出力される場合は保守員に連絡してください。
上記以外 5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。

KFPH22026-E

Auto extend function suppressed,RDAREA "aa....aa",FILE "bb....bb",reason code ccccc  (L)

RDエリア"aa....aa"のHiRDBファイル"bb....bb"の自動増分機能を抑止します。理由コードはcccccです。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が120文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから119文字を出力します。
ccccc:理由コード
(S)次の契機まで,該当するRDエリアの自動増分機能は抑止されます。
  • HiRDB起動時
  • RDエリアの閉塞解除コマンド実行時
  • RDエリアのオープンコマンド実行時
  • データベース構成変更ユティリティのRDエリアの再初期化実行時,又はRDエリアの拡張実行時
[対策]理由コードを参照してエラーの原因を取り除き,RDエリアの自動増分機能の抑止を解除してください。
理由コード 対処方法
-1556 次のどちらかの方法で対策します。
  • 該当するHiRDBファイルがあるHiRDBファイルシステム領域のエクステントを統合する
  • データベース構成変更ユティリティでRDエリアを拡張する。
    なお,ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,システムログ適用化も行ってください。
-1544

〈本メッセージの直前に,システムログ(イベントログ)に記録された,KFPO00107-Eメッセージ(システムコール名:write)のerrnoが27(EFBIG)または28(ENOSPC)の場合〉
RDエリアが使用するHiRDBファイルシステム領域があるディスクの空き容量が満杯となっています。
5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」の-1535に示す対処とKFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置を参照し,エラーの原因を取り除いてください。

〈上記以外〉
「マニュアルHiRDB Version 8 メッセージ5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。
1 該当するRDエリアに対して,pdrelsコマンドを実行してください。
303 データベース回復ユティリティを実行した場合,データベース回復ユティリティを再度実行してください。
データベース回復ユティリティを実行していない場合は,RDエリアの自動増分機能の抑止状態を解除して,そのまま業務を続行してください。
繰り返しKFPH22026-Eメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
上記以外 5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除いてください。

KFPH22027-E

Number of aa....aa exceeds limit bb....bb,current=cc....cc,server=dd....dd  (L)

インナレプリカグループの数が,システム定義のaa....aaオペランドで指定した値bb....bbを超えています。インナレプリカグループの数はcc....cc,発生元のHiRDBサーバはdd....ddです。
aa....aa:HiRDBシステム定義のオペランド名
  • pd_inner_replica_control
bb....bb:aa....aaオペランドの値
cc....cc:現在のインナレプリカグループ数
dd....dd:HiRDBサーバ名
(S)HiRDBの開始処理を中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]pd_inner_replica_controlオペランドに現在のインナレプリカグループ数以上の値を指定して,HiRDBを開始してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用する場合,次の処置をすべて実施してから,HiRDBを開始してください。
  1. マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「システム定義の設計」にある定義と,pd_inner_replica_controlオペランドを,以前システムが使用していた定義情報に戻し,HiRDBを開始する。
  2. HiRDBに定義しているすべてのレプリカRDエリアを削除した後,HiRDBを正常停止する。
  3. マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照して,ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用する。

KFPH22028-E

Staticizer Option required  (L)

インナレプリカ機能を使用するにはHiRDB Staticizer Optionが必要です。
(S)処理を終了します。
[対策]インナレプリカ機能を使用する場合は,HiRDB Staticizer Optionをインストールしてください。

KFPH22029-E

RDAREA aa....aa last file freezed, file=bb....bb fileNO=cc  (L)

RDエリアaa....aaの最終HiRDBファイルbb....bb,ファイル番号ccが更新凍結状態のため,RDエリアの自動増分は指定できません。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が132文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから131文字を出力します。
cc:HiRDBファイル番号
(S)処理を終了します。
[対策]容量を拡張する場合は,RDエリアの拡張をしてください。
なお,ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,システムログ適用化も行ってください。

KFPH22030-W

Number of table exceeds reserved number,current reserved number=aa....aa,server=bb....bb,RDAREA="cc....cc",AUTHID="dd....dd",TABLE="ee....ee"  (L)

サーバbb....bbのRDエリア"cc....cc"の認可識別子"dd....dd",表"ee....ee"の処理で,表定義数が表予約数を超えました。
このメッセージ出力以降は,表によっては空き領域の再利用機能が有効に適用されない場合があります。
aa....aa:現在の表予約数
bb....bb:サーバ名称
cc....cc:RDエリア名称
dd....dd:認可識別子
ee....ee:表名称
(S)処理を続行します。
[対策]次のどれかの処置をしてください。
  • 空き領域の再利用機能適用中の表から,空き領域の再利用が不要な表はALTER TABLE文でSEGMENT REUSE NOを指定して空き領域の再利用を中止してください。
  • 対象サーバの起動時に出力されるKFPH22004-Wメッセージ,又はKFPH22035-Iメッセージの対策を参照してください。
  • 対象サーバの起動時にKFPH22004-Wメッセージ,又はKFPH22035-Iメッセージが出力されていない場合は,HiRDBを終了して,pd_assurance_table_noオペランドの指定値をaa....aa(現在の表予約数)より大きい値に変更してHiRDBを再開始してください。

KFPH22031-W

No reuse area,RDAREA="aa....aa",AUTHID="bb....bb",TABLE="cc....cc"  (L)

RDエリア"aa....aa"の認可識別子"bb....bb",表"cc....cc"で空き領域の再利用機能を実行しましたが,空き領域がありませんでした。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:認可識別子
cc....cc:表名称
(S)処理を続行します。
(P)次のどれかの処置をしてください。
  • DELETEを実行して空き領域を作成してください。
  • ALTER TABLE文のSEGMENT REUSE指定でセグメント数を定義し直してください。
  • ALTER TABLE文でSEGMENT REUSE NOを指定して空き領域の再利用を中止してください。

KFPH22032-W

Processing of SQL skipped,tableID=aa....aa,generation number=bb,server=cc....cc  (L)

世代番号bb,サーバcc....ccの処理対象RDエリアがすべてコマンド閉塞かつクローズ状態のため,定義更新処理をスキップしました。
世代番号で示す閉塞中のRDエリアは,RDエリア内の定義情報を変更していないため,データベースの実体がオリジナルRDエリアと別になっている(オリジナルとペア状態でない)場合,データディクショナリの表・インデクス定義情報と不整合です。この状態でレプリカRDエリアエリアの閉塞を解除して使用するとSQLがエラーとなったり,RDエリアが閉塞したりします。
aa....aa:定義系SQLの対象表の番号,又は定義系SQLの対象インデクスが定義されている表の番号
表定義(CREATE TABLE)の場合は********が表示されます。
bb:世代番号
cc....cc:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]定義系SQLが正常に終了している状態でこのメッセージが出力された場合,処理をスキップしたレプリカRDエリアの実体がオリジナルRDエリアと別になっているときは,閉塞を解除する前にレプリカRDエリアの実体を再作成し,表定義及びインデクス定義とレプリカRDエリアの状態を一致させなければなりません。詳細については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。

KFPH22033-E

Not available without specification of aa....aa operand  (L)

共用RDエリアを使用している場合,aa....aaオペランドの値をYにしてください。
aa....aa:pd_shared_rdarea_use
(S)開始処理を中断します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]システム共通定義のpd_shared_rdarea_useオペランドにYを指定して,再度実行してください。

KFPH22034-I

Table status set to check pending status,tableID=aa....aa,RDAREA="bb....bb",constraint type=ccccccc  (L)

RDエリア"bb....bb"に格納されている表aa.....aaを検査保留状態に設定しました。
aa....aa:検査保留状態に設定した表の表番号
bb....bb:検査保留状態に設定した表が格納されているRDエリアの名称
ccccccc:検査保留状態を設定した表に定義されている制約の種類
REF:参照制約
CHK:検査制約
REF,CHK:参照制約及び検査制約
(S)処理を続行します。

KFPH22035-I

aa....aa reserve Number bb....bb exceeds assurance Number cc....cc, server=dd....dd  (L)

aa....aaの予約数bb....bbが最低保証値cc....ccを超えました。発生サーバはdd....ddです。
aa....aa:{Table|Index}
bb....bb:aa....aaの予約数
cc....cc:pd_assurance_table_noオペランド又はpd_assurance_index_noオペランドの指定値
dd....dd:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]
aa....aaがTableの場合:
現在定義済みの表数が表の予約数以下の場合は,表管理情報をメモリ上に常駐できるため,空き領域の再利用機能を使用できます。
表の定義数が表予約数を超過した場合も,HiRDBは通常の運用を続行することができます。ただし,その場合は空き領域の再利用機能を使用できません。
空き領域の再利用機能を使用する場合は,システム共通定義のpd_assurance_table_noオペランドの指定値をbb....bbより大きい値にして,HiRDBを正常開始してください。
aa....aaがIndexの場合:
現在定義済みのインデクス数がインデクスの予約数内に収まる場合は,インデクス管理情報をメモリ上に常駐するため,次の効果が期待できます。
  • インデクス情報のメモリ常駐化による性能の向上
  • インデクスに関する統計情報の取得
  • メッセージの重複出力の抑止
インデクスの定義数がインデクス予約数を超過した場合も,HiRDBは通常の運用を続行することができます。ただし,その場合は上記の効果は期待できません。
空き領域の再利用機能を使用するする場合は,システム共通定義のpd_assurance_index_noオペランドの指定値をbb....bbより大きい値にして,HiRDBを正常開始します。

KFPH22036-E

RDAREA held due to restart, RDAREA = "aa....aa"  (E+L)

インメモリデータ処理中にHiRDBサーバが再起動したため,DB非同期状態だったRDエリアaa....aaは,障害閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名称
(S)処理を続行します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照して,RDエリアを回復してください。

KFPH22037-W

File usage aaa%(bb....bb/cc....cc), RDAREA "dd....dd", FILE "ee....ee"  (L)

RDエリアdd....ddのHiRDBファイルee....eeは,自動増分によって拡張できるHiRDBファイルの最大容量に対して,aaa%以上の領域を割り当てました。
aaa:自動増分するHiRDBファイルが,自動増分によって拡張できるHiRDBファイルの最大容量を使用している割合
bb....bb:自動増分するHiRDBファイルの容量(単位:キロバイト)
cc....cc:自動増分によって拡張できるHiRDBファイルの最大容量(単位:キロバイト)
dd....dd:RDエリア名
ee....ee:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が113文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから112文字を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBファイルが自動増分できる上限に達すると,それ以上自動増分ができなくなります。HiRDBファイルが自動増分できる上限を次に示します。
  • 自動増分する容量がHiRDBファイルシステム領域の空き容量を超える
  • 自動増分する容量がHiRDBファイルシステム領域の空き容量とディスクの空き容量の合計を超える
  • HiRDBファイルが64ギガバイトを超える
このHiRDBファイルが自動増分できる上限に達する前に,pddblsコマンド(RDエリアの状態表示),データベース状態解析ユティリティ(pddbst),又はpdfstatfsコマンド(HiRDBファイルシステム領域の状態表示)で,対象RDエリアの使用状況やHiRDBファイルシステム領域の使用状況を調べ,使用状況に応じて次のどちらかの処置をしてください。
  • RDエリアを再編成する
  • RDエリアを拡張する
手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

KFPH22038-W

Extent Count = aa, RDAREA "bb....bb", FILE "cc......cc"  (L)

RDエリアbb....bbのHiRDBファイルcc....ccのエクステント数がaa以上になりました。
aa:自動増分するHiRDBファイルのエクステント数
{20|22|24}
bb....bb:RDエリア名
cc....cc:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が113文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから112文字を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBファイルのエクステントの数が上限(24)に達すると,それ以上自動増分ができなくなります。このHiRDBファイルのエクステント数が上限に達する前に,pddblsコマンド(RDエリアの状態表示),又はデータベース状態解析ユティリティ(pddbst)で,対象RDエリアの使用状況を調べ,使用状況に応じて次に示すどれかの処置をしてください。
  • RDエリアを再編成する
  • HiRDBファイルシステム領域のエクステントを統合する
  • RDエリアを拡張する
手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

KFPH22039-I

RDAREA information build retry due to RPC error occurred, return code=aa....aa, bb....bb=cc....cc  (L)

バックエンドサーバ,又はユニット開始処理におけるRDエリアの情報取得時にRPCエラーが発生したため,RDエリアの情報取得処理をリトライします。
aa....aa:エラーコード
詳細は「4.1 RPC関連エラーの詳細コード」を参照してください。
bb....bb:処理対象
server:バックエンドサーバ
unit:ユニット
cc....cc:バックエンドサーバ名,又はユニット名
(S)処理を続行します。

KFPH23001-E

No "pdbuffer" statements  (L)

システム共通定義にpdbufferオペランドがありません。
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義にpdbufferオペランドを追加してください。

KFPH23002-E

Invalid "pdbuffer" statement due to aa....aa bb....bb  (L)

pdbufferオペランドの不正を検出しました。
aa....aa:エラーの要因
duplicate buffer pool name:バッファプール名称が重複しています。
duplicate RDAREA:RDエリアが重複しています。
invalid index name:インデクス名称が不正です。
invalid RDAREA name:RDエリア名が不正です。
bb....bb:RDエリア名,インデクス名,又はバッファプール名
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義のpdbufferオペランドを修正し,HiRDBを再開始してください。

KFPH23003-E

Insufficient memory on PROCESS, size=aa....aa  (L)

サーバの起動時に,プロセス固有領域のメモリが不足しました。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)異常終了します。
[対策]プロセス数などを見直して,再度HiRDBを起動してください。又はスワップ領域を大きくしてください。

KFPH23004-E

Insufficient memory on DYNAMIC_SHMPOOL for global buffer pool,size=aa....aa  (L)

グローバルバッファプールを使用するための共用メモリが不足しています。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)異常終了します。
[対策]4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=12,ニモニック=ENOMEM」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。

KFPH23005-E

Failed to allocate global buffer pool, errno=aa  (L)

グローバルバッファの割り当てに失敗しました。
aa:エラーコード
4:共用メモリのページ固定に失敗しました。
8:HiRDBの内部資源不足が発生しました。
16:共用メモリセグメント数が上限値を超えました。
20:メモリ不足が発生しました。
24:共用メモリのセグメントサイズが上限値を超えました。
28:グローバルバッファ数が上限値を超えました。
32:共用メモリサイズの計算でけたあふれが発生しました。
36:共用メモリ識別子の数が上限値を超えました。
(S)異常終了します。
[対策]エラーコードに従って,処置してください。
4:共用メモリセグメントのページ固定に失敗しました。
エラーが発生したサーバのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照して,次に示すどちらかの処置をしてください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=1が出力されている場合
    KFPO00107-Eメッセージを参照して,対策してください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=12が出力されている場合
    共用メモリセグメントをページ固定しなくてもよい場合,pd_dbbuff_attributeオペランドにfreeを指定するか,又はオペランドの指定を省略してください。
    共用メモリセグメントをページ固定したい場合,次に示すどちらかの処置をしてください。
    ・実メモリを増やしてください。
    ・エラーが発生したサーバに定義したグローバルバッファ数又はバッファ面数を減らして,共用メモリサイズを小さくしてください。
8:次に示すどちらかの対策をしてください。Windows版(32ビットモード)以外の場合HiRDBが管理できる共用メモリセグメント数は最大16ですが,これを超えています。次に示すどちらかの処置をしてください。
  • システム共通定義又はユニット制御情報定義のSHMMAXオペランドの指定値を大きくしてください。
    UNIX版の場合,OSのsamコマンドでOSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のshmmaxの値をSHMMAXオペランドの指定値以上にしてください。shmmaxの変更後はOSの再起動が必要です。
  • エラーが発生したサーバに定義したグローバルバッファ数又はバッファ面数を減らして,共用メモリセグメント数が16以下になるようにしてください。
Windows版(32ビットモード)の場合
HiRDBが管理できる共用メモリセグメント数が上限値(システム定義のpd_max_dbbuff_shm_noオペランドの指定値)を超えています。次の式を満たすようにグローバルバッファプール用共用メモリサイズ,pd_max_dbbuff_shm_noオペランド,及びSHMMAXオペランドの値を設定してください。

グローバルバッファプール用共用メモリサイズ(メガバイト)<
pd_max_dbbuff_shm_noの指定値×SHMMAXの指定値
16:OSのsamコマンドでOSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のshmsegの値を大きくしてください。shmsegの変更後はOSの再起動が必要です。
20:「4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmat,errno=12,ニモニック=ENOMEM」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。ただし,HiRDBの終了処理中にこのメッセージが出力された場合,正常に終了処理が完了(KFPS01850-Iメッセージが出力)していれば問題ありません。
この対策で問題が解決できない場合,システム共通定義(pdsys)のSHMMAXオペランドの指定値が大きいため,グローバルバッファプール用共用メモリをプロセスに割り当てるための連続した空き領域(メモリ)を確保できなかった可能性があります。次に示すどちらかの対策をしてください。
Windows版(32ビットモード)以外の場合
項番 システム共通定義(pdsys)のオペランド(異常終了時の状態) 対策
pd_dbbuff_modify pd_jp1_use
1 N,又は指定なし 次の手順で回復してください。
SHMMAXオペランドの指定値が次の式を満たす最小値となるようにSHMMAXオペランドの指定値を小さくし,現在のグローバルバッファプール用共用メモリのセグメントを分割して確保するようにします。
(SHMMAXオペランドの指定値)×16>=(グローバルバッファプール用共用メモリサイズ)
pdstartコマンドでHiRDBを再開始してください。
2 Y Y 次の手順で回復してください。
pd_jp1_useオペランドにNを指定し,pdstartコマンドでHiRDBを再開始してください。再開始できない場合,手順2.以降の作業はしないで項番3の対策を行ってください。
pdstopコマンドでHiRDBを正常終了してください。
SHMMAXオペランドの指定値が項番1の対策の式を満たす最小の値となるようにSHMMAXオペランドの指定値を小さくして下さい。
pd_jp1_useオペランドの指定値をYに戻しpdstartコマンドでHiRDBを正常開始してください。ただし,pd_jp1_useオペランドの指定値を一時的にNにすることによって,このエラー要因の対策中(手順1.,2.の間)に発生したHiRDBのイベントをJP1へ通知しません。そのため,HiRDBのメッセージが出力されるsyslogfile,及びメッセージログファイルを必要に応じて保存しておいてください。また,イベントによって対応が必要となる場合は,syslogfile,及びメッセージログファイルを確認して,対応してください。
3 Y N,または指定なし HiRDB正常開始中にこのエラーが発生した場合は,項番1の対策を行ってください。それ以外の場合では,SHMMAXオペランドの指定値を変更し,HiRDBを強制開始してください。
その際,データベースの回復が必要となります。その手順は次のとおりです。
  1. 項番1の対策の式を満たす最小の値となるようにSHMMAXオペランドの指定値を小さくしてください。
  2. 前回のシンクポイント完了メッセージ(KFPS02183-I)に表示されているログ以降のログをアンロードしてください。
  3. pdstart -rコマンドでHiRDBを開始してください。
  4. pdrstrコマンドでマスタディレクトリ用RDエリアを最新の同期点に回復してください。
  5. pdstopコマンドでHiRDBを正常終了してください。
  6. pdstart dbdestroyコマンドでHiRDBを強制開始してください。
  7. pdrstrコマンドでマスタディレクトリ用RDエリア以外を最新の同期点に回復してください。
(凡例)
−:該当しません。
Windows版(32ビットモード)の場合
項番 システム共通定義(pdsys)のオペランド(異常終了時の状態) 対策
pd_dbbuff_modify pd_jp1_use
1 N,又は指定なし 次の手順で回復してください。
  1. SHMMAXオペランドの指定値に異常終了時より小さな値を設定し,グローバルバッファプール用共用メモリの1分割上限サイズを小さくしてください。
  2. pd_max_dbbuff_shm_noオペランドに「グローバルバッファプール用共用メモリサイズ÷SHMMAXの指定値」以上の値を設定し,共用メモリセグメント数の上限を拡大してください。
  3. pdstartコマンドでHiRDBを再開始してください。
2 Y Y 次の手順で回復してください。
  1. pd_jp1_useオペランドにNを指定し,pdstartコマンドでHiRDBを再開始してください。再開始できない場合,手順2.以降の作業は実施しないで項番3の対策を行ってください。
  2. pdstopコマンドでHiRDBを正常終了してください。
  3. 項番1の対策1.,2.を実施してください。
  4. pd_jp1_useオペランドの指定値をYに戻し,pdstartコマンドでHiRDBを正常開始してください。ただし,pd_jp1_useオペランドの指定値を一時的にNにしているため,このエラー要因の対策中(手順1.,2.の間)に発生したHiRDBのイベントはJP1へ通知しません。そのため,HiRDBのメッセージが出力されるsyslogfile,及びメッセージログファイルを必要に応じて保存しておいてください。また,イベントによって対応が必要となる場合は,syslogfile,及びメッセージログファイルをを確認して,対応してください。
3 Y N,または指定なし HiRDB正常開始中にこのエラーが発生した場合は,項番1の対策を行ってください。それ以外の場合では,SHMMAXオペランドの指定値を変更しHiRDBを強制開始してください。その際,データベースの回復が必要となります。その手順は次のとおりです。
  1. 項番1の対策1.,2.を実施してください。
  2. 前回のシンクポイント完了メッセージ(KFPS02183-I)に表示されているログ以降のログをアンロードしてください。
  3. pdstart -rコマンドでHiRDBを開始してください。
  4. pdrstrコマンドでマスタディレクトリ用RDエリアを最新の同期点に回復してください。
  5. pdstopコマンドでHiRDBを正常終了してください。
  6. pdstart dbdestroyコマンドでHiRDBを強制開始してください。
  7. pdrstrコマンドでマスタディレクトリ用RDエリア以外を最新の同期点に回復してください。
(凡例)
−:該当しません。
24:次に示すどちらかの対策をしてください。
  • UNIX版の場合
    グローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズがOSのオペレーティングシステムパラメタのshmmax指定値×16を超えたか,又はシステム定義のSHMMAXオペランドの指定値を超えました。この管理領域は,SHMMAXオペランドの指定値で分割できないため,shmmax指定値,及びシステム定義のSHMMAXオペランドの指定値を次の計算式で算出し,一番大きな値に変更してください。shmmaxの指定値は,OSのsamコマンドで変更できます。また,shmmaxを変更した後は,OSの再起動が必要です。
  • Windows版の場合
    グローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズがシステム定義のSHMMAXオペランドの指定値を超えました。この管理領域は,システム定義のSHMMAXオペランドの指定値で分割できないため,SHMMAXオペランドの指定値を次の計算式で算出し,一番大きな値に変更してください。SHMMAXオペランドの指定値を超えていない場合は,HiRDB稼働中にHiRDBのインストールディレクトリ下の作業ファイルを削除した可能性があります。この場合,HiRDBのサービスを再度起動してください。
    項番 HiRDB種別 pd_dbbuff_modifyオペランドの指定値 一つのグローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域のサイズ(単位:メガバイト)
    1 シングルサーバ
    又はパラレルサーバ(影響分散環境以外)
    N ↑↑A÷p↑×p÷1024÷1024↑
    2 Y ↑↑A÷p↑×p÷1024÷1024↑+↑B÷1024↑
    3 パラレルサーバ(影響分散環境) ↑↑C÷p↑×p÷1024÷1024↑
A:マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「グローバルバッファが使用する共用メモリの計算式」の「影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用しない場合」を参照し,計算式1の管理領域部から算出した値を代入してください。
B:マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「グローバルバッファが使用する共用メモリの計算式」の「影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用しない場合」を参照し,計算式2から算出した値を代入してください。ただし,計算式2中のaの値には次の値を代入してくださ。
a=↑A÷p↑×p÷1024
C:マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「グローバルバッファが使用する共用メモリの計算式」の「影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合」を参照し,管理領域部から算出した値を代入してください。
p:Windows版で,かつシステム共通定義又はユニット制御情報定義でpd_dbbuff_attributeオペランドにfixedを指定している場合は,Large Pageのページサイズを代入してください。上記以外は,1を代入してください。
28:1サーバ内で定義できるグローバルバッファ数の上限値を超えています。このサーバに定義したグローバルバッファプール数を減らしてください。
32:対策は次のとおりです。
  • 32ビットモードの場合
    共用メモリのサイズ計算でけたあふれが発生しました。エラーが発生したサーバに定義しているグローバルバッファ数又はバッファ面数を減らし,共用メモリサイズが231−1以下になるようにしてください。
  • 64ビットモードの場合
    共用メモリのサイズ計算でけたあふれが発生しました。エラーが発生したサーバに定義しているグローバルバッファ数又はバッファ面数を減らし,共用メモリサイズが263−1以下になるようにしてください。
36:「4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=28,ニモニック=ENOSPC」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。

KFPH23006-E

Failed to allocate semaphore, errno=aa....aa  (L)

セマフォ資源の割り当てに失敗しました。
aa....aa:エラーの要因コード
4:1セマフォ識別子当たりのセマフォ数がシステムの上限値を超えました。
8:システム全体で使用しているセマフォ数又はセマフォ識別子数がシステムの上限値を超えました。
(S)異常終了します。
[対策]エラーの要因コードに従って対処してください。
4:オペレーティングシステムパラメタの1セマフォ識別子当たりのセマフォ数上限値(Solaris版の場合はseminfo_semmsl,Linux版の場合はSEMMSL)を64以上に設定してください。
8:次に示すどれかの処置をしてください。
  • システム内セマフォ数上限値(HP-UX版の場合はsemmns,Solaris版の場合はseminfo_semmns,Linux版の場合はSEMMNS)を大きくしてください。
  • セマフォ識別子数の上限値(HP-UX版の場合はsemmni,Solaris版の場合はseminfo_semmni,Linux版の場合はSEMMNI,Windows版の場合はシステム環境変数PDUXPLSEMMAX,またはpdntenv -sr semmax)を大きくしてください。
  • pdbufferオペランドの指定数を減らしてください。
  • pd_max_usersオペランドの値を小さくしてください。

KFPH23007-E

File aa....aa bb....bb error  (L)

ファイルのアクセスに失敗しました。
aa....aa:ファイル名
ファイル名は絶対パスで表示し,160文字以上の場合はファイルパス名の後ろから159文字を出力します。
bb....bb:ファイルアクセス機能
close:ファイルのクローズ
create:ファイルの作成
open:ファイルのオープン
read:ファイルからの読み込み
write:ファイルへの書き込み
(S)異常終了します。
[対策]このメッセージの直前に出力されたKFPO00107-Eメッセージに従って,処置してください。

KFPH23008-W

No file "pdbufenv"  (L)

シングルサーバ(HiRDB/シングルサーバ),又はディクショナリサーバ(HiRDB/パラレルサーバ)の起動時に作成した"pdbufenv"ファイルがありません。
(S)処理を続行します。
[対策]pdbufferオペランドの指定に従って,システムが該当するファイルを再作成します。したがって,バッファ構成が前回と異なる場合,リラン回復対象RDエリアに,バッファが割り当たらない指定であると,該当するRDエリアは,閉塞状態になります。この場合,データベース回復ユティリティを使用してRDエリアを回復してください。

KFPH23009-E

System call error func=aa....aa, errno=bb....bb  (L)

システムコールでエラーが発生しました。
aa....aa:システムコール名
bb....bb:errnoにセットされたエラー番号
(S)異常終了します。
[対策]errno(エラーの状態を表す外部整数関数)を調査して,errno.h及びユーザが使用しているOSのマニュアルを参照して,エラーの原因を取り除き,再度HiRDBを起動してください。

KFPH23010-E

Insufficient memory on PROCESS for work I/O buffer, size=aa....aa  (L)

プロセス固有領域が不足したため,一括入出力用バッファが確保できません。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
[対策]一括入出力ページ数を小さくしてから,再度データベース作成ユティリティ又はデータベース再編成ユティリティを実行してください。

KFPH23011-W

Invalid SHMMAX statement due to aa....aa bb....bb  (L)

システム共通定義,又はユニット制御情報定義のSHMMAXオペランドが不正です。
aa....aa:エラーの要因
out of range:指定値の範囲外です。
no value:数値ではありません。
bb....bb:指定値(先頭から30文字まで表示します)
(S)共用メモリのセグメントサイズの上限にSHMMAXオペランドのデフォルト値を仮定して処理を続行します。
[対策]サーバ内のグローバルバッファプールサイズの総和がSHMMAXオペランドのデフォルト値を超える場合は,共用メモリのセグメントを複数確保するのでスループット低下の原因となります。SHMMAXオペランドを正しく設定し直してください。

KFPH23012-E

No necessary option for "pdbuffer" aa....aa  (L)

pdbufferオペランドの指定に,必要なオプション指定がありません。
aa....aa:必要なオプション名
(S)異常終了します。
[対策]必要なオプションを指定し,再度HiRDBを起動してください。

KFPH23013-W

Failed to allocate index buffer pool aa....aa due to DATA DICTIONARY search failed SQLCODE = bbbb  (L)

ディクショナリの検索に失敗したため,インデクス専用のグローバルバッファプールを割り当てられません。
aa....aa:バッファプール名称
bbbb:SQLコード
(S)インデクス専用のグローバルバッファプールを作らないで処理を続行します。そのインデクス格納RDエリアにバッファプール定義があれば,そのバッファプールを使用します。バッファプール定義がない場合は,OTHER用(pdbuffer -o指定)バッファプールの定義があれば,そのバッファプールを使用します。
[対策]インデクス専用のグローバルバッファプールが必要な場合は,直前に出力されたSQLメッセージに従って処置し,再度HiRDBを起動してください。

KFPH23014-W

Failed to allocate index buffer pool aa....aa due to no index bb....bb  (L)

pdbufferオペランドで指定したインデクスがないため,インデクス専用のグローバルバッファプールを割り当てられません。
aa....aa:バッファプール名称
bb....bb:インデクス名称
(S)インデクス専用のグローバルバッファプールを作成しないで,処理を続行します。そのインデクス格納RDエリアにバッファプール定義があれば,そのバッファプールを使用します。バッファプール定義がない場合は,OTHER用(pdbuffer -o指定)バッファプールの定義があれば,そのバッファプールを使用します。
[対策]指定したインデクスが削除されている場合は,該当するインデクスに対応する定義をpdbufferオペランドから削除してください。指定したインデクス名が誤っている場合は,pdbufferオペランドを正しく修正し,再度HiRDBを起動してください。

KFPH23015-E

System error, func "aa....aa", code=bbbbbb  (L)

HiRDBの関数でエラーが発生しました。
aa....aa:関数名称
bbbbbb:エラーコード
(S)異常終了します。
[対策]イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile),又はメッセージログファイルから,このメッセージの前後に出力されているメッセージがあるか確認してください。メッセージがある場合は,そのメッセージの処置に従ってください。メッセージがない場合は,bbbbbbを「4.2 システム関連エラーの詳細コード」から探して,エラーの原因を取り除き,再度HiRDBを開始してください。なお,エラーの原因が判断できないときは,保守員に連絡してください。

KFPH23016-E

Invalid "pdbuffer" statement due to operand combination error, global buffer pool name = aa....aa  (L)

pdbufferオペランドで背反するオプションを指定しています。
aa....aa:バッファプール名称
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義に指定したpdbufferオペランドで背反するオプション(-r,-i,-o)を一つのpdbufferオペランドの中に指定しています。-r,-i,及び-oは,それぞれ別のpdbufferオペランドで指定するように変更してください。

KFPH23017-W

Invalid "pdbuffer" statement due to no RDAREA aa....aa  (L)

pdbufferオペランドの-rで指定したRDエリアが,HiRDBシステムにありません。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]システム共通定義のpdbufferオペランドを正しく修正してください。

KFPH23018-W

Failed to allocate global buffer pool aa....aa due to page size exceeds buffer size for RDAREA bb....bb  (L)

グローバルバッファのサイズよりRDエリアのページサイズが大きいため,グローバルバッファプールを割り当てることができません。
aa....aa:グローバルバッファプール名称
bb....bb:RDエリア名称
(S)このRDエリアに対するグローバルバッファプールを割り当てないで,処理を続行します。
(O)このRDエリアにアクセスしたい場合は,システム共通定義のpdbuffer文の-lオプションで指定するバッファサイズを大きくするか,又は-lオプションを削除した後,HiRDBを再度起動します。

KFPH23020-E

Failed to allocate LOB buffer pool aa....aa due to invalid RDAREA type bb....bb  (L)

LOB用RDエリア以外に,LOB用グローバルバッファを割り当てられません。
aa....aa:グローバルバッファプール名称
bb....bb:RDエリア名称
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義のpdbufferオペランドにLOB用RDエリアを指定してください。

KFPH23021-E

Unmatched global buffer definition(standby=aa....aa,current=bb....bb)  (L)

グローバルバッファの定義が待機系と実行系で不一致です。このメッセージは次に示す条件をすべて満たす場合に出力されます。
  • 待機系が待機状態のときに実行系のグローバルバッファの定義を変更した
  • 実行系の単独停止再開始後,待機系を再起動しないで実行系に切り替わった
aa....aa:保守情報1
bb....bb:保守情報2
(S)異常終了します。
[対策]HiRDBを再度開始してください。

KFPH23022-E

Global buffer pool undefined in standby server,RDAREA="aa....aa" standby unit=bbbb standby server=cc....cc  (L)

代替BESのRDエリアにグローバルバッファが定義されていません。
aa....aa:RDエリア名
bbbb:代替BESユニットのユニット識別子
cc....cc:代替BES名
(S)異常終了します。
[対策]pdbufferオペランドの-cオプション又は-oオプションで代替BESが使用するグローバルバッファを割り当ててください。その後,HiRDBを開始してください。

KFPH23023-I

Unit is down because pd_db_io_error_action=unitdown  (L)

pd_db_io_error_actionオペランドにunitdownを指定している場合に,RDエリアの入出力エラーが発生したため,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を異常終了します。
(S)異常終了します。
[対策]直前に出力されるKFPH22003-E,KFPH22007-E,又はKFPH23100-Eのどれかのメッセージを参照して入出力エラーの要因を取り除いてください。

KFPH23024-I

pd_db_io_error_action=unitdown is ineffective  (L)

pd_db_io_error_actionオペランドにunitdownを指定している場合に,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)の異常終了後に再度入出力エラーが発生したため,そのRDエリアを障害閉塞します。
(S)処理を続行します。

KFPH23025-E

Insufficient memory on PROCESS for work I/O buffer,size=aa....aa  (L)

プロセス固有領域が不足したため,ランダムアクセス用ローカルバッファが確保できませんでした。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
[対策]ランダムアクセス用ローカルバッファ面数を小さくしてから,再度pdload又はpdrorgを実行してください。

KFPH23026-E

Insufficient memory on PROCESS,size=aa....aa  (L)

ローカルバッファ環境作成時に,プロセス固有領域のメモリが不足しました。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
[対策]プロセス数などを見直して,再度pdload又はpdrorgを実行してください。

KFPH23027-W

Undefined global buffer pool with '-c' option,RDAREA="aa....aa"  (L)

-cオプション指定のグローバルバッファプールが定義されていません。
aa....aa:RDエリア名
(S)RDエリアをクローズ状態にして処理を続行します。
[対策]影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の適用ユニットのRDエリアには-cオプション指定のグローバルバッファを割り当てる必要があります。システム共通定義のpdbufferオペランドに-cオプションを指定し,未割り当てのRDエリアにグローバルバッファプールを割り当ててください。

KFPH23028-W

Too small '-o' option global buffer size,added RDAREA="aa....aa",global buffer size=bbbbb,page size=ccccc  (L)

-oオプション指定のグローバルバッファのバッファサイズbbbbbが,追加したRDエリア"aa....aa"のページ長cccccより小さいです。
aa....aa:RDエリア名
bbbbb:グローバルバッファのバッファサイズ
ccccc:追加したRDエリアのページ長
(S)処理を続行します。
(O)RDエリア"aa....aa"に-oオプション指定のグローバルバッファを割り当てる場合は,必ずpdstopコマンドでHiRDBを正常停止又は計画停止してからHiRDBを再開始してグローバルバッファを割り当ててください。pdstop -uコマンドでユニットを停止してから再開始してグローバルバッファを割り当てた場合,ほかのユニットの-oオプション指定のグローバルバッファと,バッファサイズが異なるため,系切り替え時にRDエリア閉塞となることがあるので注意してください。

KFPH23029-E

Number of "pdbuffer" statements exceeds the limit  (E+L)

システム定義のpdbufferの数が上限を超えました。
(S)異常終了します。
[対策]pdbufferの上限は,HiRDB/シングルサーバの場合は2,000,000,HiRDB/パラレルサーバの場合は2,147,483,647です。システム定義のpdbufferの数を減らしてから,再度HiRDBを開始してください。

KFPH23030-I

Dynamic update of global buffer information,(server=aa....aa, additional poolno=bb...bb, addtional shmno=cc...cc)  (L)

グローバルバッファの動的変更に関する情報をサーバごとに表示します。
aa....aa:サーバ識別子
bb....bb:追加できるグローバルバッファプール数
cc....cc:追加できる共用メモリセグメント数
(S)処理を続行します。

KFPH23031-E

The definition related to global buffer pool is disagreement,last time=aa...aa this time=bb...bb,errno=cc  (L)

次の操作をした後にHiRDBを再開始しようとしたため,HiRDBを再開始できませんでした。
  • pdbufferオペランドでグローバルバッファを削除した
  • pd_max_add_dbbuff_noオペランドの値を小さくした
  • pd_max_add_dbbuff_shm_noオペランドの値を小さくした
aa....aa:前回稼働時の情報
エラー要因コードごとに前回稼働時の情報(サーバごとの情報)が表示されます。
4:グローバルバッファ数と動的追加できるグローバルバッファ数の合計
8:インデクス用グローバルバッファ数と動的追加できるグローバルバッファ数の合計
16:追加できる共用メモリセグメント数
bb....bb:現在の情報
エラー要因コードごとに現在の情報(サーバごとの情報)が表示されます。
4:グローバルバッファ数と動的追加できるグローバルバッファ数の合計
8:インデクス用グローバルバッファ数と動的追加できるグローバルバッファ数の合計
16:追加できる共用メモリセグメント数
cc:エラーコード
(S)異常終了します。
[対策]エラーコードとその対策を次に示します。
エラー
コード
対策
4 pdbufferオペランドを追加したか,又はpd_max_add_dbbuff_noオペランドの値を小さくしています。pdbuffer及びpd_max_add_dbbuff_noオペランドの値を変更前の値に戻してから,HiRDBを再開始してください。
8 pdbuffer -iオペランドを追加したか,又はpd_max_add_dbbuff_noオペランドの値を小さくしています。pdbuffer -i及びpd_max_add_dbbuff_noオペランドの値を変更前の値に戻してから,HiRDBを再開始してください。
16 pd_max_add_dbbuff_shm_noオペランドの値を小さくしています。pd_max_add_dbbuff_shm_noオペランドの値を変更前の値に戻してから,HiRDBを再開始してください。

KFPH23032-E

Overflow error occurred by size calculation of memory  (L)

メモリサイズの計算でオーバフローが発生しました。
(S)異常終了します。
[対策]
次に示す対策を行って,メモリサイズが231−1以内(64ビットモードの場合は263−1以内)になるようにしてください。
  • システム定義で指定したグローバルバッファプール数を減らす
  • インメモリデータ処理を行っている場合は,pd_max_resident_rdarea_no(インメモリRDエリア数)オペランド及びpd_max_resident_rdarea_shm_no(インメモリデータバッファが使用する共用メモリセグメント数)オペランドの指定値を小さくする

KFPH23033-E

Status file allocation failed due to exceed the allocate limit size,server=aa...aa,key=bbbb,size=cc...cc  (L)

ステータスファイルに格納するデータのサイズが2,147,483,647バイトを超えたため,サーバaa...aaのステータスファイルのレコード割り当てに失敗しました。
aa...aa:サーバ識別子
bbbb:保守情報
cc....cc:割り当てデータ長
(S)異常終了します。
[対策]次の計算式が2,147,483,647を超えないように,定義の指定値を変更してください。
(16+(↑(↑(A÷8)↑÷8)↑)×8)×(B+C)
A:システム共通定義のpd_max_rdarea_noオペランドの指定値
B:サーバに定義済みのインデクス用グローバルバッファ数
C:各サーバ定義のpd_max_add_dbbuff_noオペランドの指定値

KFPH23034-E

Unable to execute dynamic update of global buffer due to use rapid or standby less system switchover facility  (L)

高速系切り替え機能又はスタンバイレス型系切り替え機能を使用しているため,グローバルバッファの動的変更機能を使用できません。
(S)異常終了します。
[対策]システム共通定義のpd_dbbuff_modifyオペランドを省略するか,又はNを指定して,HiRDBを再開始してください。

KFPH23035-I

Update page cache limit available,server name=aa....aa,limit=bb....bb  (L)

更新バッファ量抑制機能を有効にしました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:このサーバでの更新バッファ総数の上限値
(S)処理を続行します。

KFPH23036-I

Update page cache limit unavailable,server name=aa....aa  (L)

更新バッファ量抑制機能を無効にしました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH23037-I

Changed update page cache limit,server name=aa....aa,limit=bb....bb  (L)

更新バッファ総数の上限を変更しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:このサーバでの更新バッファ総数の上限値
(S)処理を続行します。

KFPH23038-E

Number of commit write use pdreclaim exceeded "pd_max_commit_write_reclaim_no" server name=aa....aa  (L)

コミット出力を使用するサーバの,pdreclaimコマンドの同時実行数がpd_max_commit_write_reclaim_noオペランドの指定値を超えました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を終了します。
(O)ほかの空きページ解放ユティリティ(pdreclaim)が終了してから再度実行してください。又は-pオプションを指定しないで,空きページ解放ユティリティ(pdreclaim)を実行してください。
[対策]システム共通定義のpd_max_commit_write_reclaim_noオペランドの設定値を大きくしてください。

KFPH23040-I

Unit is down because pd_db_access_error_action=unitdown  (L)

ファイルアクセスエラー検知時ユニットダウン機能使用時に,RDエリアに対するファイルアクセスエラーを検知したためユニットダウンします。又は,マスタディレクトリ用RDエリアに対するファイルアクセスエラーを検知したため,ユニットダウンします。
(S)異常終了します。
[対策]直前に出力されるKFPH20005-E,KFPH22003-E,KFPH22007-E,又はKFPH23100-Eのどれかのメッセージを参照し,ファイルアクセスエラーの要因を取り除いてからHiRDBを再開始してください。

KFPH23041-I

File for pd_db_access_error_action=unitdown "aa....aa" failed, return code=bb....bb  (L)

ファイルアクセスエラー検知時ユニットダウン機能用の内部ファイル操作に失敗しました。
aa....aa:ファイル操作内容
{create|delete}
bb....bb:エラーコード
(S)処理を続行します。

KFPH23042-E

Insufficient system resource for access tables,max access TRNGID=aa....aabb....bb TRNBID=aa....aacc....cc tables=dd....dd,current access TRNGID=ee....eeff....ff TRNBID=ee....eegg....gg tables=hh....hh  (L)

表をアクセスするために必要なシステム資源が不足しました。
HiRDB/パラレルサーバでは,一つのディクショナリサーバ及びバックエンドサーバに対して,表をアクセスするためのシステム資源を(システム共通定義のpd_max_access_tablesオペランドの値×pd_max_usersオペランドの値)の数だけ用意します。HiRDBは,トランザクションが表をアクセスするたびに一つのシステム資源を割り当て,トランザクション終了時にシステム資源を解放します。そのため,トランザクションがpd_max_access_tablesオペランドの値以上の表をアクセスすると,以降のトランザクションが表をアクセスするときにシステム資源不足となることがあります。
TRNGIDはトランザクションのグローバル識別子,TRNBIDはトランザクションのブランチ識別子を表します。
aa....aa:エラー検出時点までに最も多くの実表をアクセスしたトランザクションのHiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bb....bb:エラー検出時点までに最も多くの実表をアクセスしたトランザクションのグローバルトランザクション番号
cc....cc:エラー検出時点までに最も多くの実表をアクセスしたトランザクションのトランザクションブランチ番号
dd....dd:エラー検出時点までに最も多くの実表をアクセスしたトランザクションにアクセスされた実表数
ee....ee:エラーを検出したトランザクションのHiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
ff....ff:エラーを検出したトランザクションのグローバルトランザクション番号
gg....gg:エラーを検出したトランザクションのトランザクションブランチ番号
hh....hh:エラーを検出したトランザクションにアクセスされた実表数
(S)ユーザプロセスでエラーを検出した場合,ユーザプロセスを異常終了します。ロールバックプロセスでエラーを検出した場合,HiRDBシステムを異常終了します。
[対策]aa....aa,bb....bb,cc....ccで示されるトランザクション内のSQLでdd....ddの値が想定した最大アクセス実表数以下となっているかどうか確認してください。dd....ddの値が想定した最大アクセス実表数以下の場合,pd_max_access_tablesオペランドの値を,少なくともdd....ddの値以上に設定してください。dd....ddの値が想定した最大アクセス実表数より大きい場合,dd....ddの値が想定した最大アクセス実表数以下となるようにSQLを修正してください。

KFPH23045-W

Unable to fix the shared memory in the real memory,shmid=aa....aa,size=bb....bb  (L)

グローバルバッファプールが使用する共用メモリセグメントのページ固定に失敗しました。ページ固定しないで続行します。
aa....aa:共用メモリセグメントの識別子
bb....bb:共用メモリセグメントのサイズ(単位:バイト)
(S)処理を続行します。
[対策]
共用メモリをページ固定しなくてもよい場合は次の処置をしてください。
  • このメッセージを無視してください。
共用メモリをページ固定したい場合は,次のどれかの処置をしてください。
  • Windowsを再起動してください。実メモリ上に連続領域ができ,ページ固定に成功することがあります。
  • HiRDBを停止した後,実メモリを増やしてHiRDBを開始してください。
  • HiRDBを停止した後,グローバルバッファプール数,又はバッファ面数を減らし,共用メモリサイズを小さくしてHiRDBを開始してください。

KFPH23046-E

Invalid pd_max_dbbuff_shm_no statement due to aa....aa set value=bbb before value=ccc  (E+L)

次のようにシステム定義を変更しているため,HiRDBを再開始できませんでした。
  • pd_dbbuff_modifyオペランドにNを指定している(グローバルバッファを動的変更しない)場合,pd_max_dbbuff_shm_noオペランドの値を小さくした
  • pd_dbbuff_modifyオペランドにYを指定している(グローバルバッファを動的変更する)場合,pd_max_dbbuff_shm_noオペランドの値を変更した
aa....aa:エラーの要因
low value:前回開始時の指定値より小さい値です。
different value:前回開始時の指定値と異なる値です。
bbb:今回の指定値
ccc:前回開始時の指定値
(S)異常終了します。
[対策]次の対策をしてください。
  • エラーの要因(aa....aa)がlow valueの場合
    pd_max_dbbuff_shm_noオペランドに,前回開始時の指定値以上の値を設定してから,HiRDBを再開始してください。
  • エラーの要因(aa....aa)がdifferent valueの場合
    pd_max_dbbuff_shm_noオペランドの値を訂正前の値に戻してから,HiRDBを再開始してください。

KFPH23047-I

Unit is down because pd_db_hold_action=unitdown  (L)

物理エラー検知時ユニットダウン機能使用時に,RDエリアに対するアクセスで障害閉塞要因を検知したため,ユニットダウンします。
(S)異常終了します。
[対策]直前に出力されているエラーメッセージを参照して,障害閉塞の要因を取り除いてから,HiRDBを再開始してください。直前に出力されるエラーメッセージにはKFPH22003-E,KFPH22015-E,KFPH23100-E,KFPH27007-Eなどがあります。障害閉塞の要因を取り除くことができない場合は,システム共通定義のpd_db_hold_actionオペランドの指定値をdbholdに変更してから,HiRDBを再開始してください。RDエリアが障害閉塞するため,必要に応じてRDエリアを回復してください。

KFPH23048-I

Sum of memory for global buffer pool size=aa....aa,server=bb....bb)  (L)

サーバbb....bbは,サイズaa....aaの共用メモリをグローバルバッファとして確保しました。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合は,ユニット単位にこのメッセージが出力されます。
aa....aa:グローバルバッファとして確保した共用メモリサイズ(単位:バイト)
bb....bb:サーバの場合はサーバ名,ユニットの場合は********を出力します。
(S)処理を続行します。

KFPH23049-W

Sum of memory for global buffer pool too large,server=aa....aa  (L)

サーバaa....aaで,グローバルバッファとして確保した共用メモリが1.2ギガバイトを超えました。グローバルバッファとして確保した共用メモリが大きく,共用メモリのアタッチができないため,HiRDBが開始できなくなるおそれがあります。
なお,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合は,ユニット単位にこのメッセージが出力されます。
aa....aa:サーバの場合はサーバ名,ユニットの場合は********を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]
〈64ビットモードのWindowsの場合で,かつ32ビットエミュレーションモードでHiRDBを運用しているとき〉
このメッセージを無視してください。このメッセージの出力を抑止したい場合は,システム定義のpd_shared_memory_reportオペランドにNを指定するか,又はイベントログへのメッセージ出力抑止(システム定義のpdmlgputオペランド)の使用を検討してください。
〈HiRDBの環境構築時にこのメッセージが出力された場合〉
次の表に,説明と対策を示します。
説明 対策
32ビットモードのWindowsでは,1プロセスごとに確保できるメモリ領域は2ギガバイトまでです。プロセスがグローバルバッファプールの共用メモリにアタッチする際に,プールサイズ分のプロセスメモリ領域を確保しますが,グローバルバッファプール以外でもメモリ領域を使用するため,プールサイズが1ギガバイトより大きいときは空きメモリが不足することがあります。 グローバルバッファプールとして,1サーバ当たり1ギガバイト以上の共用メモリを割り当てないようにしてください。
プロセスがライブラリをローディングするとメモリ領域を確保しますが,ライブラリを複数ロードした場合にメモリ領域の細分化が起こることがあります。そのため,共用メモリにアタッチする際に空きメモリの総容量は足りていても必要な連続領域を確保できないでメモリ不足エラーが発生することがあります。プラグインを使用したり,JP1/Baseと連携したりしたりしている場合に発生する確率が上がります。なお,HiRDBの開始が成功しても,メモリ領域の細分化の状況によっては,オンライン中にメモリ不足エラーでユニットダウンしたり,HiRDB再開始時にメモリ不足エラーとなりHiRDBが開始できなくなったりすることがあります。 次の場合,HiRDBシステム定義のSHMMAXオペランドとpd_max_dbbuff_shm_noオペランドを使用して共用メモリセグメントサイズを小さく分割してください。これらのオペランドについては,マニュアル「HiRDBVersion 8 システム定義」を参照してください。
  • グローバルバッファプールとして大きな共用メモリを割り当てる
  • プラグインを使用している
  • JP1/Baseと連携(pd_jp1_useオペランドにYを指定)している
〈既にHiRDBが稼働している場合にこのメッセージが出力されたとき〉
問題が発生しないか動作確認をしてください。なお,共用メモリのサイズに影響する定義変更(グローバルバッファプール以外も含む)をしたり,新たにプラグインやJP1/Baseの使用を開始したりする場合は,改めて動作確認をする必要があります。動作確認の手順を次に示します。
  1. 動作確認で問題が発生するとHiRDBが開始できなくなるおそれがあるため,事前にバックアップを取得するなど回復の準備をしてください。また,pd_dbbuff_modifyオペランドにYを指定していると,問題発生時にHiRDBを強制開始してデータベースを回復しなければならなくなるため,一時的に指定値をNに変更してください。
  2. データベースを更新するトランザクションの実行中にHiRDBを強制終了させて,再開始し,ロールバックが完了することを確認してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,すべてのバックエンドサーバに対して確認する必要があります。
  3. 2.の結果,KFPH23005-Eメッセージのエラーコード20を出力して再開始に失敗する場合,現在のグローバルバッファの割り当てでは運用できません。
    KFPH23005-Eメッセージの対策に従って再開始してから,グローバルバッファの割り当てを見直す必要があります。
動作確認をして問題があった場合,次に示すどれかの方法で対処してください。
対処後に,再度動作確認をしてください。
  • グローバルバッファの割り当てを変更して共用メモリサイズを削減する。
  • グローバルバッファ以外の,HiRDBが使用する共用メモリサイズを削減する。
  • SHMMAXオペランドとpd_max_dbbuff_shm_noオペランドを使用して共用メモリセグメントサイズを小さく分割する。

KFPH23050-I

Max of memory for global buffer pool management area size=aa....aa,server=bb....bb  (L)

サーバbb....bbのグローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズの最大はaa....aaです。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合は,ユニット単位にこのメッセージが出力されます。
aa....aa:グローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズの最大値(単位:バイト)。
bb....bb:サーバの場合はサーバ名,ユニットの場合は********を出力します。
(S)処理を続行します。

KFPH23051-W

Maximum-shared-memory-segment-size for global buffer pool too large,server=aa....aa  (L)

サーバaa....aaで,SHMMAXオペランド指定値が200メガバイト(グローバルバッファの動的変更機能(pd_dbbuff_modify=Y)を使用している場合は50メガバイト)を超えました。共用メモリセグメントサイズの上限値(SHMMAXオペランド指定値)が大きく,共用メモリのアタッチができないため,HiRDBが開始できなくなるおそれがあります。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合は,ユニット単位にこのメッセージを出力します。
aa....aa:サーバの場合はサーバ名,ユニットの場合は********を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]
〈64ビットモードのWindowsの場合で,かつ32ビットエミュレーションモードでHiRDBを運用しているとき〉
このメッセージを無視してください。このメッセージの出力を抑止したい場合は,システム定義のpd_shared_memory_reportオペランドにNを指定するか,又はイベントログへのメッセージ出力抑止(システム定義のpdmlgputオペランド)の使用を検討してください。
〈HiRDBの環境構築時にこのメッセージが出力された場合〉
次に示すどちらかの方法で対処してください。
  • 通常時
    SHMMAXオペランドの指定を省略してください(省略時仮定値は200)。
    同様に,pd_max_dbbuff_shm_noオペランドも省略してください(省略時仮定値は16)。
    ただし,pd_dbbuff_modify=Yを指定している場合は,SHMMAXオペランドに50以下の値を指定してください。pd_max_dbbuff_shm_noオペランドには,次の計算結果より大きい値を指定してください。
    ↑グローバルバッファ用共用メモリ所要量÷SHMMAXオペランドの指定値↑グローバルバッファ用共用メモリ所要量については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「グローバルバッファが使用する共用メモリの計算式」を参照して計算するか,又はHiRDB開始時に出力されるKFPH23048-Iメッセージで確認してください。
  • HiRDB開始時にKFPH23005-Eメッセージ(エラーコード24)が出力される場合
    グローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズを見積もって,できるだけ小さな値をSHMMAXオペランドに指定してください。
    グローバルバッファ用共用メモリ所要量については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「グローバルバッファが使用する共用メモリの計算式」を参照して計算するか,又はHiRDB開始時に出力されるKFPH23048-Iメッセージで確認してください。
    グローバルバッファ用共用メモリが使用する管理領域サイズが200メガバイト(グローバルバッファの動的変更機能使用時は50メガバイト)より大きい場合,グローバルバッファに関するオペランド(pdbufferオペランド)の指定値を見直してください。
    なお,SHMMAXオペランドの値を変更した場合は,pd_max_dbbuff_shm_noオペランドの値,及び共用メモリ使用数を再度見積もってください。pd_max_dbbuff_shm_noについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を,共用メモリ使用数については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。
〈既にHiRDBが稼働している場合にこのメッセージが出力された場合〉
次に示すどれかの方法で対処してください。
  • グローバルバッファの割り当てを変更して共用メモリサイズを削減する。
  • グローバルバッファ以外の,HiRDBが使用する共用メモリサイズを削減する。
  • SHMMAXオペランドとpd_max_dbbuff_shm_noオペランドを使用して共用メモリセグメントサイズを小さく分割する。
対処後に問題が発生しないか動作確認をしてください。なお,共用メモリのサイズに影響する定義変更(グローバルバッファプール以外も含む)をしたり,新たにプラグインやJP1/Baseの使用を開始する場合は,改めて動作確認をする必要があります。動作確認の手順を次に示します。
  1. 動作確認で問題が発生するとHiRDBが開始できなくなるおそれがあるため,事前にバックアップを取得するなど回復の準備をしてください。また,pd_dbbuff_modifyオペランドにYを指定していると,問題発生時にHiRDBを強制開始してデータベースを回復しなければならなくなるため,一時的に指定値をNに変更してください。
  2. データベースを更新するトランザクションの実行中にHiRDBを強制終了させて,再開始し,ロールバックが完了することを確認してください。
    HiRDB/パラレルサーバの場合は,すべてのバックエンドサーバに対して確認する必要があります。
  3. 2.の結果,KFPH23005-Eメッセージのエラーコード20を出力して再開始に失敗する場合,現在のグローバルバッファの割り当てでは運用できません。
    KFPH23005-Eメッセージの対策に従って再開始してから,グローバルバッファの割り当てを見直す必要があります。

KFPH23100-E

HiRDB file aa....aa error,errno=bb....bb, HiRDB file name=cc....cc  (L)

HiRDBファイルに対するアクセスでエラーが発生しました。
aa....aa:HiRDBファイル機能
close:HiRDBファイルクローズ
creat:HiRDBファイルの作成
open:HiRDBファイルオープン
read:HiRDBファイルからの読み込み
write:HiRDBファイルへの書き込み
bb....bb:HiRDBシステムのエラーコード
cc....cc:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルシステム領域名が132文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域名の後ろから131文字を出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。
インナレプリカ機能使用時で,aa....aaがwrite,bb....bbが-1544の場合:
レプリカRDエリアをコマンド閉塞かつクローズ状態にしないで,ボリュームをペア状態にしている可能性があります。この状態で次の操作を行うと,この現象が発生することがあります。
  • 定義系SQL(マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」のインナレプリカ機能使用時の定義系SQLを参照してください)
  • 整合性チェックユティリティ(pdconstck)
  • 該当RDエリアに対する更新系SQL(INSERT文,UPDATE文,DELETE文,及びPURGE TABLE文)
  • 該当RDエリアに対するユティリティ(pdload,pdrorg,pdreclaim,及びプラグインのユティリティ)
この現象が発生した場合,ボリュームの状態を確認してください。
  • ペア状態の場合
    ペアボリュームの分離後,pdrelsコマンドで閉塞解除してください。該当RDエリアを使用しない場合は,pdholdコマンドでコマンド閉塞かつクローズ状態にしてください。
  • ペア状態でない場合
    閉塞したRDエリアをデータベース回復ユティリティで回復してください。
上記以外の場合:
閉塞したRDエリアをデータベース回復ユティリティで回復してください。

KFPH23101-E

DB destruction information, requst=(rdid=aa....aa, pgid=bb....bb, pgno=cc....cc, fno=dd....dd), buff=(pgid=ee....ee, pgno=ff....ff, fno=gg....gg)  (L)

バッファ不正時の保守情報を出力します。
aa....aa:要求先のRDエリアID
bb....bb:要求先の表番号又はインデクス番号
cc....cc:要求先ページ番号
dd....dd:要求先ファイル番号
ee....ee:バッファ内の表番号又はインデクス番号
ff....ff:バッファ内のページ番号
gg....gg:バッファ内のファイル番号
(S)処理を終了します。このとき,RDエリアが閉塞することがあります(マスタディレクトリ用RDエリアを除く)。
[対策]保守員に連絡してください。RDエリアが閉塞した場合はデータベース回復ユティリティで回復してください。
ただし,ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションの場合,ログ適用サイトでマスタディレクトリ用RDエリアに対して出力されているときは,業務サイトでデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)を実行したのにシステムログ適用化を行っていない可能性があります。この場合,システムログ適用化を行ってください。

KFPH23201-W

HiRDB file open retry due to insufficient open resource, code=aaaaa  (L)

HiRDBファイルのオープン処理で資源不足となったため,HiRDBファイルのオープンを再試行します。
aaaaa:HiRDBシステムのエラーコード
(S)処理を続行します。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの原因を取り除いてください。

KFPH23202-W

HiRDB DB read retry due to time stamp invalid, RDAREA name=aa....aa, file name=bb....bb, offset=cc....cc  (L)

ページ内タイムスタンプが不正であるため,データベースからの読み込みを再試行します。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:HiRDBファイル名
HiRDBファイル名が92文字以上の場合は,HiRDBファイル名の後ろから91文字を出力します。
cc....cc:タイムスタンプが不正であるページの,HiRDBファイルの先頭からの相対バイト位置。10進数で表示します。
(S)処理を続行します。
(O)
このメッセージが出力された直後,RDエリアが閉塞した場合は保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので,それを保管してください。
このメッセージが出力された直後,RDエリアが閉塞しない場合は,一時的なディスクI/O障害が発生しています。メッセージ中に表示されたHiRDBファイルがあるディスクを調査してください。
[対策]保守員に連絡してください。%PDDIR%\spool下に簡易ダンプが出力されるので資料を保管してください。

KFPH23203-E

Process wait count unmatch,server name=aa....aa wait buffer count=bb....bb wait process count=cc....cc  (L)

デファードライトプロセスでプロセス待ちカウンタの矛盾を検出しました。
aa....aa:サーバ名称
bb....bb:待ち対象バッファ資源数
cc....cc:セマフォ待ち対象プロセス数
(S)処理を続行します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「シンクポイント出力同期制御情報取得機能」を参照してください。

KFPH23204-E

Process wait count unmatch,process id=aa....aa flag count=bb....bb semaphore count=cc....cc  (L)

HiRDB/シングルサーバの場合:
 シングルサーバプロセスでプロセス待ちカウンタの矛盾を検出しました。
HiRDB/パラレルサーバの場合:
 バックエンドサーバプロセス又はディクショナリサーバプロセスでプロセス待ちカウンタの矛盾を検出しました。
aa....aa:矛盾検出プロセス番号
bb....bb:フラグ変更回数
cc....cc:セマフォ操作回数
(S)異常終了(ユニットダウン)します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「シンクポイント出力同期制御情報取得機能」を参照してください。

KFPH23205-E

Number of resident RDAREA exceeds "pd_max_resident_rdarea_no", resident RDAREA no=aa....aa, request=bb....bb, server=cc....cc  (L)

インメモリRDエリアの数が,pd_max_resident_rdarea_noオペランドの値を超えました。
aa....aa:インメモリ化済みのRDエリアの数
bb....bb:インメモリ化を要求したRDエリアの数
cc....cc:サーバ識別子
(S)処理を終了します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「インメモリデータ処理で必要なメモリ所要量」を参照して,メモリ所要量の見積もりに誤りがないか確認してください。

KFPH23206-E

Number of shared memory segment for resident RDAREA exceeds "pd_max_resident_rdarea_shm_no", allocate shm no=aa....aa, request=bb....bb, server=cc....cc  (L)

インメモリRDエリア用の共用メモリセグメント数がpd_max_resident_rdarea_shm_noオペランドの値を超えました。
aa....aa:割り当て済みの共用メモリセグメント数
bb....bb:インメモリ化に必要な共用メモリセグメント数
cc....cc:サーバ識別子
(S)処理を終了します。
[対策]マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「インメモリデータ処理で必要なメモリ所要量」を参照して,メモリ所要量の見積もりに誤りがないか確認してください。

KFPH23207-E

Unmatched RDAREA page size RDAREA="aa....aa",memory=bb....bb DB=cc....cc  (L)

インメモリ化した時点と,RDエリアのページ長が不一致です。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:インメモリ化時点のRDエリアのページ長
cc....cc:現在のRDエリアのページ長
(S)処理を終了します。
[対策]インメモリ化時点,又は同期を取った時点のバックアップからRDエリアを回復し,再度pdmemdb -k reloadコマンドを実行してください。インメモリRDエリアの回復手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照してください。

KFPH23208-E

Failed to allocate in-memory data buffer,server=aa....aa, size=bb....bb, reason=cc....cc  (L)

インメモリデータバッファの割り当てに失敗しました。
aa....aa:サーバ識別子
サーバ識別子が不明な場合は,*****が出力されます。
bb....bb:確保しようとした領域のサイズ
エラー要因がinsufficient physical memoryの場合は*****が出力されます。
cc....cc:エラー要因
page fixed fail:共用メモリのページ固定に失敗しました。
HiRDB segment over:共用メモリセグメント数がHiRDBの上限値を超えました。
process segment over:プロセスで追加できる共用メモリセグメント数がOSの上限値を超えました。
insufficient virtual memory:インメモリデータバッファを割り当てるためのメモリが不足しています。
insufficient physical memory:共用メモリをアタッチするための作業領域が不足しています。
shmmax over:共用メモリのセグメントサイズが上限値を超えました。
segment ID over:共用メモリ識別子の数が上限値を超えました。
(S)処理を終了します。
[対策]エラー要因に従って対策してください。
page fixed failの場合:
エラーが発生したサーバのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照して,次に示すどちらかの処置をしてください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=1が出力されている場合
    KFPO00107-Eメッセージを参照して対策してから,pdmemdbコマンドを再度実行してください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=12が出力されている場合
    共用メモリをページ固定しなくてもよい場合,pdmemdbコマンドの-pオプションにfreeを指定するか,-pオプションを省略して再度実行してください。
    共用メモリをページ固定したい場合,次に示すどちらかの処置をしてください。
    ・実メモリを増やしてからpdmemdbコマンドを再度実行してください。
    ・pdmemdbコマンドに指定するRDエリアを減らして,再度実行してください。
HiRDB segment overの場合:
HiRDBで使用できる共用メモリセグメント数は1サーバ当たり16+pd_max_add_dbbuff_shm_no指定値+pd_max_resident_rdarea_shm_no指定値の合計値です。pd_max_resident_rdarea_shm_noオペランドの値を増やしてから再度pdmemdbコマンドを実行してください。
また,共用メモリセグメントを効率的に使用するために,複数のRDエリアをまとめてインメモリ化する場合は注意が必要です。セグメントの割り当てについては,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」を参照してください。
process segment over,又はshmmax overの場合:
メモリ所要量の計算式を見直してください。インメモリデータ処理で必要なメモリ所要量については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
また,UNIX版の場合は,OSのオペレーティングシステムパラメタの見積もりを見直してください。OSのオペレーティングシステムパラメタの見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」又はOSのマニュアルを参照してください。
なお,共用メモリセグメントを効率的に使用するために,複数のRDエリアをまとめてインメモリ化する場合は注意が必要です。セグメントの割り当てについては,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」を参照してください。
insufficient virtual memoryの場合:
4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=12,ニモニック=ENOMEM」を参照して,対策してください。
insufficient physical memoryの場合:
インメモリRDエリア数を減らして共用メモリ所要量を小さくするか,実メモリを増設してください。
segment ID overの場合:
4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=28,ニモニック=ENOSPC」を参照して,対策してください。

KFPH23209-E

Unmatched HiRDB file page number HiRDB file name="aa....aa",memory=bb....bb DB=cc....cc  (L)

インメモリ化した時点と,HiRDBファイルのページ数が不一致です。
aa....aa:HiRDBファイル名
162文字以上の場合はHiRDBファイルのパス名の後ろから161文字を出力します。
bb....bb:インメモリ化した時点のページ数
cc....cc:現在のページ数
(S)処理を終了します。
[対策]インメモリ化時点,又は同期を取った時点のバックアップからインメモリRDエリアを回復し,pdmemdb -k reloadコマンドを実行してください。インメモリRDエリアの回復手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照してください。

KFPH23210-E

Unmatched HiRDB file number RDAREA="aa....aa",memory=bb....bb DB=cc....cc  (L)

インメモリ化した時点と,RDエリア構成ファイル数が不一致です。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:インメモリ化時点のRDエリア構成ファイル数
cc....cc:現在のRDエリア構成ファイル数
(S)処理を終了します。
[対策]インメモリ化時点,又は同期を取った時点のバックアップからインメモリRDエリアを回復し,pdmemdb -k reloadコマンドを実行してください。インメモリRDエリアの回復手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照してください。

KFPH23212-I

RDAREA "aa....aa" bb....bb end  (L)

RDエリアaa....aaのbb....bbを終了しました。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:インメモリデータ処理の内容
MEMORY_LOAD:RDエリアからインメモリデータバッファへのデータの読み込み
DB_SYNC:RDエリアとインメモリデータバッファの同期の取得
(S)処理を続行します。

KFPH23213-E

Insufficient memory on PROCESS for in-memory data buffer,size=aa....aa  (L)

インメモリデータバッファを確保したときに,プロセス固有メモリが不足しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
(S)処理を終了します。
[対策]プロセス数を見直して,再度コマンドを実行してください。

KFPH23214-I

Unload delayed by transaction,wait aa....aa,RDAREA="bb....bb",objectid=cc....cc,buffer pool=dd....dd  (L)

データベース再編成ユティリティ(pdrorg)のローカルバッファ指定のアンロードが,同時実行中のトランザクションにより遅れています。
ローカルバッファ指定のアンロードは,グローバルバッファ上の処理対象の表(インデクス)ページをいったんDBに書き出した後,DBからローカルバッファに読み込みを行います。
DB書き出し処理中に,グローバルバッファを先に使用しているトランザクションが存在すると,アンロード結果のデータが喪失する可能性があります。これを回避するため,グローバルバッファを先に使用しているトランザクションが存在する場合は,トランザクションが使用中のグローバルバッファを検索し,アンロードの処理対象であればアクセス可能となるのを待ちDB書き出しを行います。
本メッセージは,グローバルバッファ使用中のトランザクションが存在する場合に行う,待ち合わせの開始時間と終了時間(DB書き出し完了済み)を通知します。
aa....aa:
start:待ち合わせ開始
end:待ち合わせ終了
bb....bb:RDエリア名称
cc....cc:表IDまたはインデクスID
dd....dd:バッファプール名
(S)処理を続行します。

KFPH23215-W

Updated page detected in RDAREA="aa....aa",objectid=bb....bb,pgno=cc....cc,while unloading data  (L)

データベース再編成ユティリティ(pdrorg)のローカルバッファ指定のアンロードにおいて,アンロード対象表の更新を検知しました。
アンロードしたデータのトランザクションの整合性はとれていません。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:表ID,又はインデクスID
cc....cc:ページ番号
(S)処理を続行します。
[対策]制御文のoption文にunldenq=nowaitを指定する場合,マニュアル「HiRDBVersion 8 コマンドリファレンス」の「8. データベース再編成ユティリティ(pdrorg)8.9.15 option文(2)(g)unldenq」の記載に準じた運用を行ってください。
アンロード対象を更新するSQLが完了し,更新がないことが保証できる状態としてからアンロードを再実行してください。
アンロードと更新処理を同時に行う場合は,制御文のoption文にunldenq=tblenq,又はrdenqを指定して再実行してください。ただし,アンロード,又は更新処理で排他待ちが発生するため,いずれかの処理時間が長くなります。
option文にunldenq=nowaitを指定した運用において,更新処理と同時にアンロードを実行している場合に本メッセージが必ず出力されるわけではありません。

KFPH24003-E

Invalid "pd_plugin_ixmk_dir" statement, errno=aaaaa, directory or HiRDB file system=bb....bb  (L)

システム定義のpd_plugin_ixmk_dirオペランドに指定した内容でエラーが発生しました。
aaaaa:HiRDBファイルシステムのエラーコード
bb....bb:pd_plugin_ixmk_dirオペランドに指定した内容
121文字以上の場合は,後ろから120文字を出力します。
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]
HiRDBを正常停止してください。その後,「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照し,エラーの要因を取り除いてHiRDBを開始してください。
  • UNIX版の場合
    エラーコードが-1538の場合,HiRDBファイルシステム領域ではない通常ファイル,又はキャラクタ型スペシャルファイルを指定しています。この場合,HiRDBファイルシステム領域,又はディレクトリ名を指定してください。
  • Windows版の場合
    エラーコードが-1538の場合,HiRDBファイルシステム領域ではないファイルを指定しています。この場合,HiRDBファイルシステム領域,又はディレクトリ名を指定してください。

KFPH24004-I

pd_redo_allpage_put information=(Server=aa....aa,SKIP=bb....bb,APPLY=cc....cc,WRITE=dd....dd,BFPUT=ee....ee)  (L)

pd_redo_allpage_putオペランドを指定したときの,サーバaa....aaでの全面回復処理のデータベース書き出しに関する内部情報を表示します。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:データベースに書き出し済みのため,ロールフォワードをスキップした更新ログ数
cc....cc:データベースに未書き出しのため,ロールフォワードした更新ログ数
dd....dd:全面回復処理中に発生した実WRITE回数
ee....ee:内部情報
(S)処理を続行します。

KFPH25000-E

Error occurred on aa....aa(bbbb), code=ccccc(dd....dd)  (L)

aa....aa(bbbb)で,コードcccccのエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した処理
bbbb:エラーが発生した処理の詳細コード
ccccc:エラーのコード
dd....dd:エラーの詳細コード
(S)
HiRDB再開始時:
処理を続行します。
トランザクションのロールバック時:
異常終了します。
[対策]このメッセージの後に出力されるKFPH00306-Eメッセージ(閉塞メッセージ)に示されたRDエリアをデータベース回復ユティリティで回復し,埋め込み文字の内容を保守員に連絡してください。

KFPH25001-E

Error occured on aa....aa(bbbb), code=cc(dd....dd)  (L)

aa....aa(bbbb)でコードccのエラーが発生しました。
aa....aa:エラーを発生した処理
bbbb:エラーを発生した処理の詳細コード
cc:エラーのコード
dd....dd:エラーの詳細コード
(S)異常終了します。
[対策]このメッセージの後に出力されるKFPH00306-Eメッセージに示されたRDエリアをデータベース回復ユティリティで回復し,埋め込み文字の内容を保守員に連絡してください。

KFPH25002-E

aa....aa wait time over,RDAREA=bb....bb,ccccc=dd....dd  (C+L)

トランザクション決着待ち又はホールダブルカーソルを利用した検索の実行待ちの待ち時間が,指定された時間を超えたため,空きページ解放ユティリティの処理を中断しました。
aa....aa:空きページ解放ユティリティが待ち状態となった要因
Transaction:トランザクション決着待ち
Cursor close:ホールダブルカーソルを利用した検索のカーソルクローズと,その後のトランザクション決着待ち
bb....bb:RDエリア名
ccccc:空きページ解放ユティリティの処理対象
TABLE:表
INDEX:インデクス
dd....dd:空きページ解放ユティリティの処理対象の名前
cccccがTABLEの場合,表名
cccccがINDEXの場合,インデクス名
(S)処理を終了します。
(O)
aa....aaがTransactionの場合:
空きページ解放ユティリティを再度実行してください。
長時間アクセスするトランザクションがある場合,そのトランザクションが終了してから,再度実行してください。又は,同時実行トランザクション決着待ち時間を大きくしてください。
aa....aaがCursor closeの場合:
空きページ解放ユティリティを再度実行してください。
長時間オープンしているホールダブルカーソルがある場合,そのカーソルがクローズし,トランザクションが終了してから,再度実行してください。又は,同時実行トランザクション決着待ち時間を大きくしてください。

KFPH25003-E

Unusable page accessed,tableID=aa....aa,RDAREA name=bb....bb,file name=cc....cc,code=dd....dd,ee....ee  (L)

RDエリアbb....bbに定義された表ID aa....aaに対する操作で,使用できないページにアクセスしました。pd_lock_uncommited_delete_dataにWAITを指定した場合,インデクスを定義した表を格納するRDエリアで,次のサイズを超えるHiRDBファイルの領域は使用できません。
  • ページ長が4096の場合:32GB
  • ページ長が6144の場合:48GB
なお,このメッセージは一度出力されると,次の契機まで出力が抑止されます。
  • HiRDB開始時
  • pdopen(RDエリアのオープン)コマンド実行時
aa....aa:表ID
bb....bb:RDエリア名
cc....cc:HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が100文字を超えた場合,パス名の後ろから100文字を出力します。
dd....dd:内部情報
ee....ee:内部情報
(S)トランザクションを無効にします。
[対策]表を格納するRDエリアのHiRDBファイルのサイズを見直してください。pd_lock_uncommited_delete_dataオペランドにWAITを指定した場合のHiRDBファイルサイズの上限については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。RDエリア構成ファイルのサイズの上限を超えている場合は,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,上限を超えないように構成を変更してください。

KFPH25004-I

Waiting for transaction completion. RDAREA="aa....aa",bb....bb="cc....cc",TRNGID=dd....ddee....ee,TRNBID=dd....ddff....ff,ACTID=gg....gg,code=hh....hh,iii  (L)

空きページ解放ユティリティは,このメッセージの示すトランザクションが決着するのを待っています。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:空きページ解放ユティリティの処理対象の種類
  • TABLE:表
  • INDEX:インデクス
cc....cc:空きページ解放ユティリティの処理対象の識別子
dd....dd:HiRDB識別子,及びユニット識別子
取得できない場合は「********」が表示されます。
ee....ee:グローバルトランザクション番号
取得できない場合は「********」が表示されます。
ff....ff:トランザクションブランチ番号
取得できない場合は「********」が表示されます。
gg....gg:ユーザ識別通番
hh....hh:決着待ち状態
  • TRAN:トランザクション決着待ち
  • CURSOR:ホールダブルカーソルのクローズ待ち
iii:内部情報
(S)処理を続行します。
[対策]-wに1以上を指定している場合に,タイムアウトが発生したときは,このメッセージに出力されたトランザクションがすべて決着するのを待ち,再度空きページ解放ユティリティを実行してください。-wに0を指定又は省略した場合は,待ち対象になっているトランザクションを終了させることができるかどうかを確認してください。終了することができるトランザクションが待ち対象になっている場合は,該当するトランザクションを終了させてください。詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「空きページ解放ユティリティ(pdreclaim)」を参照してください。

KFPH25100-I

Index information file assigned,file=aa....aa,index=bb....bb.cc....cc,RDAREA=dd....dd  (L)

RDエリアdd....ddに格納されているインデクスbb....bb.cc....ccのインデクス情報ファイルを作成しました。ファイル名称はaa....aaです。
aa....aa:インデクス情報ファイル名
bb....bb:認可識別子
cc....cc:プラグインインデクスのインデクス識別子
dd....dd:次に示すどちらかの情報が表示されます。
  • プラグインインデクス格納RDエリア名
  • プラグインインデクス格納RDエリア名(レプリカRDエリア世代番号)
    HiRDB Staticizer Optionを使用している場合,プラグインインデクス格納RDエリアがレプリカRDエリアのときは,プラグインインデクス格納オリジナルRDエリア名とレプリカRDエリアの世代番号を出力します。
(S)処理を続行します。

KFPH25101-E

Index information file aa....aa error, file name=bb....bb kind=cc....cc index inf=dd....dd errno=ee....ee  (L)

インデクス情報ファイルの作成又は更新時に,インデクス情報ファイルに対する処理aa....aaに失敗しました。
aa....aa:エラー種別
bb....bb:インデクス情報ファイルの名称
インデクス情報ファイルの名称が100文字を超えている場合,ファイル名称の後ろから100文字を出力します。
cc....cc:エラー情報{0|1|2}
dd....dd:インデクス情報{0|1}
ee....ee:エラーコード
HiRDBファイルシステム領域でエラーが発生した場合は,HiRDBファイルシステム領域のエラーコードが表示されます。HiRDBファイルシステム領域のエラーコードについては,「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください。この場合,cc....ccで表示されたエラー情報は無効になります。
(S)ロールバック中の場合は処理を続行します。ロールバック中でない場合は,トランザクションを無効にします。
[対策]エラー情報,インデクス情報の順に対策してください。
●エラー情報
0の場合:
エラーコード(エラーの状態を表す外部整数変数)を基に,errno.h及びOSのマニュアルを参照してエラーの要因を調査し,次のエラー要因に従って対策してください。
エラーの要因 意味 対策
ENOSPC インデクス情報ファイルがあるディレクトリに空きがなくなりました。 該当するディレクトリから不要なファイルを削除してください。
1の場合:
インデクス情報ファイルがあるディレクトリに空きがなくなりました。該当するディレクトリから不要なファイルを削除してください。
2の場合:
レコードの途中まで読み込みました。保守員に連絡してください。
●インデクス情報
0の場合:
UAPを再実行してください。
1の場合:
インデクスを再作成してください。

KFPH26000-E

Error occurred on aa....aa(bbbb),code=ccccccc(dddddddd)  (L)

aa....aa(bbbb)でコードcccccccのエラーを検知しました。
aa....aa:エラーを検知した処理
bbbb:エラーを検知した処理の詳細コード
ccccccc:エラーのコード
dddddddd:エラーの詳細コード
(S)異常終了します。
[対策]エラーの内容を保守員に連絡してください。

KFPH26001-I

Information=aa....aa  (L)

内部情報aa....aaを出力します。
aa....aa:内部情報
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージが出力された後,システムが異常終了したときは,保守員に連絡してください。

KFPH26010-I

Start to assign used page, because pdload used up new pages in RDAREA "aa....aa", table_id="bb....bb"  (L)

表ID"bb....bb"のデータロードでRDエリア"aa....aa"の新規ページを使い切ったため,未使用領域へのデータの格納を開始します。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:表ID
(S)処理を続行します。
(O)表のデータ件数からRDエリアの容量を見直して,データベース再編成ユティリティ(pdrorg)で表の再編成をしてください。

KFPH27000-E

System error, func "aa....aa", code = bbbb  (L+S)

HiRDBシステムの関数で,エラーが発生しました。
aa....aa:関数名称
bbbb:エラーコード
(S)処理を終了します。
[対策]
関数名称(aa....aa) 管理者の処置
p_f_dbh_dint_envcp
  1. 高速系切り替え機能使用時
    待機系ユニットで出力されるKFPH27028-Eを参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,待機系ユニットを再度開始してください。
  2. 1:1スタンバイレス型系切り替え機能使用時
    待機状態で開始しようとした代替部,又は正規BESユニットで出力されるKFPH27028-Eを参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,代替部又は正規BESユニットを再度待機状態で開始してください。
p_f_dbh_buf_envcp
p_f_hba_envcp
上記以外 4.2 システム関連エラーの詳細コード」を参照して,エラーの原因を取り除いてください。その後,再度関数を実行してください。なお,エラーの原因が判断できないときは,保守員に連絡してください。

KFPH27002-E

Message output failed, return code = aaaa, msgno = bb....bb  (S)

メッセージ出力でエラーが発生しました。
aaaa:エラーコード
bb....bb:メッセージ番号
(S)処理を終了します。
[対策]システム関数エラーコード詳細一覧を参照し,メッセージ出力エラーとなった原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合,保守員に連絡してください。また,メッセージ番号から出力しようとしたメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH27003-E

System call error, func=aa....aa, errno = bbbb  (E+L+S)

OSのシステム関数でエラーが発生しました。
aa....aa:システム関数名
bbbb:errnoの値
(S)処理を終了します。
[対策]errnoの値を基に,errno.h及びOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH27004-E

Work file open failed : aa....aa  (L+S)

作業用ファイルのオープンエラーが発生しました。
aa....aa:エラーの原因
errno = bbbb:エラーコードbbbbが発生しました。
no such file:ファイルがありません。
permission denied:ディレクトリに書き込み権限がありません。
(S)処理を終了します。
[対策]%PDDIR%\tmp下に作成されるファイルを参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH27005-E

Insufficient memory on PROCESS, size = aa....aa  (E+L+S)

プロセス固有領域を確保しようとしました。しかし,メモリが不足したため,確保できません。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ
(S)処理を終了します。
(O)プロセス数を見直して,再度コマンドを実行してください。

KFPH27006-E

DATA DICTIONARY RDAREA information get error  (L+S)

データディクショナリ用RDエリアの情報を取得するときに,エラーが発生しました。
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージの前後に出力されるメッセージログを参照して,エラーの要因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH27007-E

HiRDB file system information get error, code = aaaaa, area = bb....bb  (L)

HiRDBファイルシステム領域の情報を取得するときに,エラーが発生しました。
aaaaa:エラーコード
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域名
HiRDBファイルシステム領域のパス名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域のパス名の後ろから117文字を出力します。
(S)該当するRDエリアの処理を無効にして,処理を続行します。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KFPH27008-E

aa....aa command failed due to DATA DICTIONARY RDAREA(bb....bb) status invalid, RDAREA = cc....cc  (L+S)

データディクショナリ用RDエリアbb....bbを参照できないため,指定されたRDエリアcc....ccのデータベース運用コマンドaa....aaが処理できません。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:データディクショナリ用RDエリア名称
cc....cc:RDエリア名称(RDエリア名称が取得できない場合は*****が表示されます)
(S)該当するRDエリアの処理を無効にして,処理を続行します。
(O)データディクショナリ用RDエリアの状態を正しくしてから,再度コマンドを実行してください。

KFPH27009-E

SORT program error occurred, code = aaaa  (L+S)

ソート処理でエラーが発生しました。
aaaa:エラーコード
(S)処理を終了します。
[対策]エラーコードに対応する処置をしてください。対処できないエラーが発生した場合は,C:\Windows(UNIX版の場合は/tmp又は/usr/tmp)に出力されたsortdump,SORTIODMP,及びSORTDMP2を取得し,保守員に連絡してください。
エラーコード 対処方法
-202 メモリ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを小さくしてください。
-290 ワークバッファ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを大きくしてください。
-210
-230
入出力エラーが発生しました。ソートワーク用のディスク容量不足の可能性があります。容量不足が原因の場合は,十分な空き容量があるディスクをsortオペランドに指定して処理を実行してください。

KFPH27010-E

Unable to send message from aa....aa to bb....bb  (L)

コマンド処理で,ホストaa....aaとホストbb....bbの間に通信エラーが発生しました。
aa....aa:送信元ホスト名
bb....bb:送信先ホスト名
系切り替え機能を使用している場合は,現用系のホスト名となります。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBの開始途中にコマンドを実行した場合は,HiRDBの開始が完了してから再度実行してください。その他の場合は,このメッセージの前に出力されたKFPH27000-Eメッセージの処置に従ってください。ただし,物理的な通信エラーが発生していない場合は,システム定義でホスト間の関係に矛盾があると考えられます。このため,エラーが発生したホスト間の定義を見直して再度実行してください。

KFPH27011-E

aa....aa command failed due to data dictionary RDAREA(bb....bb) status invalid, buffer pool = cc....cc  (L+S)

データディクショナリ用RDエリアbb....bbが参照できないため,指定されたバッファプールcc....ccのコマンドaa....aaの処理ができません。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:データディクショナリ用RDエリア名称
cc....cc:バッファプール名
(S)バッファプール名の場合は,該当するバッファプールの処理を無効にして,処理を続行します。
[対策]データディクショナリ用RDエリアが障害閉塞中の場合は,障害の要因を取り除いて,再度コマンドを実行します。クローズ中の場合は,クローズを解除してから再度コマンドを実行してください。

KFPH27012-I

Usage: pdbufls [-k sts|def|all] [-d] [-x [-y]] [-M] [-N]
[{-s server_name[,server_name]...|-a buffer_pool_name[,buffer_pool_name]...}]  (E+L)

グローバルバッファプールの状態を表示するコマンド(pdbufls)の使用方法を示します。コマンドオプション,又は引数が誤っている場合に出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの形式を修正してコマンドを再度実行してください。

KFPH27013-I

Usage: pddbchg -q n {-r ORIGINAL_RDAREA[,ORIGINAL_RDAREA...]|-r ALL} [-w]  (E+L)

カレントRDエリアを変更するpddbchgコマンドの使用方法を示します。このメッセージはコマンドオプション,又は引数が誤っている場合に出力されます。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの形式を修正してコマンドを再度実行してください。

KFPH27014-E

No original rdarea named aa....aa[, server = bb....bb]  (L+S)

指定したRDエリアはオリジナル用RDエリアではありません。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:共用RDエリアの実行サーバ名
共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
(S)次に示すどれかの処理をします。
  • pddbchgコマンドの場合は,指定されたすべてのRDエリアに対する処理をしないでコマンドを終了します。
  • pddblsコマンドの場合は,該当RDエリアに対する処理をしないで処理を続行します。
  • pdorbeginコマンドに-rオプションを指定した場合
    ・一括指定の場合は,該当RDエリアに対する処理をしないで,処理を続行します。
    ・直接指定の場合は,指定されたすべてのRDエリアに対する処理をしないで,処理を終了します。
[対策]オリジナルRDエリア名を指定して,コマンドを再度実行してください。

KFPH27015-E

aa....aa command failed, RDAREA = bb....bb,code = ccc[, server = dd....dd]  (L+S)

pddbchgコマンドの処理ができません。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:RDエリア名
ccc:エラーコード
-30:指定されたRDエリアに排他を掛けられません。
-31:ディクリョナリ表とバックエンドサーバのメモリの情報が一致しません。
-32:マスタディレクトリの情報を更新できません。
-33:ディクショナリ表を更新できません。
-34:システム関数でエラーが発生しました。
dd....dd:共用RDエリアの実行サーバ名
共用RDエリアでエラーが発生した場合に表示されます。
(S)処理を終了します。
[対策]エラーコードに従って対策してください。
  • -30の場合
    ほかのトランザクション(サーバ名が表示されている場合は,該当するサーバでのほかのトランザクション)の終了後にコマンドを再度実行してください。又はインナレプリカ内の対象RDエリアをすべて閉塞した後にコマンドを再度実行してください。また,オンライン再編成閉塞となっているRDエリアがある場合,pddbchgコマンドは実行できません。pdorchgコマンド実行前はpdorbeginコマンド,pdorchgコマンド実行後はpdorendコマンドでオンライン再編成閉塞を解除し,その後にコマンドを再度実行してください。
  • -31の場合
    システム用RDエリアの運用に誤りがないか確認してください。誤りがない場合は保守員に連絡してください。
  • 上記以外の場合
    このメッセージの前に出力されているメッセージを確認して原因を取り除いてください。サーバ名が表示されている場合は,このメッセージの前に出力されているメッセージを確認して該当するサーバでの原因を取り除いてください。原因が不明な場合は保守員に連絡してください。

KFPH27016-E

No specified generation RDAREA=aa....aa  (L+S)

指定した世代のRDエリアがありません。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を終了します。
[対策]データベース構成変更ユティリティのreplicate rdarea文で世代指定のRDエリアを作成した後にコマンドを再度実行してください。

KFPH27017-W

replica status changed though MASTER DIRECTORY invalid  (L+S)

マスタディレクトリ用RDエリアのカレント情報が不正ですが,レプリカステータスを更新しました。
(S)処理を続行します。

KFPH27018-W

pddbchg command not available without Staticizer Option  (E+L)

pddbchgコマンドを実行するにはHiRDB Staticizer Optionが必要です。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB Staticizer Optionが利用できる環境か確認してください。必要であれば,HiRDB Staticizer Optionをインストールしてください。

KFPH27023-E

specified option not available without Staticizer Option  (E+L)

指定したオプションにはHiRDB Staticizer Optionが必要です。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB Staticizer Optionが利用できる環境か確認してください。必要であれば,HiRDB Staticizer Optionをインストールしてください。

KFPH27024-I

HiRDB file freezed, file=aa....aa  (L+S)

HiRDBファイルaa....aaを更新凍結状態にしました。
aa....aa:HiRDBファイル名
(S)処理を終了します。

KFPH27025-I

Usage: pddbfrz [-d] {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL} [-q generation_number]  (E+L)

pddbfrzコマンドの形式を示します。このメッセージは,コマンドの指定方法が誤っている場合に出力されます。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの指定を修正して,再度実行してください。

KFPH27026-I

HiRDB file freeze skipped, file=aa....aa, reason=bb....bb  (L+S)

HiRDBファイルaa....aaの更新凍結処理は,bb....bbの理由によってスキップされました。
aa....aa:HiRDBファイル名
bb....bb:理由コード
topfile:RDエリアを構成する先頭ファイルです。
already:既に更新凍結状態です。
plug-in:プラグインの論理ファイルがあります。
unused:未割り当てセグメントがあります。
(S)処理を続行します。

KFPH27027-E

RDAREA freeze failed, RDAREA=aa....aa  (L+S)

指定したRDエリアは,プラグインインデクスを格納しているRDエリア,又は未使用のRDエリアのため,更新凍結できません。
aa....aa:RDエリア名
(S)該当するRDエリアの処理を無効にして,処理を続行します。
[対策]RDエリアを指定し直して,再度実行してください。

KFPH27028-E

File copy failed, server name = aa....aa, return code = bbbb  (E+L)

  • 高速系切り替え機能使用時
    実行系サーバから待機系サーバへの,HiRDBのデータベースの環境情報ファイルのコピーに失敗しました。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能使用時
    正規BESユニットから代替部へ,又は代替部から正規BESユニットへの,HiRDBのデータベースの環境情報ファイルのコピーに失敗しました。
aa....aa:サーバ名
bbbb:リターンコード
(S)処理を終了します。
[対策]リターンコードbbbbに従って対策をしてください。
リターン
コード
原因と対策
100 リモートシェルを実行できる環境ではありません。エイリアスIPアドレスを使用している環境の場合は,次の原因が考えられます。
  • 高速系切り替え機能使用時
    実行系ユニットと待機系ユニットのエイリアスIPアドレスのホストが停止している可能性があります。停止している場合は,エイリアスIPアドレスのサーバマシンを起動した後に,待機系ユニットを再度開始してください。
  • スタンバイレス型系切り替え機能使用時
    正規BESユニットと代替部のエイリアスIPアドレスのホストが停止している可能性があります。停止している場合は,エイリアスIPアドレスのサーバマシンを起動した後に,正規BESユニット又は代替部を再度開始してください。
UNIX版限定
ネットワーク障害が発生しています。IPアドレスを引き継がない系切り替え構成で,HAモニタのserver定義文中に"lan_updown"が指定されていません。また,HAモニタ環境設定用ディレクトリの下に,HAモニタ(又はHitachi Toolkit Extension)のservers定義文で指定したサーバ識別名と同じ名称の「サーバ識別名.up」及び「サーバ識別名.down」というネットワークのup/downシェルがあるため,切り替え先のサーバを開始したときにネットワーク障害が発生しました。
IPアドレスを引き継がない系切り替え構成のユニットの場合には,「サーバ識別名.up」及び「サーバ識別名.down」シェルを削除してください。
101 タイムアウトが発生しました。pd_system_complete_wait_timeオペランドの値を見直してください。高速系切り替え機能使用時は待機系ユニットを再度開始してください。1:1スタンバイレス型系切り替え機能使用時は正規BESユニット,又は代替部を再度開始してください。
102 Hitachi HA Toolkit Extensionを使用しているかどうかを確認してください。使用していない場合は保守員に連絡してください。使用している場合は次の対策をしてください。
  • 高速系切り替え機能を使用している場合
    予備系で開始中の待機系ユニットから,HiRDBデータベース環境情報ファイルをコピーしようとしました。実行系が正常に開始していることを確認してください。
    (1)実行系が正常に開始していない場合
    Hitachi HA Toolkit Extensionのプロセスが起動していることを確認し,現用系と予備系のどちらかを実行系ユニットとして開始してください。実行系ユニットが開始完了した後,待機系ユニットを開始してください。
    (2)実行系が正常に開始している場合
    保守員に連絡してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合
    代替部の待機状態で開始中の正規BESユニットから,HiRDBデータベース環境情報ファイルをコピーしようとしました。正規BESユニットが正常に開始していることを確認してください。
    (1)正規BESユニットが正常に開始していない場合
    Hitachi HA Toolkit Extensionのプロセスが起動していることを確認し,正規BESユニットを正常に開始するか,又は代替部を代替中として開始してください。
    ・正規BESユニットを正常に開始する場合
    正規BESユニットが開始完了した後,代替部を待機状態で開始してください。
    ・代替部を代替中として開始する場合
    代替部が開始完了した後,正規BESユニットを待機状態で開始してください。
    (2)正規BESユニットが正常に開始している場合
    保守員に連絡してください。
上記以外 保守員に連絡してください。

KFPH27030-E

pdhold command required specification of -q option  (L+S)

pdholdコマンドで-r ALL及び-sオプションを指定した場合,-qオプションも指定する必要があります。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの形式を修正して,再度実行してください。

KFPH27031-E

Failed to allocate global buffer pool,server=aa....aa,size=bb....bb,errno=cc  (L+S)

グローバルバッファの割り当てに失敗しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:確保しようとした領域サイズ(計算でけたあふれの場合は0が表示されます)
cc:エラー要因コード
(S)処理を終了します。
[対策]エラー要因コードに従って対策してください。対策後にpdbufmodコマンドを再実行してください。
エラー
要因
コード
エラーの内容 対策
4 共用メモリのページ固定に失敗しました。 共用メモリセグメントのページ固定に失敗しました。エラーが発生したサーバのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照して,次に示すどちらかの処置をしてください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=1が出力されている場合
    KFPO00107-Eメッセージを参照して,対策してください。
  • KFPO00107-E "shmctl(ommfixed)" failed errno=12が出力されている場合
    共用メモリセグメントをページ固定しなくてもよい場合,いったんHiRDBを正常停止して,pd_dbbuff_attributeオペランドにfreeを指定するか,又はオペランドの指定を省略してHiRDBを再開始してください。
    共用メモリセグメントをページ固定したい場合,次に示すどちらかの処置をしてください。
    ・実メモリを増やしてください。
    ・pdbufmodコマンドに指定するバッファ面数を減らしてください。
8 共用メモリセグメント数がHiRDBの上限値を超えました。 HiRDBで追加可能な共用メモリセグメント数は1サーバ当たりpd_max_add_dbbuff_shm_noオペランドで指定した値ですが,この上限値を超えています。インメモリデータ処理を適用している場合は,16+pd_max_add_dbbuff_shm_noの値+pd_max_resident_rdarea_shm_noの値を超えています。
不要なグローバルバッファがある場合は削除してください。また,動的変更したグローバルバッファの定義をpdbufferオペランドに反映してください。これによって,HiRDBが管理する共用メモリセグメント数を減らせます。
16 共用メモリセグメント数がOSの上限値を超えました。 プロセスで追加できる共用メモリセグメント数がOSのオペレーティングシステムパラメタshmsegの値を超えました。不要なグローバルバッファがある場合は削除してください。
20 メモリ不足が発生しました。 4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=12,ニモニック=ENOMEM」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。
24 共用メモリのセグメントサイズが上限値を超えました。 グローバルバッファ用の共用メモリサイズがOSのオペレーティングシステムパラメタshmmaxの値を超えたか,又はSHMMAXオペランドの値を超えました。グローバルバッファのバッファ面数を減らせる場合は減らしてください。
28 グローバルバッファ数が上限値を超えました。 1サーバ内で動的追加・変更できるグローバルバッファプール数はpd_max_add_dbbuff_noオペランドで指定した値ですが,この上限値を超えています。不要なグローバルバッファプールがあれば削除してから再実行してください。
32 共用メモリサイズの計算でけたあふれが発生しました。 グローバルバッファのバッファ面数を減らして共用メモリサイズが231−1(64ビットモードの場合は263−1)以下になるようにしてください。
36 共用メモリ識別子数が上限値を超えました。 4.3 システムコールのリターンコード」の「システムコール=shmget,errno=28,ニモニック=ENOSPC」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。

KFPH27032-E

Global buffer pool already allocated,global buffer pool name=aa....aa  (L+S)

グローバルバッファは割り当て済みです。
aa....aa:グローバルバッファ名
(S)処理を終了します。
[対策]既に使用されているグローバルバッファ名をpdbufls -k defコマンドで確認してください。ユニークなグローバルバッファ名を指定してpdbufmodコマンドを再実行してください。

KFPH27033-I

Usage: pdbufmod -k {add|del|upd} -a poolname [{-r RDAREA[,RDAREA ...]|-b RDAREA[,RDAREA ...]|-i ID.INDEXNAME|-o}] [-n NUM] [-l SIZE] [-m PRMAX] [-p PRNUM] [-w WRATIO] [-y TRBUFNUM]  (E+L)

グローバルバッファを動的に変更するpdbufmodコマンドの使用方法を示します。コマンドオプション又は引数が間違っている場合にこのメッセージを出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]指定形式を修正してコマンドを再実行してください。

KFPH27034-E

Unable to execute pdbufmod command, server=aa....aa  (L+S)

次に示す理由のためpdbufmodコマンドを実行できません。
  • 高速系切り替え機能を使用している
  • スタンバイレス型系切り替え機能を使用している
  • pd_dbbuff_modifyオペランドを省略しているか,又はNを指定している
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]高速系切り替え機能又はスタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合は,オンライン中のシステム構成変更機能を使用してpdbufferオペランドの指定を変更してください(グローバルバッファの定義を変更してください)。
高速系切り替え機能又はスタンバイレス型系切り替え機能を使用していない場合は,pd_dbbuff_modifyオペランドにYを指定してください。

KFPH27035-I

Usage: pdorbegin {-r ORIGINAL_RDAREA[,ORIGINAL_RDAREA...] |-t [AUTHID.]TABLE [-s server[,server...]] [-c CONSTRAINT_TYPE]} [-w LOCK_WAIT_TIME] [-q GENERATION_NUMBER] [-e] [-u]
pdorbegin {-r ORIGINAL_RDAREA[,ORIGINAL_RDAREA...] |-t [AUTHID.]TABLE [-c CONSTRAINT_TYPE]} [-s server[,server...]] [-w LOCK_WAIT_TIME] [-q GENERATION_NUMBER] -u  (E+L)

pdorbeginコマンドの指定形式です。
(S)処理を終了します。
[対策]指定形式を確認し,再度実行してください。

KFPH27036-I

Usage: pdorchg [-s server[,server...]]  (E+L)

pdorchgコマンドの指定形式です。
(S)処理を終了します。
[対策]指定形式を確認し,再度実行してください。

KFPH27037-I

Usage: pdorend [-s server[,server...]] {[-n RETRY_COUNT] [-w MAX_REFLECT_WAIT_TIME] [-t MAX_TRN_WAIT_TIME] [-m REF_PROCESS_CNT] [-z] [-f reflection control file] [-p] | [-u]}  (E+L)

pdorendコマンドの指定形式です。
(S)処理を終了します。
[対策]指定形式を確認し,再度実行してください。

KFPH27038-E

Not available without aa....aa option, command = bb....bb  (E+L)

aa....aaオプションが組み込まれていないため,bb....bbコマンドを実行できません。
aa....aa:オプションの名称
Staticizer
bb....bb:コマンドの名称
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
(S)処理を終了します。
[対策]オプションを組み込んでから,再度実行してください。

KFPH27039-E

Not available without specification of aa....aa operand, command = bb....bb  (E+L)

システム定義のaa....aaオペランドを指定していないため,bb....bbコマンドを実行できません。
aa....aa:システム定義のオペランド名
{pd_inner_replica_control|pd_max_reflect_process_count}
bb....bb:コマンドの名称
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBを終了して,システム定義のaa....aaオペランドを追加してから,HiRDBを再開始してください。その後,コマンドを再度実行してください。

KFPH27040-I

Reflection completed, server = aa....aa  (E+L)

該当するサーバの追い付き反映処理が完了しました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH27041-W

Reflection retry, server = aa....aa, count = bb, code = cccc, wait_time = dddd  (E+L)

サーバaa....aaで追い付き反映処理をリトライします。
aa....aa:サーバ名
bb:リトライ回数
cccc:理由コード
lock:排他を掛けるときのタイムアウト
sync:排他を掛けた後の追い付き反映処理のタイムアウト
dddd:排他待ち時間(秒)
(S)処理を続行します。
(O)追い付き反映処理が繰り返しリトライとなって異常終了する場合は,次のどれかの対策をして,再度pdorendコマンドを実行してください。
  • -nオプションの指定値を大きくする
  • -wオプションの指定値を大きくする
  • -tオプションの指定値を大きくする
上記の対策をしても異常終了する場合は,トランザクション処理量を抑えてpdorendコマンドを実行してください。

KFPH27042-W

No held(org) RDAREA, command = aa....aa  (L+S)

更新可能なオンライン再編成ができるRDエリアがありません。
aa....aa:コマンド名
{pdorchg|pdorend}
(S)処理を終了します。
(O)更新可能なオンライン再編成の運用手順を確認してから,再度コマンドを実行してください。更新可能なオンライン再編成の運用手順については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。

KFPH27043-E

aa....aa command failed, server = bb....bb, code = ccc  (E+L+S)

aa....aaコマンドが,サーバbb....bbで失敗しました。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:サーバ名
ccc:エラーコード
-50:追い付き反映処理の最大待ち時間を超えました。
-51:リトライ回数が指定値を超えました。
-52:pdorend反映プロセスでエラーが発生しました。
-53:通信エラーが発生しました。
-54:該当するサーバは更新可能なオンライン再編成実行中です。
-55:更新可能なオンライン再編成のコマンドの実行順序が不正です。
-56:pdorchgコマンドが完了していない可能性があります。
-57:指定したオプション,RDエリア,表,又は制約種別が不正です。
(S)処理を終了します。
(O)エラーコードに対応する次に示す処置をしてください。
エラーコードが-50の場合:
追い付き反映処理の最大待ち時間の指定値を大きくするか,又はレプリカRDエリアに対するトランザクション量を抑えてから,再度コマンドを実行してください。
エラーコードが-51の場合:
次のどれかの対策をしてから,再度コマンドを実行してください。
  • トランザクションの最大待ち時間の指定値を大きくする
  • リトライ回数を大きくする
  • レプリカRDエリアに対するトランザクション量を抑える
エラーコードが-52の場合:
次のどちらかの対策をしてください。
  • pdorendコマンドに-uオプションを指定していない場合,直前のエラーメッセージに従って対処してください。
  • pdorendコマンドに-uオプションを指定している場合,該当するサーバ内の全RDエリアのオンライン再編成閉塞が解除されていれば,コマンドの再実行は不要です。RDエリアのステータスは,pddblsコマンドで確認できます。該当するサーバ内にオンライン再編成閉塞のRDエリアが一つでもある場合は,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」の障害対策を参照して対処してください。
エラーコードが-54の場合:
先に実行したpdorendコマンドの終了を待ってから,再度コマンドを実行してください。
エラーコードが-55の場合:
pdorbegin,pdorchg,及びpdorendコマンドの実行順序を確認してください。実行順序が正しい場合は,pddblsコマンドでRDエリアのステータスが正しいか確認してください。
エラーコードが-56の場合:
pdorchgコマンドのリターンコードを確認してください。正常終了していない場合は,対策してpdorchgコマンドを正常終了させてからpdorendコマンドを再度実行してください。正常終了している場合は,pdorendコマンド実行時に,pddbchgコマンド又はデータベース構成変更ユティリティが同時に実行された可能性があります。この場合は,pdorendコマンドを再度実行してください。
エラーコードが-57の場合:
  • -uオプション指定なしの場合
    処理対象のRDエリアがあるサーバに,既にオンライン再編成閉塞となっているRDエリア又は表があるため,pdorbeginコマンドが実行できません。指定したRDエリア又は表名を確認してください。
  • -uオプション指定ありの場合
    オンライン再編成閉塞したときに指定したオプション(-r,-t,又は-c)とフラグ引数(RDエリア,表,又は制約種別)を指定して,pdorbeginコマンドを実行してください。
    -rオプションを指定している場合,オンライン再編成閉塞にしたときの-rオプションで指定したRDエリアの中から,解除するRDエリアを指定して,pdorbeginコマンドを実行してください。
    -tオプションを指定している場合,オンライン再編成閉塞にしたときの-tオプションで指定した表を指定してください。
    -cオプションを指定している場合,オンライン再編成閉塞にしたときに指定した制約種別を指定して,pdorbeginコマンドを実行してください。
エラーコードが上記以外の場合:
このメッセージの前に出力されているメッセージを確認し,エラー原因を取り除いて再度コマンドを実行してください。原因が分からない場合は保守員に連絡してください。

KFPH27044-I

aa....aa command started  (E+L)

aa....aaコマンドを開始しました。
aa....aa:コマンド名
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
(S)処理を続行します。

KFPH27045-I

aa....aa command ended, return code = bb  (E+L)

aa....aaコマンドが終了しました。
aa....aa:コマンド名
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
bb:リターンコード
0:正常終了
4:警告終了
8及び12:異常終了
(S)処理を終了します。
[対策]リターンコードが0以外の場合は,直前に出力されているメッセージの内容に従って対処してください。

KFPH27046-E

Refrection management table not found, command = aa....aa  (L+S)

追い付き状態管理表がありません。
aa....aa:コマンド名
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
(S)処理を終了します。
[対策]pdorcreateコマンドで追い付き状態管理表を作成してから,再度コマンドを実行してください。

KFPH27047-E

Reflection management table existed in RDAREA to hold(org), RDAREA = aa....aa  (L+S)

追い付き状態管理表が,更新可能なオンライン再編成で使用するRDエリアにあります。
aa....aa:RDエリア名
(S)処理を終了します。
[対策]追い付き状態管理表を削除して,新たに別のRDエリアに作成してください。

KFPH27048-E

Enter aa....aa command, due to incomplete operation, RDAREA = bb....bb, SERVER = cc....cc  (L)

処理が完了していない運用コマンドがあります。
aa....aa:コマンド名{pdorbegin|pdorend}
bb....bb:オリジナルRDエリア名(pdorendの場合は********が表示されます)
cc....cc:サーバ名(pdorbeginの場合は********が表示されます)
(S)処理を続行します。
[対策]表示されたRDエリア又はサーバを指定し,pdorbegin又はpdorendコマンドを再度実行してください。

KFPH27049-E

Another RDAREA of the same server already held(org), command = aa....aa, SERVER = bb....bb  (L+S)

同一サーバ内のほかのRDエリアが既にオンライン再編成閉塞のため,コマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名(pdorbegin)
bb....bb:サーバ名
(S)処理を終了します。
[対策]同一サーバ内に更新可能なオンライン再編成状態のRDエリアを追加したい場合は,次の操作をしてください。
  • pdorchgコマンド実行していない場合
    既に更新可能なオンライン再編成閉塞状態となっているRDエリアに対して,pdorbeginコマンド(-u)を実行し,更新可能なオンライン再編成閉塞状態解除後に,再度pdorbeginコマンドを実行してください。
  • pdorchgコマンド実行している場合
    既に更新可能なオンライン再編成閉塞状態となっているRDエリアに対して,pdorendコマンド(-u)を実行し,更新可能なオンライン再編成閉塞状態を解除し,pddbchgコマンドでカレントRDエリア変更後に,再度pdorbeginコマンドを実行してください。
詳細については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。

KFPH27050-E

Unable to execute aa....aa command, RDAREA = bb....bb, reason = "cc....cc"  (L+S)

cc....ccの理由によって,aa....aaコマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名(pdorbegin)
bb....bb:RDエリア名
cc....cc:理由
invalid RECOVERY type:LOB列格納用RDエリアの列回復制約がALLではありません。
(S)該当するRDエリアがあるサーバの処理を終了します。
[対策]理由がinvalid RECOVERY typeの場合,次のどちらかの対処をしてから,再度実行してください。
  • LOB列格納用RDエリアを,オンライン再編成閉塞にしない表格納用RDエリアに定義し直してください。
  • LOB列格納用RDエリアを含む表定義のうち,LOB列の列回復制約をすべてALLにしてALTER TABLEを実行してください。

KFPH27051-E

Number of RDAREA exceeds maximum value  (E+L+S)

処理できるRDエリアの上限値を超えました。
(S)処理を終了します。
[対策]pdorbeginコマンドで処理できるRDエリアの上限値は4,096個です。
  • -rオプション指定時
    -rオプションで指定しているRDエリア一括指定を見直し,コマンドを再度実行してください。
  • -tオプション指定時
    -tオプションに指定している表とその表に関連するすべてのRDエリアの総数を見直し,コマンドを再度実行してください。
    指定している表に関連するRDエリアについては,pdrdreflsコマンドで確認してください。

KFPH27052-W

Shared RDAREA released hold(org), specified option "-s", server = aa....aa, RDAREA = bb....bb  (L+S)

共用RDエリアに対し,サーバaa....aaを指定してオンライン再編成閉塞を解除しています。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:RDエリア名
(S)処理を続行します。
[対策]全バックエンドサーバを一括で処理できない要因を取り除いて,pddbls -mコマンドで全バックエンドサーバの共用RDエリアの閉塞状態を確認してください。その後,全バックエンドサーバの共用RDエリアのオンライン再編成閉塞を解除してください。

KFPH27053-E

Unable to use specified command option aa for bb....bb, command = cc....cc   (E+L+S)

bb....bbに対して,コマンドcc....cc,オプションaaは指定できません。
aa:オプション名
-s
bb....bb:エラーの要因
shared RDAREA:共用RDエリア
RDAREA:共用RDエリア以外のRDエリア
shared table:HiRDB/パラレルサーバの共用表
cc....cc:RDエリア名
{pdorbegin|pdorchg|pdorend}
(S)処理を終了します。
[対策]エラーの要因に対応する次の処置をしてください。
エラーの要因がshared RDAREA,又はRDAREAの場合
  • cc....ccがpdorbeginコマンドのとき
    共用RDエリアと共用RDエリア以外のRDエリアを別々に実行してください。共用RDエリアは,-rオプションに共用RDエリアだけを指定し,コマンドを実行してください。共用RDエリア以外のRDエリアは,-rオプションに共用RDエリア以外のRDエリアを指定し,-sオプションを削除してコマンドを実行してください。共用RDエリアの情報は,pddblsコマンドの-mオプション指定で確認してください。
  • cc....ccがpdorchg,及びpdorendコマンドのとき
    -sオプションを削除して,コマンドを再度実行してください。
エラーの要因がshared tableの場合
-sオプションを削除して,コマンドを再度実行してください。

KFPH27054-E

Transaction may not determine commit or rollback command=aa....aa   (L)

トランザクションが通信障害などの障害発生のため,システムでコミット,又はロールバックができていない可能性があります。
aa.... aa:コマンド名
(S)処理を終了します。
[対策]実行したコマンドのトランザクションが残っていないことをpdls -d prcコマンドとpdls -d trnコマンドで確認してください。トランザクションが完結していない場合は,pdcancelコマンドでキャンセルした後再度コマンドを実行してください。

KFPH27055-E

aa....aa command failed, reason=bb....bb  (E+L+S)

aa....aaコマンド実行中にエラーが発生しました。
aa.... aa:コマンド名
bb....bb:理由
ANALYZE FAILED:追い付き反映制御ファイルの解析処理でエラーが発生しました。
ANY BES FAILED:一つ以上のバックエンドサーバの処理でエラーが発生しました。
Auth_id INVALID:-tオプションの認可識別子の省略値が不正です。
SPECIFIED SERVER INVALID:-tオプションで指定した表に関連がないサーバを,-sオプションに指定しています。
(S)処理を終了します。
[対策]
bb....bbがAuth_id INVALIDの場合
環境変数PDUSERを設定,又は修正した後,コマンドを再度実行してください。
bb....bbがSPECIFIED SERVER INVALIDの場合
pdorbeginコマンドの-tオプションで指定した表,又はその表の被参照表若しくは参照表に関連するサーバを-sオプションに指定して,コマンドを再度実行してください。表に関連するサーバはpdrdreflsコマンドで確認してください。
bb....bbがANY BES FAILEDの場合
<直前のKFPH00132-Eメッセージで,処理対象外サーバが表示されているとき>
オンライン再編成処理を続行したい場合は,次のどちらかの処理を実行してください。
  • KFPH00132-Eメッセージに表示されているサーバのエラー要因を取り除いて,コマンドを再度実行してください。
  • pdorbeginコマンドを-tオプション指定でオンライン再編成閉塞にしている場合
    -tオプションに指定した表又はその被参照表がすべてHiRDB/パラレルサーバの共用表ではない場合,処理対象サーバを-sオプションで指定してコマンドを再度実行してください。
    -tオプションに指定した表又はその被参照表がHiRDB/パラレルサーバの共用表の場合,-sオプションを指定しないで,コマンドを再度実行してください。
<上記以外のとき>
直前に出力されているメッセージの内容に従って対策した後,コマンドを再度実行してください。
bb....bbが上記以外の場合
直前に出力されているメッセージの内容に従って対策した後,コマンドを再度実行してください。

KFPH27056-W

Warning occurred in reflect service, server=aa....aa  (E+L)

pdorend反映プロセスから警告が返されました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されているKFPTの警告メッセージ(-Wのメッセージ)に従って対策してください。

KFPH27058-E

Unable to use specified command option aa for bb....bb, command=cc....cc, RDAREA name="dd....dd"  (L+S)

コマンドcc....ccの場合,"bb....bb"に対してaaオプションを指定できません。
aa:オプション名
-u
bb....bb:エラーの要因
resident RDAREA:インメモリRDエリア
cc....cc:コマンド名
pdhold
dd....dd:RDエリア名
(S)RDエリア"dd....dd"の処理を無効にして,処理を続行します。
[対策]aaオプションを削除して,コマンドを再度実行してください。

KFPH27059-I

Usage: pdmemdb -k {stay|reload|rels|cancel} {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL} [-p {free|fixed}] [-d]  (E)

pdmemdbコマンドのオプションの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正してコマンドを再度実行してください。

KFPH27060-I

RDAREA aa....aa, RDAREA="bb....bb"  (L+S)

RDエリアbb....bbに対して,aa....aaの処理を行いました。
aa....aa:RDエリアに対する処理内容
stayed:インメモリ化
reloaded:再読み込み
released:インメモリ化の解除
canceled:インメモリデータバッファの更新内容を破棄
bb....bb:RDエリア名称
(S)処理を続行します。

KFPH27061-W

Resident RDAREA held due to force released, RDAREA = "aa....aa"  (L+S)

強制的にインメモリ化の解除を行ったため,RDエリアaa....aaは,障害閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名称
(S)処理を続行します。
[対策]次のどちらかの対策を行ってください。
  • マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照して,RDエリアを回復してください。
  • RDエリアのデータは,インメモリ化時点,又は同期を取った時点の状態です。その状態で運用を再開する場合は,pdrelsコマンドで障害閉塞を解除してください。

KFPH27062-E

"pdmemdb" command failed, RDAREA="aa....aa", reason=bb....bb  (L+S)

RDエリアaa....aaに対してpdmemdbコマンドを実行しましたが,bb....bbの要因でエラーとなりました。
aa....aa:RDエリア名称
bb....bb:エラー要因
INVALID_RDKIND:RDエリア種別が不正です(ユーザ用RDエリア,ユーザLOB用RDエリア,及びリスト用RDエリア以外のRDエリアを指定しています)。
INVALID_STATUS:RDエリアの状態,又はインメモリデータバッファの状態が不正です。
EXIST_PDORRFST:追い付き反映処理を行う表を格納しているRDエリアです。
EXIST_SCHEDULE:SCHEDULE属性のRDエリアです。
EXIST_SHARED_RDAREA:共用RDエリアです。
EXIST_REPLICA_RDAREA:レプリカRDエリアです。
NO_GBUF:グローバルバッファが割り当てられていません。
(S)
HiRDB/シングルサーバの場合:
処理を終了します。
HiRDB/パラレルサーバの場合:
  • エラー要因がINVALID_RDKIND,EXIST_PDORRFST,又はEXIST_SHARED_RDAREAのとき
    処理を終了します。
  • エラー要因がINVALID_STATUS,EXIST_SCHEDULE,EXIST_REPLICA_RDAREA,又はNO_GBUFのとき
    RDエリアaa....aaがあるバックエンドサーバ下のすべてのRDエリアに対する処理を中止します。それ以外のバックエンドサーバ下のRDエリアについては処理を続行します。
[対策]次の対策を行ってください。
bb....bbがINVALID_RDKIND,EXIST_SHARED_RDAREA,EXIST_REPLICA_RDAREAの場合:
エラーとなったRDエリアを除いて,再度実行してください。
bb....bbがINVALIDE_STATUSの場合:
pddbls -Mコマンドを実行して,RDエリア及びインメモリデータバッファの状態を確認し,必要な処置を行った上で,再度実行してください。
bb....bbがEXIST_PDORRFSTの場合:
次のどちらかの処置を行ってください。
  • 追い付き反映処理を行う表を格納しているRDエリアを除いて,再度実行してください。
  • pdorcreate -dコマンドで追い付き反映処理を行う表を削除してから,再度実行してください。
bb....bbがEXIST_SCHEDULEの場合:
次のどれかの処置を行ってください。
  • データベース構成変更ユティリティでRDエリアのオープン契機をSCHEDULE属性以外に変更し,HiRDBを再開始してから,再度実行してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合で,エラーとなったRDエリアが代替中のときは,系の切り戻しを行った後に再度実行してください。
  • エラーとなったRDエリアを除いて,再度実行してください。
bb....bbがNO_GBUFの場合:
次のどれかの処置を行ってください。
  • pdbufmod -k addコマンドでグローバルバッファを追加してから再度実行してください。
  • HiRDBを再開始して,OTHER用バッファが割り当てられている状態で再度実行してください。
  • エラーとなったRDエリアを除いて,再度実行してください。

KFPH27063-E

HiRDB Accelerator required  (E)

インメモリデータ処理を使用するには,HiRDB Acceleratorが必要です。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB Acceleratorをインストール及びセットアップしてください。HiRDB Acceleratorのインストールについては,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」を参照してください。

KFPH27064-E

Unable to execute pdmemdb command because of using Real_Time_SAN_Replication, kind=aa....aa  (E)

aa....aaのリアルタイムSANレプリケーション機能を使用している場合は,pdmemdbコマンドを実行できません。
aa....aa:リモートサイトへのデータ反映方式
sync:全同期方式
async:全非同期方式
hybrid:ハイブリッド方式
(S)処理を終了します。
[対策]インメモリデータ処理を適用する場合は,上記のデータ反映方式を使用しないように,システム定義を変更してください。

KFPH27065-E

Resident RDAREA held due to HiRDB file error, RDAREA = "aa....aa"  (E+L)

HiRDBファイルに対するアクセスでエラーが発生したため,インメモリRDエリアaa....aaは,障害閉塞しました。
aa....aa:RDエリア名称
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対策した後,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「トラブルシュート」を参照してRDエリアを回復してください。

KFPH27066-E

Number of RDAREA exceeded aaaa  (E)

フラグ引数に指定したRDエリア名の数(重複排除後の数)が,指定境界数(aaaa)を超えました。
aaaa:指定境界数
(S)処理を終了します。
[対策]フラグ引数に指定したRDエリア名の数(重複排除後の数)を,指定境界数以下にしてください。指定境界数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「コマンドラインでRDエリアを指定する場合の規則」を参照してください。

KFPH27100-E

Unable to aaaaaa global buffer pool due to bb....bb, RDAREA="cc....cc"  (L+S)

bb....bbの理由によってグローバルバッファを追加又は削除できません。
aaaaaa:処理内容
add:追加
delete:削除
bb....bb:理由
invalid RDAREA type:RDエリアの種別が不正
RDAREA cannot specified:RDエリア指定不可
cc....cc:RDエリア名
(S)処理を終了します。
[対策]RDエリアの種別不正の場合は,LOB用のグローバルバッファにLOB用以外のRDエリアを指定しています。正しいRDエリアを指定してpdbufmodコマンドを再実行してください。
RDエリア指定不可の場合は,インデクス用のグローバルバッファにRDエリアを指定しています。インデクス用のグローバルバッファにはRDエリアを指定できません。RDエリアを指定しないでpdbufmodコマンドを再実行してください。

KFPH27101-E

Too small buffer size, buffer size=aaaaa,RDAREA="bb....bb", page size=ccccc  (L+S)

バッファサイズが小さいため,RDエリア"bb....bb"にグローバルバッファを割り当てられません。
aaaaa:バッファサイズ
bb....bb:RDエリア名
ccccc:RDエリアのページ長
(S)処理を終了します。
[対策]バッファサイズはRDエリアのページ長以上である必要があります。この条件を満たすようにグローバルバッファを割り当ててください。

KFPH27102-E

Invalid option is specified, reason code=aa  (L+S)

pdbufmodコマンドのオプションの組み合わせに誤りがあります。
aa:理由コード
1:指定した変更種別では指定できないオプションを指定しています。
10:変更種別が追加(-k add)なのに,-r,-b,-i,又は-oオプションを指定していません。
11:変更種別が追加(-k add)で-nオプションを指定していないのに,-l,-m,-p,-w,又は-yオプションを指定しています。
12:変更種別が追加(-k add)で-i又は-oオプションを指定しているのに,-nオプションを指定していません。
22:変更種別が変更(-k upd)なのに,変更するオプションが指定されていません。又は,同時実行最大プリフェッチ数が0の場合に-pオプションだけを指定しています。
40:LOB用グローバルバッファに-rオプションを指定しています。
41:LOB用グローバルバッファ以外のRDエリアに-bオプションを指定しています。
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定してpdbufmodコマンドを再度実行してください。

KFPH27103-I

Global buffer pool aaaaaaa,global buffer pool name=bb....bb, server=cc....cc  (L+S)

指定したグローバルバッファを追加,削除,又は変更しました。
aaaaaaa:処理内容
added:グローバルバッファの追加
deleted:グローバルバッファの削除
updated:グローバルバッファの更新
bb....bb:グローバルバッファ名
cc....cc:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH27104-I

RDAREA "aa....aa" bb....bb,global buffer pool name=cc....cc, server=dd....dd  (L+S)

指定したRDエリアをグローバルバッファに割り当てました。又は指定したRDエリアをグローバルバッファから削除しました。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:処理内容
added:グローバルバッファへの割り当て
deleted:グローバルバッファからの削除
cc....cc:グローバルバッファ名
dd....dd:サーバ名
(S)処理を続行します。

KFPH27105-E

Unable to execute aa....aa command due to command in process  (L+S)

aa....aaコマンドは処理中のため実行できません。
aa....aa:コマンド名(pdbufmod)
(S)処理を終了します。
[対策]実行中のコマンドの終了後にpdbufmodコマンドを再実行してください。

KFPH27106-E

Unable to execute aa....aa commnad due to specified index name not found  (L+S)

指定したインデクスがないためaa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名(pdbufmod)
(S)処理を終了します。
[対策]正しいインデクス名を指定してpdbufmodコマンドを再実行してください。

KFPH27107-E

aa....aa command failed due to DATA DICTIONARY RDAREA(bb....bb) status invalid, index = cc....cc  (L+S)

データディクショナリ用RDエリアbb....bbを参照できないため,指定したインデクスcc....ccにaa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名(pdbufmod)
bb....bb:データディクショナリ用RDエリア名
cc....cc:インデクス名
(S)この操作を無効にして処理を続行します。
[対策]データディクショナリ用RDエリアの状態が正常になった後にpdbufmodコマンドを再実行してください。

KFPH27108-E

Failed to allocate semaphore  (L+S)

セマフォ資源の割り当てに失敗しました。
(S)処理を終了します。
[対策]次に示すことをしてから,pdbufmodコマンドを再実行してください。
  • システム内セマフォ数の上限値(HP-UX版の場合はsemmns,Solaris版の場合はseminfo_semmns,Linux版の場合はSEMMNS)を大きくしてください。
  • セマフォ識別子数の上限値(HP-UX版の場合はsemmni,Solaris版の場合はseminfo_semmni,Linux版の場合はSEMMNI,Windows版の場合はシステム環境変数PDUXPLSEMMAX,またはpdntenv -sr semmax)を大きくしてください。
  • 不要なグローバルバッファがある場合は削除してください。

KFPH27109-E

Unable to add aa....aa global buffer pool due to already allocated, global buffer pool name=bb....bb  (L+S)

追加しようとしたグローバルバッファは使用中のため,インデクス用又は-oオプションのグローバルバッファを追加できませんでした。
aa....aa:グローバルバッファの種類
index:インデクス用グローバルバッファ
other:-oオプションのグローバルバッファ
bb....bb:グローバルバッファ名
(S)処理を終了します。
[対策]pdbufls -k defコマンドで使用中のグローバルバッファを確認して,必要に応じてコマンドを再実行してください。

KFPH27110-E

Unable to add global buffer pool due to no RDAREA  (L+S)

割り当てるRDエリアがないため,グローバルバッファを追加できません。
(S)処理を終了します。
[対策]pdbufls -k defコマンドで使用中のグローバルバッファを確認して,必要に応じてコマンドを再実行してください。

KFPH27111-E

Unable to delete due to no RDAREA "aa....aa", global buffer pool name=bb...bb  (L+S)

RDエリア"aa....aa"が割り当てられていないため,グローバルバッファbb....bbを削除できません。
aa....aa:RDエリア名
bb....bb:グローバルバッファ名
(S)処理を続行します。
[対策]pdbufls -k defコマンドで使用中のグローバルバッファを確認し,RDエリアを指定し直してコマンドを再実行してください。

KFPH27112-E

pdbufmod command failed due to specified name not found, global buffer pool name=aa....aa, server=bb....bb  (L+S)

指定したグローバルバッファaa....aaはサーバbb....bbに定義されていません。このため,pdbufmodコマンドが実行できません。
aa....aa:グローバルバッファ名
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]pdbufls -k defコマンドで使用中のグローバルバッファを確認して,必要に応じてコマンドを再実行してください。

KFPH27113-E

Unable to execute pdbufmod command due to HiRDB Advanced High Availability not setup  (L+S)

HiRDB Advanced High Availabilityがセットアップされていないため,pdbufmodコマンドを実行できません。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB Advanced High Availabilityをセットアップしてからコマンドを再実行してください。

KFPH27114-E

Unable to delete global buffer pool due to resident RDAREA, RDAREA="aa....aa"  (L+S)

インメモリRDエリアaa....aaに割り当てられているグローバルバッファは削除できません。
aa....aa:RDエリア名称
(S)処理を終了します。
[対策]pdmemdb -k relsコマンドで該当するRDエリアのインメモリ化を解除した後,再度実行してください。

KFPH28001-E

Insufficient memory on DYNAMIC_SHMPOOL for DB exclusive control, server=aa....aa  (L)

サーバaa....aaで,排他制御に使用する共用メモリが不足しました。
aa....aa:サーバ名称
(S)トランザクションを無効にします。
(P)
  • クライアント環境定義PDDBLOGにNOを指定して共用表を更新するトランザクションを実行している場合
    PDDBLOGをYESに変更することを検討してください。
  • トランザクションで複数の共用表に対してIN EXCLUSIVE MODE指定のLOCK文を実行している場合
    共用表の数を減らすことを検討してください。
  • トランザクションでUNTIL DISCONNECT指定のLOCK文を共用表でない表に実行している場合
    UNTIL DISCONNECT指定を削除することを検討してください。
[対策]pd_lck_until_disconnect_cntオペランドの値が不適切です。見直して,指定値を大きくしてからHiRDBを再開始してください。

KFPH29005-W

Unable to check work HiRDB file system area, return code=aa....aa, file system=bb....bb (cc....cc)  (L)

作業表用HiRDBファイルシステム領域に対する使用率チェックでエラーが発生しました。
aa....aa:リターンコード
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域の名称
HiRDBファイルシステム領域のパス名が118文字以上の場合は,HiRDBファイルシステム領域のパス名の後ろから117文字を出力します。
cc....cc:サーバ名称
(S)該当する作業表用HiRDBファイルシステム領域に対する使用率チェックを一時的にスキップして処理を続行します。ただし,その後の使用率チェックが打ち切られることはありません。なお,同一領域に対する使用率チェックで同一エラーが繰り返し発生する場合には,最初のエラー発生時にこのメッセージを出力して,同一エラーが続く間はこのメッセージを出力しません。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してエラーの原因を取り除いてください。作業表用HiRDBファイルシステム領域に対する使用率チェックは,pd_watch_resource,又はpdwork_wrn_pntの指定に従っています。

KFPH29006-W

HiRDB file "aa....aa" information, return code=bbbbb, HiRDB file name=cc....cc  (L)

HiRDBファイルcc....ccに対する"aa....aa"が,エラーコードbbbbbで終了しました。
aa....aa:HiRDBファイルに対する機能
create:HiRDBファイルの作成
delete:HiRDBファイルの削除
bbbbb:エラーコード
cc....cc:HiRDBファイルシステム領域名\HiRDBファイル名
HiRDBファイルのパス名が149文字以上の場合は,HiRDBファイルのパス名の後ろから148文字を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの要因を取り除いてください。ただし,"aa....aa"がcreateでエラーコードが-1541の場合には,作成しようとしたHiRDBファイルは既に定義されているが,先にこのHiRDBファイルの削除に失敗していることが考えられます。この場合,このメッセージより前に出力されているKFPH29006-Wメッセージで"aa....aa"がdeleteのエラーコードを「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」で調べて,エラーの原因を取り除いてください。

KFPH29008-I

Work buffer expanded, server=aa....aa, process ID=bb....bb  (L)

システム定義のpd_work_buff_sizeオペランドに指定した作業表用バッファサイズが不足しましたが,pd_work_buff_expand_limitオペランドを指定しているため,作業表用バッファの増分確保をしました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:プロセスID
(S)処理を続行します。
[対策]
作業表用バッファの増分確保がされることを前提とした運用をしている場合:
このメッセージの出力を抑止したい場合,pd_work_table_optionオペランドで「作業表用バッファ長の自動増分時のメッセージ出力抑止」を指定してください。
作業表用バッファの増分確保がされることを前提としない運用をしている場合:
作業表用バッファの増分確保が不要となるようにpd_work_buff_sizeオペランドの指定値を見直してください。
作業表用バッファを増分確保した場合,該当するサーバプロセスでの作業表使用数が0になった時点で,増分確保した作業表用バッファを解放します。次の場合に,作業表使用数が0になります。
  • 使用中のカーソルをすべてクローズした場合(ただし,内部処理上,作業表使用数が0にならないこともあります)
  • ホールダブルカーソルを使用していない場合,トランザクションを正常終了したとき,又はトランザクションを取り消したとき
  • ホールダブルカーソルを使用している場合,UAPをHiRDBから切り離したとき
なお,Linux版及びWindows版のHiRDB以外の場合,作業表用バッファを増分確保したときには,メモリ解放のため,常駐プロセスであっても次の契機でプロセスを終了させます。
HiRDB/シングルサーバの場合:
UAPをHiRDBから切り離す場合,シングルサーバプロセスを終了させます。
HiRDB/パラレルサーバの場合:
ホールダブルカーソルを使用していない場合,トランザクションの正常終了時,又はトランザクションの取り消し時に,バックエンドサーバプロセス又はディクショナリサーバプロセスを終了させます。
ホールダブルカーソルを使用している場合,UAPをHiRDBから切り離すときに,バックエンドサーバプロセス又はディクショナリサーバプロセスを終了させます。

KFPH29009-W

Unable to expand work buffer due to insufficient memory, server=aa....aa,process ID=bb....bb,size=cc....cc  (L)

pd_work_buff_expand_limitオペランドの指定に従って作業表用バッファを増分確保しようとしたが,プロセス固有領域が不足したため,できませんでした。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:プロセスID
cc....cc:該当プロセスでの作業表用バッファ総サイズ(単位:キロバイト)
(S)処理を続行します。
[対策]
作業表用バッファの増分確保がされることを前提とした運用をしている場合:
pd_work_buff_expand_limitオペランドの指定値をcc....cc以下に減らしてください。
作業表用バッファの増分確保がされることを前提としない運用をしている場合:
pd_work_buff_expand_limitオペランドを指定しないでください。