Hitachi

DABroker


2.1.2 DBPARTNERから実行するマルチスレッド

DABrokerは,DBPARTNERを使用する場合DABrokerにアクセスするユーザの単位にスレッドを生成します。図2-4に,DBPARTNERを使用する場合のスレッドの生成処理を示します。

図2‒4 DBPARTNERの場合のDABrokerの処理方法

[図データ]

1プロセスで処理するスレッド数(=DABrokerに接続するユーザ数)は決められているので,1プロセスで処理するスレッド数を適切な値にするとDABrokerに同時に接続できるユーザ数の増加にも効率的に対応できます。

1プロセスで処理するスレッド数(1プロセス当たりの実行ユーザ数)は,DABroker動作環境定義ファイルで設定します。

DABroker動作環境定義ファイル,最大接続ユーザ数,最大処理プロセス数,1プロセス当たりの実行ユーザ数については,次の箇所を参照してください。

UNIXの場合:「3.4 DABrokerの動作環境の設定

Windowsの場合:「4.5 DABroker環境設定項目

設定値の見積もり方法については「5.2 DBPARTNERを使用する場合のスレッドのチューニング」を参照してください。