ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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8.2 データ送受信用APIの一覧

データ送受信用APIは,次の3種類に分類できます。作成するカスタムアダプターに合わせて使用してください。

データ送受信用APIのインタフェースおよびクラスの一覧を示します。

表8-1 データ送受信用API一覧(インタフェース)

項番 パッケージ名 インタフェース名 機能 種類
1 jp.co.Hitachi.soft.sdp.api SDPConnector SDPサーバとカスタムアダプターを結ぶコネクターのインタフェースです。入力ストリームへ接続する場合,または出力ストリームへ接続する場合に使用します。 共通API
2 StreamInput SDPサーバにストリームデータを送信する場合,および入力ストリームとの接続を切断する場合に使用するインタフェースです。 共通API
3 StreamOutput SDPサーバからのクエリ結果データの受信,コールバック用リスナーオブジェクトの登録・解除,および出力ストリームとの接続を閉じるために使用するインタフェースです。 共通API
4 jp.co.Hitachi.soft.sdp.api.inprocess StreamEventListener コールバックされるメソッドの処理を実装するためのインタフェースです。 インプロセス連携用API
5 StreamInprocessUP カスタムアダプターのmainメソッドに相当するメイン処理を実装するためのインタフェースです。SDPサーバ起動時にStreamInprocessUPインタフェースの実装クラスがロードされ,実行されます。 インプロセス連携用API

表8-2 データ送受信用API一覧(クラス)

項番 パッケージ名 クラス名 機能 種類
1 jp.co.Hitachi.soft.sdp.api SDPConnectorFactory SDPConnector型オブジェクトを生成するためのクラスです。 RMI連携用API
2 jp.co.Hitachi.soft.sdp.common.util StreamTime 日付・時刻指定処理のためのクラスです。 共通API
3 jp.co.Hitachi.soft.sdp.common.data StreamTuple ストリームタプルを表現するクラスです。 共通API

以降では,インタフェースおよびクラスをアルファベット順に説明します。