ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド
java.lang.Object └jp.co.Hitachi.soft.sdp.common.data.StreamTuple
StreamTupleクラスは,タプルを表現するためのクラスです。
StreamTupleクラスのコンストラクター一覧を次の表に示します。
コンストラクター名 | 機能 |
---|---|
StreamTuple(Object[] dataArray) | パラメーターにデータオブジェクト配列を指定して,StreamTupleクラスのインスタンス(StreamTuple型オブジェクト)を新しく生成します。 |
StreamTupleクラスのメソッド一覧を次の表に示します。
戻り値 | メソッド名 | 機能 |
---|---|---|
boolean | equals(Object obj) | パラメーターで指定したStreamTuple型オブジェクトのデータオブジェクト配列および時刻が,自身(StreamTuple型オブジェクト)とすべて同じ内容かどうかを判定します。 |
Object[] | getDataArray() | 自身(StreamTuple型オブジェクト)のデータオブジェクト配列を取得します。 |
StreamTime | getSystemTime() | システム時刻を取得します。 |
int | hashCode() | ハッシュコードを取得します。 |
java.lang.String | toString() | 自身(StreamTuple型オブジェクト)のタプル情報を表す文字列を取得します。 |
タプルの時刻(StreamTime型オブジェクト)には,タプルがSDPサーバに到着したときのシステム時刻が自動的に設定されます。カスタムアダプターでタプルを生成したときには,初期値としてタイムオブジェクトにはnullが設定されています。
Javaのデータ型のデータを使用してdataを作成して,StreamTuple型オブジェクトを生成する例を示します。
この例では,Integer型データおよびString型データを要素とするタプルを生成します。
Object[] data = new Object[] { new Integer (1), new String ("AAA") }; tuple = new StreamTuple(data);
CQLのデータ型に対応するJavaのデータ型については,「3.3 CQLのデータ型」を参照してください。
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