説明

SDPサーバとの接続で使用するコネクターとしての機能を持つインタフェースです。コネクターは，SDPConnector型オブジェクトとして生成されます。

SDPサーバに登録されているクエリグループの入力ストリームまたは出力ストリームには，コネクターを使用して接続します。

ストリームには，SDPConnectorインタフェースのopenStreamInputメソッドまたはopenStreamOutputメソッドを使用して接続します。ただし，一つのコネクターで同一名称のストリームに複数回接続することはできません。

コネクターは，SDPサーバとカスタムアダプター間のデータ連携の方法ごとに，次の処理によって生成されます。

• SDPサーバとRMIで連携するコネクターの生成
  SDPConnectorFactoryクラスのconnectメソッドを呼び出すことで，SDPサーバとRMIで連携したコネクターが生成されます。
  
• SDPサーバとインプロセスで連携するコネクターの生成
  sdpstartinproコマンド実行時に，SDPサーバとインプロセスで連携したコネクターが生成されます。インプロセス連携カスタムアダプターでは，生成されたSDPConnector型オブジェクトをStreamInprocessUPインタフェースのexecuteメソッドのパラメーターとして受け取ります。
  

フィールド

なし。

コンストラクター

なし。

メソッド

SDPConnectorインタフェースのメソッド一覧を次の表に示します。

戻り値	メソッド名	機能
void	close()	コネクターを閉じます。
boolean	isClosed()	コネクターが閉じているかどうかを確認します。
StreamInput	openStreamInput(String group_name,String stream_name)	パラメーターに指定したグループ名およびストリーム名に対応する入力ストリームに接続します。 同一のSDPConnector型オブジェクトでは，同一名称のストリームに複数回接続できません。
StreamOutput	openStreamOutput(String group_name,String stream_name)	パラメーターに指定したグループ名およびストリーム名に対応する出力ストリームへ接続します。同一のSDPConnector型オブジェクトでは，同一名称のストリームに複数回接続できません。

注意事項

なし。

＜この節の構成＞

close()メソッド

isClosed()メソッド

openStreamInput(String group_name,String stream_name)メソッド

openStreamOutput(String group_name,String stream_name)メソッド