JP1/ServerConductor/Deployment Manager
データベースの上書きインストール手順について説明します。
- 【ヒント】
- .NET Frameworkは,MicrosoftのWebサイトよりダウンロードした最新のService Packが使用できます。データベースをインストール済みの環境で,最新のService Packを適用する場合は,事前にデータベースおよび管理サーバ for DPMのサービスを停止してください。停止するサービスについては,「1.1.9 常駐サービスについて」を参照してください。
- SQL Server 2005 Express Edition SP3をインストールする場合は,「1.2.2(3) SQL Server 2005 Express Edition SP3のインストール」を参照してください。
- 「SQL Server Browser」サービスのスタートアップの種類が「無効」に設定されている場合は,「無効」以外に設定してください(「SQL Server Browser」サービスが存在しない場合は,本手順は不要です)。
- 「1.1.9 常駐サービスについて」の「■管理サーバ for DPM」と「■Webサーバ for DPM」に記載のサービスをすべて停止してください。
- DPMのプログラムのCD-ROM(1/2)をCD-ROMドライブにセットします。
「JP1/ServerConductor/Deployment Manager Setup」画面から「データベース」を選択します。
- 「インストール方法の選択」画面が表示されます。標準インストールを選択し「OK」ボタンをクリックしてください。
「キャンセル」ボタンをクリックすると「DeploymentManagerセットアップ」画面に戻ります。
- 【注意!】
- Windows Server 2008にデータベースを上書きインストールする場合は,「カスタムインストール」および「SQL Server 2005 Express Edition」のみがチェックされた状態になっています。そのまま「OK」ボタンをクリックし,手順8.へ進んでください。
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1より新しい.NET Frameworkがインストールされている環境にデータベースをインストールする際,カスタムインストールで「.NET Framework 3.5 SP1」のチェックを外していないと,以下のメッセージが出力されます。
≪メッセージ≫
セットアップでは,このコンピュータに新しいバージョンのアプリケーションが既にインストールされていることを検出しました。このアプリケーションに問題が発生した場合,[プログラムの追加と削除]を使用してアプリケーションを修復またはアンインストールしてください。
- 【ヒント】
- 既に「1.1.2 データベースを使用するための前提条件について」記載の.NET Frameworkをインストールしている場合は,「カスタムインストール」を選択し,「.NET Framework 3.5 SP1」のチェックを外してください。
- 「確認」画面が表示されますので「はい」ボタンをクリックします。
- 以下の画面が表示されますので,「修復」を選択後,「次へ」ボタンをクリックします。
「セットアップに関するフィードバックをマイクロソフトに送信する」チェックボックスについて,データ収集ポリシーに同意しない場合は,チェックを外してください。
- インストールが開始され,インストールが完了すると,以下の画面が表示されますので,「終了」ボタンをクリックします。
- 【注意!】
- .NET Frameworkインストール後に再起動要求ダイアログが表示された場合,要求に従いマシンを再起動してください。
- マシンが再起動してから,もう一度DPMのデータベースの標準インストールを行ってください。
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 Japanese Language Packの「メンテナンスモード」画面が表示されます。「修復」を選択後,「次へ」ボタンをクリックします。
「セットアップに関するフィードバックをマイクロソフトに送信する」チェックボックスについて,データ収集ポリシーに同意しない場合は,チェックを外してください。
- インストールが開始され,インストールが完了すると,以下の画面が表示されるので,「終了」ボタンをクリックします。
- 【注意!】
- .NET Framework Japanese Language Packインストール後に再起動要求ダイアログが表示された場合,要求に従いマシンを再起動してください。
- マシンが再起動してから,もう一度DPMのデータベースをインストールしてください。その際,「インストール方法の選択」画面で「カスタムインストール」を選択し,「.NET Framework 3.5 SP1」のチェックを外してインストールしてください。
- NET Framework 3.5 SP1 Japanese Language Packのインストールが完了すると,以下の画面が表示されるので,「はい」ボタンをクリックします。
- 【ヒント】
- 本確認ダイアログが,他のアプリケーションの背面に隠れて表示されない場合があります。他のアプリケーションを画面の端にずらし,画面中央に確認ダイアログが表示されていないか確認してください。
- 続いて「データベースインストール」画面が表示され,インストール先のフォルダが示されますので,「OK」ボタンをクリックします。
- 以下の画面が表示され,インストールが開始されるので,しばらくお待ちください。
- インストールが完了し,以下の画面が表示されるので,「OK」をクリックします。
- 2.で停止したサービスを開始してください。
- 「SQL Server Browser」サービスのスタートアップの種類を1.で設定されていた値へ戻してください(1.で「SQL Server Browser」サービスのスタートアップの種類を変更していない場合は,本手順は不要です)。
以上でデータベースの上書きインストールは完了です。
- 【ヒント】
- 以下のどれかのサービスが起動している場合,データベースに必要なポートが自動的に開放されます(開放されるポートについては,「1.1.8 ネットワーク環境の設定について」を参照してください)。
− Windows Firewall/Internet Connection Sharing(ICS)
− Windows Firewall
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