マネージャサービスがインストールされているマシンが複数のIPアドレスを使用している場合，どのIPアドレスをマネージャサービスのIPアドレスとして使用するかを，JP1/ServerConductorの環境設定ユティリティの各サービスのタブ，環境設定コマンド，SVP，およびHVMで設定する必要があります。

例えば，管理対象サーバがBladeSymphonyの場合，次のようにLANを分けているときは，マネージャサービスのIPアドレスをLANごとに区別して設定します。

• SVP，HVM，BMC，またはIOEUとマネージャサービスを接続する管理LAN
• エージェントサービスやコンソールサービスなどのJP1/ServerConductorの各サービスとマネージャサービスを接続する業務LAN

ここでは，マネージャサービスのIPアドレスと，JP1/ServerConductorの環境設定ユティリティの各サービスのタブ，環境設定コマンド，SVP，およびHVMでのIPアドレスの設定との関係を，ネットワーク構成別に説明します。

＜この節の構成＞

6.2.1　BladeSymphonyのSVP，HVM，BMC，またはIOEUとJP1/ServerConductorの各サービスを同一ネットワークに接続する場合

6.2.2　BladeSymphonyのSVP，HVM，BMC，またはIOEUとJP1/ServerConductorの各サービスを異なるネットワークに接続する場合

6.2.3　バージョン08-80より前のマネージャサービスから08-80以降へバージョンアップした場合のIPアドレスの指定について