JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド
BladeSymphonyのSVP,HVM,BMC,またはIOEUとJP1/ServerConductorの各サービスを異なるネットワークに接続する場合のネットワーク構成を次の図に示します。
図6-4 異なるネットワークに接続する場合のネットワーク構成
このネットワーク構成の場合,業務LAN用のマネージャサービスのIPアドレスは「xxx.xxx.xxx.xxx」となります。また,管理LAN用のIPアドレスは「yyy.yyy.yyy.yyy」となります。業務LANにはJP1/ServerConductorの各サービスを,管理LANにはSVP,HVM,BMC,またはIOEUを,それぞれ接続しています。
マネージャサービスのIPアドレスの設定方法を次に示します。
業務LAN用のIPアドレスは,環境設定ユティリティの[マネージャサービス]タブから表示される[ネットワーク(共通)]タブで設定します。[ネットワーク(共通)]タブで[複数IPアドレス構成時には使用するIPアドレスを指定してください]のチェックボックスをONにして,IPアドレスに「xxx.xxx.xxx.xxx」を指定してください。
管理LAN用のIPアドレスは,環境設定ユティリティの[マネージャサービス]タブから表示される[SVP通信設定]タブで設定します。[SVP通信設定]タブで[BladeSymphonyへの通信ではネットワーク(共通)タブで設定したIPアドレスを使用しない]および[複数IPアドレス構成時には使用するIPアドレスを指定してください]のチェックボックスをONにして,IPアドレスに「yyy.yyy.yyy.yyy」を指定してください。
JP1/ServerConductorの各サービスは業務LANに接続するので,接続先マネージャサービスのIPアドレスとして,業務LAN用のIPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」を指定します。
環境設定ユティリティの各サービスのタブまたは環境設定コマンドで,接続先マネージャサービスのIPアドレスに「xxx.xxx.xxx.xxx」を指定します。
例えば,コンソールサービスの場合,環境設定ユティリティの[コンソールサービス]タブから表示される[接続先マネージャサービス登録/削除]ダイアログボックスで,[接続先マネージャサービス(IPアドレス/ホスト名)]に「xxx.xxx.xxx.xxx」を指定してください。
BladeSymphonyのSVPおよびHVMは管理LANに接続するので,BSMのIPアドレスとして「yyy.yyy.yyy.yyy」を指定します。BSMのIPアドレスの指定方法については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
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