JP1/Cm2/SNMP System Observer
NNMi連携機能には,次の三つがあります。
- インシデント連携
SSOからNNMiに対してインシデントを発行したり,APMが通知したイベントをSSOで検知したりする機能です。
- マップ連携(シンボル連携)
SSOの監視状態(リソース状態およびプロセス・サービス監視状態)を,NNMiにステータスとして登録する機能です。これによって,NNMiマップビュー上でSSOの監視状態を把握できます。
- マップ連携(アクション連携)
NNMiコンソール画面の[アクション]メニューから[SNMP System Observer]−[監視状態の表示]を選択することで,NNMiマップビュー上で選択したノード(監視サーバ)について,リソース状態,アプリケーション状態,およびプロセス・サービス状態を表示する機能です。これによって,SSOコンソールにログインすることなく,該当するノードの監視状態を把握できます。
NNMi連携機能を利用するには,次の二つの条件が成立している必要があります。
- 監視サーバがNNMiに検出されている
- 次の条件すべてに当てはまる場合,監視サーバがNNMiの管理対象になっている
- 基本構成(SSOとNNMiが同一サーバ上で稼働)を採っている
- プロセス・サービス監視機能を使用している
- APMのイベント通知方式がSNMPトラップ方式である(TCP通知方式ではない)
監視サーバがNNMiに検出されているかどうか(連携可否状態)は,SSOが一定の間隔でチェックします。詳細については,「2.6.4 NNMi連携可否状態の確認」を参照してください。
- <この節の構成>
- 2.6.1 インシデント連携
- 2.6.2 マップ連携(シンボル連携)
- 2.6.3 マップ連携(アクション連携)
- 2.6.4 NNMi連携可否状態の確認
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi Solutions, Ltd.