JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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12.2 Embedded RDBを使用している場合の資産管理データベースの再編成

Embedded RDBを使用している場合,資産管理データベースの再編成を定期的に実行することをお勧めします。これは,Embedded RDBでは,レコードが削除された領域は再利用されないで残り,データベース領域に再利用されない領域が増えると,データベース領域の使用率を圧迫することがあるためです。

また,データベース領域の使用率が80%以上になった場合,イベントログに次のIDのメッセージが表示されます。

この場合,資産管理データベースを再編成することで,データベース領域の使用率が改善されることがあります。

メッセージの詳細については,マニュアル「JP1組み込みデータベース メッセージ」を参照してください。

資産管理データベースの再編成を実行する方法には,次の2種類があります。

なお,資産管理データベースを再編成してもデータベースの容量不足を示すメッセージが表示される場合は,資産管理データベースのサイズを拡張する必要があります。資産管理データベースのサイズを変更する手順については,「付録E.5 Embedded RDBのサイズの変更」を参照してください。

注意事項

<この節の構成>
12.2.1 [データベースマネージャ]ダイアログからの資産管理データベースの再編成
12.2.2 コマンドでの資産管理データベースの再編成