JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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12.2.2 コマンドでの資産管理データベースの再編成

リストアした資産管理データベースの再編成を実行するjamemb_reorganization.batの機能,形式,オプション,戻り値,コマンド実行時の注意事項および実行例について説明します。

jamemb_reorganization.batは次のフォルダに格納されています。

Asset Information Managerのインストール先フォルダ\exe

再編成に失敗した場合は,資産管理データベースが使用できなくなります。バックアップしたデータをリストアして資産管理データベースを復旧してください。

(a) 機能

資産管理データベースを再編成します。

(b) 形式
jamemb_reorganization.bat ポート番号 ユーザID パスワード -o 結果ファイルのパス [-y]
(c) オプション
ポート番号
ポート番号には,Asset Information Managerのインストール時に指定したデータベース接続用のポート番号を指定してください。設定したポート番号は,Asset Information Managerのインストール先フォルダ\aimdb\conf\embに格納されているHiRDB.iniファイルのPDNAMEPORTで確認できます。このオプションは必ず指定してください。
ユーザID,パスワード
[サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「ログインID」で指定した値を指定してください。このオプションは必ず指定してください。
-o 結果ファイルのパス
実行結果を出力するファイルをフルパスで指定します。このオプションは必ず指定してください。
-y
このオプションを指定すると,再編成の実行前にキー応答を待たないで実行を開始します。
このオプションを指定しないとキー応答待ちになります。このとき,実行を中止したい場合は,[Ctrl]+[C]を押してください。
(d) 戻り値

次の戻り値を返します。

戻り値 内容
0 正常終了。結果ファイルを参照して再編成の詳細を確認できます。
11 オプションの書式に誤りがあります。
101以上 そのほかのエラーで終了しました。
(e) コマンド実行時の注意事項
(f) 実行例
jamemb_reorganization.bat 30010 admin admin -o C:\temp\backup\kekka.log -y