JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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5.9 タスクスケジューラに登録されるタスクの設定

Asset Information Managerでは,日々の資産管理業務で発生する資産情報のメンテナンスおよび監視作業をWindowsのタスクスケジューラの機能を使用して自動的に実行できます。

Asset Information Managerをインストールすると,Windowsのタスクスケジューラに,各作業を実行するためのタスクが作成されます。このタスクのスケジュールや,タスクの有効と無効の設定を,資産情報の運用に合わせて変更します。

なお,Asset Information Managerのインストール時は,すべてのタスクは無効になっています。

ここでは,各タスクの内容や設定手順について説明します。

注意事項
  • Administrators権限を持つユーザでタスクのスケジュールを実行してください。
  • Windows XP Professionalでタスクのスケジュールを実行する場合,Windows XP Professionalにログオンするユーザおよびパスワードが設定された環境で実行してください。ユーザおよびパスワードが設定されていない環境では,タスクのスケジュールが実行されません。
  • 64ビットのOSでAsset Information Managerのタスクを実行する場合は,32ビット用のコマンドプロンプトで実行する必要があります。実行手順については,「付録F(2) 64ビットのOSでコマンドやタスクを実行する場合の注意事項」を参照してください。
 
参考
Asset Information Managerをインストールすると作成されるタスクのほかに,独自の処理を実行するタスクを作成することもできます。タスクで実行させる内容は,アクセス定義ファイル(Asset Information Managerが提供しているスクリプトで処理を定義したファイル)に定義します。アクセス定義ファイルの作成方法およびタスクの追加方法については,HTMLヘルプ「アクセス定義ファイル作成ガイド」(assetscr.chm)を参照してください。
assetscr.chmは,次のフォルダに格納されています。
 
Asset Information Managerのインストール先フォルダ\help
<この節の構成>
5.9.1 タスクの種類
5.9.2 タスクの設定手順
5.9.3 タスク「データメンテナンス」で実施する作業の指定
5.9.4 契約期限を通知するタイミングの指定
5.9.5 ライセンスの集計結果を削除するタイミングの指定
5.9.6 削除する履歴情報の種類と履歴情報を削除するタイミングの指定
5.9.7 すべてのインベントリ情報の取得
5.9.8 操作履歴の取得範囲およびフィルタリングの指定
5.9.9 JP1/NETM/DMのディレクトリ情報の取得
5.9.10 機器の情報の変更通知