JP1/Integrated Management - Message Optimizer
運用上の都合に応じて,データベースの格納先を変更することができます。例えば,データベースの容量が増え,格納先のディスクが容量不足になるおそれが出てきた場合に,容量に十分な空きがある別のドライブに格納先を変更することができます。データベースの格納先を同一ホスト内で変更する手順を次に示します。
- JP1/IM - MO Assistantからログアウトする。
JP1/IM - MO Assistantがバックアップ対象のJP1/IM - MOに接続している場合,必ずログアウトしてください。JP1/IM - MO Assistantからのログアウト方法については,「7.2 JP1/IM - MO Assistantからのログアウト」を参照してください。
- JP1/IM - MOのホストで次に示すサービスを停止する。
サービスの停止方法については,「6.2.3 JP1/IM - MOの終了」を参照してください。クラスタシステムの場合については,「6.3.3 JP1/IM - MOの終了」を参照してください。
- JP1/IM - Message Optimizerサービス
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービス
- データベースのバックアップを取得する。
データベースのバックアップ取得の詳細については,「11.2.1 データベースのバックアップ」を参照してください。
- jmoedbsetupコマンドを次のように実行する。
クラスタシステムの場合は,実行系および待機系でコマンドを実行してください。新しい領域にデータベースが再セットアップされます。jmoedbsetupコマンドの詳細については,「13. コマンド jmoedbsetup」を参照してください。
jmoedbsetup -u y -d データベースを移行する格納先フォルダパス
- 元のデータベース格納先フォルダを削除する。
- デフォルトのデータベース格納先:
- JP1/IM - MOインストール先フォルダ\db\area
- jmoedbrstrコマンドを次のように実行する。
クラスタシステムの場合は,実行系でだけコマンドを実行してください。手順3.で取得したデータベースのバックアップが手順4.で作成した新しいデータベースの領域にリストアされます。jmoedbrstrコマンドの詳細については,「13. コマンド jmoedbrstr」を参照してください。
jmoedbrstr -u -b 取得したバックアップの格納先フォルダパス
- 手順2.で停止したサービスを起動する。
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