JP1/Integrated Management - Message Optimizer
データベースのバックアップについて説明します。データベースには,JP1/IM - MO Assistantで定義した変換定義情報および学習機能で採取した変換候補メッセージが格納されています。定期的なバックアップを検討してください。
バックアップを取得する時期,バックアップ取得方法,および注意事項について次に示します。
- <この項の構成>
- (1) バックアップを取得する時期
- (2) バックアップ取得方法
- (3) 注意事項
(1) バックアップを取得する時期
バックアップを取得する時期を次に示します。
- JP1/IM - MO Assistantで変換定義の作成および変更が完了したとき
- 1日に1回など定期的に取得
- データベースの再編成をする前
- データベースを再セットアップする前
- データベースを移行する前
(2) バックアップ取得方法
バックアップを取得する手順を次に示します。
- JP1/IM - MO Assistantからログアウトする。
JP1/IM - MO Assistantがバックアップ対象のJP1/IM - MOに接続している場合,必ずログアウトしてください。JP1/IM - MO Assistantからのログアウト方法については,「7.2 JP1/IM - MO Assistantからのログアウト」を参照してください。
- JP1/IM - MOのホストで次のサービスを停止する。
サービスの停止方法については,「6.2.3 JP1/IM - MOの終了」を参照してください。クラスタシステムの場合については,「6.3.3 JP1/IM - MOの終了」を参照してください。
- JP1/IM - Message Optimizerサービス
ただし,学習機能を停止している場合は,サービスを起動したままでもバックアップできます。学習機能を停止する方法については,「9.2.1 学習機能の停止方法」を参照してください。
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービス
- jmoedbbackupコマンドを次のように実行する。
クラスタシステムの場合は,実行系でだけコマンドを実行してください。
jmoedbbackup -b バックアップ出力先フォルダパス
jmoedbbackupコマンドの詳細については,「13. コマンド jmoedbbackup」を参照してください。
- 手順2.で停止したサービスを起動する。
(3) 注意事項
jmoedbbackupコマンドで取得したバックアップフォルダは,ユーザーが削除するまでバックアップをするたびに増え続けます。ディスク容量不足の原因になるため,定期的にバックアップフォルダを削除してください。バックアップフォルダは2世代以上残す運用を推奨します。
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