JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1イベントのメッセージ以外の要素を変換メッセージに埋め込む例を次に示します。
図9-2 基本メッセージにないJP1イベントの属性を埋め込む例
この例のように変換後のメッセージに,メッセージが発行された「日時」の情報を表示したい場合は,元のJP1イベントが持っている基本属性である「登録時刻」を,基本フォーマットの「フィールド」に埋め込み,変換後のフォーマットに「日時」を含んだフォーマットを指定します。この結果,ビューアーには「日時」の情報が埋め込まれたメッセージが表示されます。
基本メッセージにないJP1イベントの属性を変換メッセージに埋め込む手順を次に示します。
- メイン画面の関連ツリーエリアで対象となるイベントソースを選択する。
対象となるイベントソースがリリース状態の場合は,リリース解除してください。
- [基本フォーマット定義]ボタンをクリックする。
[基本フォーマット定義]ダイアログが表示されます。
- 基本フォーマットを定義する。
基本フォーマットの定義方法については,「8.3 基本フォーマットを定義する」を参照してください。
- [フィールド設定]タブをクリックする。
ここで,変換後のメッセージに埋め込む属性と,取得元となるJP1イベントの属性を定義します。
変換後のメッセージに,「日時」を埋め込むときの定義例を次の図に示します。
- [OK]ボタンをクリックする。
[基本フォーマット定義]ダイアログが閉じます。
- メイン画面で,メニューバーから[編集]−[変換フォーマット]を選択する。
[変換フォーマット一覧]ダイアログが表示されます。
- [追加]ボタンをクリックする。
[変換フォーマット定義]ダイアログが表示されます。手順4で[フィールド設定]タブで追加した属性を含めて変換フォーマットを定義してください。変換フォーマットの定義方法については,「8.4 変換フォーマットを定義する」を参照してください。
変換後のメッセージに,「日時」を埋め込むときの定義例を次の図に示します。
- [OK]ボタンをクリックする。
[変換フォーマット定義]ダイアログが閉じます。
- [変換フォーマット一覧]ダイアログの[リリース許可]ボタンをクリックする。
アイコンが「(リリース許可状態)」に変わります。
- [閉じる]ボタンをクリックする。
メイン画面に戻ります。
- メイン画面の[リリース]ボタンをクリックする。
アイコンが「(リリース状態)」に変わります。これで定義は終了です。
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