JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド

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12.3.8 JP1/IM - Incident Masterと連携する場合の構成

JP1/IM - ManagerをJP1/IM - Incident Masterと連携して使うと,発生事象(JP1イベント)同士を関連づけ,一つの障害(インシデント)として管理できるようになります。障害管理(インシデント管理)は,JP1/IM - Incident Masterで行います。

この場合のシステム構成例を次に示します。

図12-10 JP1/IM - Incident Masterと連携する場合のシステム構成例

[図データ]

各ホストで必要な製品を次に示します。

ビューアー
  • WWWブラウザー(IE)
    JP1/IM - Incident Masterにログインするために必要です。
  • JP1/IM - View

マネージャー
  • JP1/IM - Manager
    JP1/IM - Incident Master連携用の機能を有効にする必要があります。
  • JP1/Base

(インシデント管理サーバ)
インシデントを管理するホストです。
  • HTTPサーバ(IIS)
    JP1/IM - Incident Masterの画面を表示するために必要です。
  • JP1/IM - Incident Master
  • JP1/Base

エージェント
  • 業務プログラム,JP1シリーズのプログラムなど
  • JP1/Base

この例では,エージェント上の業務プログラムやJP1シリーズのプログラムの実行状況に関するJP1イベントをマネージャーに転送してJP1/IM - Viewで監視しています。

また,マネージャー上のJP1/IM - Managerは,転送されてきたJP1イベント同士を関連づけ,インシデントとしてJP1/IM - Incident Masterに登録しています。インシデント管理サーバ上のJP1/IM - Incident Masterに登録されたインシデントは,WWWブラウザーでインシデント管理サーバにアクセスすることで,参照・管理操作ができます。なお,インシデント管理サーバとマネージャーは同一ホストでもかまいません。

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