JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


12.3.9 JP1/IM - Rule Operationと連携する場合の構成

JP1/IM - ManagerをJP1/IM - Rule Operationと連携して使うと,ルール起動対象イベント(JP1イベント)がシステムで発生したときに,そのことをJP1/IM - Rule Operationに自動通知できます。

この場合のシステム構成例を次に示します。

図12-11 JP1/IM - Rule Operationと連携する場合のシステム構成例

[図データ]

各ホストで必要な製品を次に示します。

ビューアー
  • JP1/IM - View

マネージャー
  • JP1/IM - Manager
    JP1/IM - Rule Operation連携用の機能を有効にする必要があります。
  • JP1/Base

(JP1/IM - RLホスト)
  • JP1/IM - Rule Operation
  • JP1/Base

エージェント
  • 業務プログラム,JP1シリーズのプログラムなど
  • JP1/Base

この例では,エージェント上の業務プログラムやJP1シリーズのプログラムの実行状況に関するJP1イベントをマネージャーに転送してJP1/IM - Viewで監視しています。

また,マネージャー上のJP1/IM - Managerは,転送されてきたJP1イベントにルール起動要求イベントがあったときに,ルール起動要求を JP1/IM - Rule Operationに自動通知しています。

ルール起動要求を基にJP1/IM - Rule Operationがルールを起動,実行したかどうかは,JP1/IM - ViewからJP1/IM - Rule Operationにアクセスすることで確認できます。なお,JP1/IM - Rule Operationホストとマネージャーは同一ホストでもかまいません。

注意
JP1/IM - Rule Operationへの通知処理は,通常の自動アクションと同様,システムの階層構成(IM構成)の定義に従って実行されます。
このため,JP1/IM - ManagerとJP1/IM - Rule Operationを別ホストで稼働させる場合,システム構成定義上,JP1/IM - Rule OperationホストをJP1/IM - Managerホストの下位に配置する必要があります。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.