JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド
JP1/IM - ManagerをJP1/IM - Rule Operationと連携して使うと,ルール起動対象イベント(JP1イベント)がシステムで発生したときに,そのことをJP1/IM - Rule Operationに自動通知できます。
この場合のシステム構成例を次に示します。
図12-11 JP1/IM - Rule Operationと連携する場合のシステム構成例
各ホストで必要な製品を次に示します。
- ビューアー
- JP1/IM - View
- マネージャー
- JP1/IM - Manager
JP1/IM - Rule Operation連携用の機能を有効にする必要があります。
- JP1/Base
- (JP1/IM - RLホスト)
- JP1/IM - Rule Operation
- JP1/Base
- エージェント
- 業務プログラム,JP1シリーズのプログラムなど
- JP1/Base
この例では,エージェント上の業務プログラムやJP1シリーズのプログラムの実行状況に関するJP1イベントをマネージャーに転送してJP1/IM - Viewで監視しています。
また,マネージャー上のJP1/IM - Managerは,転送されてきたJP1イベントにルール起動要求イベントがあったときに,ルール起動要求を JP1/IM - Rule Operationに自動通知しています。
ルール起動要求を基にJP1/IM - Rule Operationがルールを起動,実行したかどうかは,JP1/IM - ViewからJP1/IM - Rule Operationにアクセスすることで確認できます。なお,JP1/IM - Rule Operationホストとマネージャーは同一ホストでもかまいません。
- 注意
- JP1/IM - Rule Operationへの通知処理は,通常の自動アクションと同様,システムの階層構成(IM構成)の定義に従って実行されます。
- このため,JP1/IM - ManagerとJP1/IM - Rule Operationを別ホストで稼働させる場合,システム構成定義上,JP1/IM - Rule OperationホストをJP1/IM - Managerホストの下位に配置する必要があります。
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