Cosminexus 機能解説
バッチアプリケーションからほかのJ2EEアプリケーションにあるEJBにアクセスできます。バッチアプリケーションからのEJBアクセスで使用できる機能について,次の表に示します。なお,それぞれの機能の詳細については,参照先の説明を参照してください。
表14-4 EJBアクセスで使用できる機能
分類 | 機能概要 | 機能についての参照先 | |
---|---|---|---|
JNDI | 基本機能 | EJBホームオブジェクトリファレンスおよびビジネスインタフェースのリファレンスの検索,取得ができます。 | 6.3※,8.2 |
拡張機能 | 複数のネーミングサービスとJ2EEサーバで構成されるシステムに対して,バッチアプリケーションからのルックアップをラウンドロビンで実行できます。これによって,負荷分散を実現できます。 | 8.4 | |
ネーミングサービスからルックアップしたオブジェクトをメモリ上に保持(キャッシュ)できます。キャッシュの利用によって,ネーミングサービスへのアクセスの性能上のコストを削減できます。 | 8.5 | ||
EJB | EJBコンテナで実行されているEnterprise Beanをバッチアプリケーションから呼び出せます。ただし,呼び出し方法はリモート呼び出しだけ使用できます。ローカル呼び出しはできません。 | 5.2,6.2※,6.6※ | |
バッチアプリケーションからのEJB呼び出し実行時に通信障害が発生した場合に,送信動作を選択できます。 | 5.11.3 | ||
トランザクション | バッチアプリケーションでトランザクションを開始・決着できます。ただし,バッチアプリケーションの場合,グローバルトランザクションは使用できません。 | 9.3 | |
バッチアプリケーションでUserTransactionを取得し,トランザクションを開始・決着できます。UserTransactionの取得方法には次の2種類の方法があります。
|
6.4 | ||
そのほか | バッチサーバとネーミングサービス間,およびバッチサーバとJ2EEサーバ間の通信で,通信タイムアウトを設定できます。 | 5.9.4 | |
バッチアプリケーションの性能解析トレースを出力できます。 | 17.10 | ||
バッチアプリケーションのログを出力できます。 | マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」 |
注※ アプリケーションの実装方法について説明しています。
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