EJBホームオブジェクトまたはビジネスインタフェースのリファレンスをネーミングサービスから検索（ルックアップ）して取得するには，次のどちらかの名称を利用します。

• 自動的にバインドされる名称
• ユーザ指定名前空間機能を利用して付与した名称

この節では，それぞれの場合に分けてルックアップ，取得の流れについて説明します。

また，EJBホームオブジェクトへの再接続を設定することで，J2EEサーバが障害などで再起動した場合，再ルックアップしないで，再起動前に取得したEJBホームオブジェクトのリファレンスをそのまま使用できます。再接続を設定する場合の注意事項についても説明します。

＜この節の構成＞

6.3.1　自動的にバインドされる名前でのルックアップ

6.3.2　ユーザ指定名前空間で付与した名前でのルックアップ

6.3.3　EJBホームオブジェクトリファレンスの再利用（EJBホームオブジェクトへの再接続機能）