Cosminexus 機能解説
自動的にバインドされる名前を利用してルックアップする方法を,EJBホームオブジェクトをルックアップする場合と,ビジネスインタフェースのリファレンスをルックアップする場合に分けて示します。
自動的にバインドされる名称を利用してEJBホームオブジェクトのリファレンスをルックアップする場合,次の規則に従ってEJBオブジェクトリファレンスの名前を指定してルックアップします。
HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名称>/EJB/<J2EE APP名称>/<Enterprise Bean名称>
次に,自動的にバインドされる名称を利用した場合のルックアップ,取得の流れを示します。
図6-2 自動的にバインドされる名称を利用したルックアップ,取得の流れ
自動的にバインドされる名称を利用してビジネスインタフェースのリファレンスをルックアップする場合,次の規則に従ってEJBオブジェクトリファレンスの名前を指定してルックアップします。
HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名称>/EJBBI/<J2EE APP名称>/<Enterprise Bean名称>
ルックアップするEnterprise Beanがテストモードで実行されている場合,テストモード用の名前空間を意識してルックアップする必要があります。通常モードで実行されるEnterprise Beanを「HITACHI_EJB/」で始まる文字列でルックアップするのに対して,同じEnterprise Beanがテストモードで実行される場合は「$HITACHI_TEST/HITACHI_EJB/」で始まる文字列でルックアップします。
テストモードでのアプリケーションの動作については,「19.7 J2EEアプリケーションのテスト機能」を参照してください。
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