この節では，「9.10　パフォーマンスチューニングのための機能」，「9.11　フォールトトレランスのための機能」，および「9.12　コネクションプールのクラスタ化」で説明した機能以外のリソースアダプタの機能について説明します。

次の機能を使用できます。

• リソースアダプタのライフサイクル管理
• リソースアダプタのワーク管理
• メッセージインフロー
• 管理対象オブジェクトのルックアップ
• コネクション定義の複数指定

これらの機能は，Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタで使用できます。Application Serverで使用できるConnector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタについては，「9.2.2(2)　Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタ」を参照してください。

参考

Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタなど，「9.2.2(1)　Connector 1.0仕様に準拠したリソースアダプタ」で示したリソースアダプタ以外のリソースアダプタを使用する場合には，リソースアダプタの処理の入り口と出口で，トレースを出力することをお勧めします。出力したトレースは，障害が発生したときの要因を切り分けるために使用します。

＜この節の構成＞

9.13.1　リソースアダプタのライフサイクル管理

9.13.2　リソースアダプタのワーク管理

9.13.3　メッセージインフロー

9.13.4　管理対象オブジェクトのルックアップ

9.13.5　コネクション定義の複数指定

9.13.6　Application Server独自のConnector 1.5 API仕様

9.13.7　Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用する場合の注意事項