Cosminexus 機能解説
Application Serverでは,Connector 1.0仕様またはConnector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用できます。
ここでは,それぞれの仕様に準拠したリソースアダプタについて説明します。また,リソースアダプタのDDのスキーマの違いについても説明します。
Cosminexusを含む日立の製品では,Connector 1.0仕様に準拠したリソースアダプタを提供しています。
Application Serverでは,次のリソースアダプタを使用できます。
これらのリソースアダプタでは,Connector 1.0仕様に対応する機能が使用できます。
なお,DB ConnectorおよびDB Connector for Cosminexus RMでは,Connector 1.0仕様に対応する機能に加えて,Cosminexusで追加された機能を使用できます。使用できる機能については,「9.2.4 リソースアダプタの機能」を参照してください。
Application Serverでは,Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用できます。Application Serverで使用できるのは,Connector 1.5仕様の規約のうち,次の規約に対応した機能です。
Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタについては,「9.9.1 そのほかのリソースとの接続に使用するリソースアダプタ」を参照してください。
Connector 1.0仕様に準拠したリソースアダプタと,Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタの,DDのスキーマの違いについて説明します。リソースアダプタのDDは,ra.xmlです。
Connector 1.0仕様のスキーマからConnector 1.5仕様のスキーマに対する主な変更点を次の表に示します。ここで示す以外の変更点については,Connector 1.5仕様を参照してください。
表9-2 Connector 1.0仕様のスキーマからConnector 1.5仕様のスキーマに対する主な変更点
Connector 1.5仕様で変更になった内容 | Connector 1.5仕様のDDの内容 |
---|---|
javax.resource.spi.ResourceAdapterインタフェースの実装クラスの指定 | <connector>-<resourceadapter>-<resourceadapter-class> <connector>-<resourceadapter>-<config-property> |
Outboundリソースアダプタの指定 | <connector>-<resourceadapter>-<outbound-resourceadapter> |
Inboundリソースアダプタの指定 | <connector>-<resourceadapter>-<inbound-resourceadapter> |
adminobjectの指定 | <connector>-<resourceadapter>-<adminobject> |
Connector 1.5仕様で変更になった内容の概要を説明します。
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