Cosminexus 機能解説

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9.12.3 使用するリソースアダプタ

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタで実行できるコマンド,設定の概要,および注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) 実行できるコマンド
(2) DB Connectorの設定
(3) ルートリソースアダプタについての注意事項
(4) メンバリソースアダプタについての注意事項

(1) 実行できるコマンド

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタごとの,コマンドの実行可否を次の表に示します。なお,これ以外のコマンドについてはどちらのリソースアダプタでも実行できます。

表9-43 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのコマンドの実行可否

コマンド リソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタ メンバリソースアダプタ
cjstartrar
cjstoprar
cjtestres
cjlistrar
cjclearpool ×
cjlistpool ×
cjsuspendpool ×
cjresumepool ×

(凡例) ○:実行できる  ×:実行できない


(2) DB Connectorの設定

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目を次の表に示します。

表9-44 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目

設定項目 リソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタ メンバリソースアダプタ
トランザクションサポートレベル ×  ※1
ログ取得の可否
データベース接続情報
DB Connector固有の設定(ステートメントプールなど)
セキュリティ情報(ユーザ名,パスワード) ×  ※2
コネクションプールサイズ ×
クラスタコネクションプール固有の設定

(凡例)○:設定が必要 ×:設定は不要 −:設定項目がない

注※1 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのトランザクションサポートレベルは,すべて同じにする必要があります。

注※2 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのユーザ名は,すべて同じにする必要があります。


DB Connectorの設定の詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」,またはマニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

(3) ルートリソースアダプタについての注意事項

(4) メンバリソースアダプタについての注意事項