Asset Information Managerでは,セットアップに必要な情報を[サーバセットアップ]ダイアログで設定します。この節では,[サーバセットアップ]ダイアログでの設定内容と手順について説明します。
[サーバセットアップ]ダイアログでは,次に示す項目を設定します。
- データベース情報
資産管理データベースに接続するためのログインIDやサービス名などを設定します。
- セッション情報
強制ログアウトさせる時間および同時にログインできるユーザ数を設定します。
- 基本情報
操作画面の表示項目,操作時の上限値などを設定します。
- メール通知情報
メール通知するための送信先アドレスなどを設定します。
- ディレクトリサーバ連携
ディレクトリサーバで使用する文字コードの種別を設定します。
- JP1/NETM/DM連携
JP1/NETM/DMと連携して,インベントリ情報を収集するためのログインIDやサービス名などを設定します。また,ソフトウェアを配布するための,ジョブ格納フォルダ名も設定します。この設定は,JP1/NETM/DMと連携する場合にだけ必要です。
- NNM連携
連携するNetwork Node Managerのバージョンを設定します。この設定は,Network Node Managerと連携する場合にだけ必要です。
- JP1/IM連携
JP1/IM - CMと連携するかどうかを設定します。この設定は,JP1/IM - CMと連携する場合にだけ必要です。
- NetInsight II連携
NetInsight IIと連携して,フロアレイアウト図を参照するかどうか,および連携するためのキー情報を設定します。この設定は,NetInsight IIと連携する場合にだけ必要です。
- JP1/Lan Licenser連携
JP1/Lan Licenserと連携して,ソフトウェア稼働情報を収集するためのログインIDやサービス名を設定します。この設定は,JP1/Lan Licenserと連携する場合にだけ必要です。
- JP1/秘文連携
JP1/秘文 LogManagerと連携するかどうかを設定します。また,JP1/秘文 LogManagerと連携して,操作ログを参照するためのログインIDやサービス名を設定します。
- WSUS連携
連携するWSUSサーバのURLを設定します。この設定は,WSUSサーバと連携する場合にだけ必要です。
デフォルトの設定を変更しない場合でも必ず設定を確認する項目を,連携する製品別に次の表に示します。
表5-1 連携製品別の必須設定項目一覧
連携する製品 |
セットアップ項目 |
共通 |
データベース情報 |
|
JP1/NETM/DM |
JP1/NETM/DM連携 |
- JP1/NETM/DMデータベースログインID
- JP1/NETM/DMデータベース接続サービス名
- JP1/NETM/DMで使用するジョブ格納フォルダ名
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JP1/Lan Licenser |
JP1/Lan Licenser連携 |
- JP1/Lan LicenserデータベースログインID
- JP1/Lan Licenserデータベース接続サービス名
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Network Node Manager |
NNM連携 |
- NNMバージョン
- オープンマップ名
- 接続先サーバ名
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JP1/IM - CM |
JP1/IM連携 |
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NetInsight II |
NetInsight II連携 |
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JP1/秘文 |
JP1/秘文連携 |
- JP1/秘文との連携設定
- JP1/秘文データベースログインID
- JP1/秘文データベース接続サービス名
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- <この節の構成>
- 5.3.1 [サーバセットアップ]ダイアログでの設定
- 5.3.2 データベース情報の設定
- 5.3.3 セッション情報の設定
- 5.3.4 基本情報の設定
- 5.3.5 メール通知情報の設定
- 5.3.6 ディレクトリサーバ連携の設定
- 5.3.7 JP1/NETM/DM連携の設定
- 5.3.8 NNM連携の設定
- 5.3.9 JP1/IM連携の設定
- 5.3.10 NetInsight II連携の設定
- 5.3.11 JP1/Lan Licenser連携の設定
- 5.3.12 JP1/秘文連携の設定
- 5.3.13 WSUS連携の設定
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