JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
「基本情報」では,操作画面に表示される項目,操作を実行する際の上限値などを設定します。
「基本情報」で設定する項目を次に示します。
「PDFボタンの表示」では,EURと連携して,[PDF]ボタンからPDFファイルを表示するかどうかを選択します。
EURと連携する場合,「表示する」を指定してください。
「PDFファイル作成時のタイムアウト時間」では,EURと連携して,PDFファイルを作成する際の終了時間を設定します。ここで設定した時間を超過した場合は,PDFファイルの作成処理がキャンセルされます。
この項目に0を設定した場合,PDFファイルの作成処理を終了するまで待ちます。ただし,WWWブラウザの応答待ち時間のタイムアウトよりもPDFファイルの作成に時間が掛かる場合,WWWブラウザとの接続が中断され,PDFファイルの作成が中断されることがあります。
なお,この項目は設定を省略できます。
「検索結果の一覧表示行数」では,操作画面で検索した結果の一覧の表示件数を設定します。この設定は,検索結果がページで区切られていない画面に適用されます。検索結果がページで区切られている画面名は,Asset Information Managerのインストールフォルダ\help\ScreenWithPage.pdfを参照してください。ScreenWithPage.pdfに記載されていない画面に,この設定が適用されます。
なお,この項目は設定を省略できます。
「表示件数欄の表示」では,1ページに表示する検索結果の件数を指定する「表示件数」の欄を,操作画面上に表示するかどうかを選択します。この設定は,検索結果がページで区切られて表示される画面のうち,検索を実行する画面に適用されます。検索結果がページで区切られている画面名は,Asset Information Managerのインストールフォルダ\help\ScreenWithPage.pdfを参照してください。
「1ページに表示する検索結果の件数」では,操作画面で検索した結果の,1ページに表示する件数を設定します。この設定は,検索結果がページで区切られて表示される画面に適用されます。検索結果がページで区切られている画面名は,Asset Information Managerのインストールフォルダ\help\ScreenWithPage.pdfを参照してください。
なお,この項目は設定を省略できます。
部署を削除した場合に,削除した部署に登録されていたユーザ情報を一時退避するために「ゴミ箱」という部署が自動的に作成されます。「部署削除用の「ゴミ箱」部署ID」では,「ゴミ箱」の部署IDを設定します。
なお,この項目は設定を省略できます。
設置場所を削除した場合に,削除した設置場所を一時退避するために「ゴミ箱」という設置場所が自動的に作成されます。「設置場所削除用の「ゴミ箱」設置場所ID」では,「ゴミ箱」の設置場所IDを設定します。
なお,この項目は設定を省略できます。
「ライセンス超過のしきい値」では,ソフトウェアのライセンスを超過して使用した場合に送信される警告のしきい値を設定します。しきい値は,%(パーセント)で設定します。保有数を超過して使用しているライセンスの通知方法については,「5.9.1 タスクの種類」を参照してください。
タスクスケジューラを使用して,ライセンス超過のメールを通知する場合,この項目は必ず設定してください。
「自動ログインの設定」では,Network Node Managerなどの連携製品からAsset Information Managerの情報を参照するときのログイン画面に,「次回以降は自動的にログインする」というチェックボックスを表示するかどうかを選択します。
「次回以降は自動的にログインする」にチェックしてログインすると,Cookieの有効期限内は,ログイン画面での「ユーザID」と「パスワード」の指定を省略できます。
「Cookie有効期限日数」では,Network Node Managerなどの連携製品からAsset Information Managerの資産情報を参照する際,ログイン時の「ユーザID」と「パスワード」を保存して,次回から自動的にログインできる期限を日数で指定します。
なお,この項目は設定を省略できます。
「部署別IPグループを使用した部署の設定」では,IPアドレスに合わせて,機器を使用している部署を設定するかどうかを選択します。IPアドレスに対応する部署は,業務メニュー「IPグループ管理」で登録します。また,「部署」は,ハードウェア資産情報の「IPアドレス」に合わせて設定されます。
この設定は,サービス「Asset Information Synchronous Service」,タスク「インベントリ情報の取込み」,タスク「ノード情報の取込み」およびタスク「データメンテナンス」の実行時に有効になります。ただし,タスク「データメンテナンス」の実行時に有効にするには,設定ファイル(taskopt.ini)を変更する必要があります。設定ファイルの変更方法については,「5.9.3(3) 実施する作業の変更」を参照してください。
「設置場所別IPグループを使用した設置場所の設定」では,IPアドレスに対応する設置場所を機器の「設置場所」に設定するかどうかを選択します。IPアドレスに対応する設置場所は,業務メニュー「IPグループ管理」で登録します。また,「設置場所」は,ハードウェア資産情報の「IPアドレス」に合わせて設定されます。
この設定は,サービス「Asset Information Synchronous Service」,タスク「インベントリ情報の取込み」,タスク「ノード情報の取込み」およびタスク「データメンテナンス」の実行時に有効になります。ただし,タスク「データメンテナンス」の実行時に有効にするには,設定ファイル(taskopt.ini)を変更する必要があります。設定ファイルの変更方法については,「5.9.3(3) 実施する作業の変更」を参照してください。
「DHCPアドレスの変更履歴の取得」では,機器のIPアドレスを変更した際に取得する変更履歴のうち,DHCPで割り当てられたIPアドレスの変更履歴を取得するかどうかを選択します。
DHCPサーバを使用している機器と判定されるのは,次のうちどれかに該当する場合です。
「契約履歴の取得」では,契約情報の登録内容を契約履歴として管理するかどうかを選択します。
「操作ログの検索結果取得件数」では,検索に時間が掛かり過ぎるのを防ぐため,JP1/NETM/DMとJP1/秘文のテーブルごとの,操作ログを検索する件数を指定します。
操作ログを管理しない場合でも,値を空白にすることはできません。
「操作ログ一覧の検索期間の警告」では,検索に時間が掛かり過ぎるのを防ぐため,業務メニュー「操作ログ一覧」での検索期間に対して,警告する範囲を設定します。「検索期間(開始)」から「検索期間(終了)」までに設定した時間が,この項目で設定した時間を超えている場合,警告が表示されます。なお,この項目に0を設定した場合,警告は表示されません。
操作ログを管理しない場合でも,値を空白にすることはできません。
「トレース時の表示階層」では,業務メニュー「操作ログ一覧」および「操作ログ集計」で操作を追跡する際に,バックトレースアイコンまたはフォワードトレースアイコンを選択して一度に表示される階層の数を設定します。
操作ログを管理しない場合でも,値を空白にすることはできません。
「トレース時間範囲の設定」では,業務メニュー「操作ログ一覧」および「操作ログ集計」である機器に対するネットワーク経由の操作を追跡する場合に,同時刻と見なす時間の範囲を設定します。
操作ログを管理しない場合でも,値を空白にすることはできません。
「Asset Information ManagerのURL」では,タスク「WSUS更新プログラム通知」を利用して管理者にメール通知する場合,そのメールに記載されるURLを指定します。
WSUSサーバと連携して更新プログラムの到着をメールで通知する場合,この項目は必ず設定してください。
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