JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
監視ツリーを自動生成します。
なお,他製品と連携して監視ツリーを自動生成する場合,連携製品のセットアップ(JP1イベントを発行する設定や,アダプタコマンドの実行など)を事前にしておく必要があります。「12.8 連携製品のセットアップ」を参照して自動生成前にセットアップを終えておいてください。
また,監視ツリーの自動生成機能の詳細は,次の説明を参照してください。
- 監視ツリーの自動生成について
- 監視ツリーの自動生成機能について
参照先:「3.3.2 監視ツリー」
参照先:「3.3.3 監視ツリーの自動生成」
- 自動生成で作成される監視ツリーのモデルについて
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス 7. 監視ツリーモデル(統合スコープ用)」
次に監視ツリー自動生成の手順を示します。
図12-4 監視ツリーの自動生成の手順
- [ツリーの自動生成]を選択する。
[監視ツリー(編集中)]画面から,[オプション]−[ツリーの自動生成]を選択する。
なお,すでに監視ツリーを編集中だった場合は,「編集中のツリー構成情報を置き換えますか?」のように確認されます。ここで[はい]を選択すると,編集中の情報は,自動生成した情報で置き換えられます。
- サーバにログインする。
JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Scope)にログインするための[ログイン]画面が表示されます。
jp1adminユーザーでログインしてください。
接続先ホスト名には,JP1/IM - Managerのホスト名を入力します。
- [自動生成-構成選択]画面で,監視ツリーのモデルを選択する。
自動生成する監視ツリーのモデルを選択します。
- 業務指向ツリー
- サーバ指向ツリー
- システム構成ツリー
- [生成],[差分]または[追加]のボタンをクリックする。
- [生成]…新しい監視ツリーを,収集した定義情報から作成します。
- [差分]…編集画面にある監視ツリーとの差分の情報を,収集した定義情報から作成します。なお,差分の情報はまとめられて[NEW_OBJECT]という監視グループが作られます。
- [追加]…編集画面にある既存の監視ツリーに加えて,新規に監視ツリーを作成します。なお,新規の監視ツリーは[NEW_TREE]という監視グループ下に作成されます。
- 監視ツリーが自動的に生成される。
JP1/IMが管理する各ホストから定義情報を収集し,監視ツリーを自動生成します。しばらくお待ちください。
なお,生成される監視ノードの状態は,最初は非監視の状態になっています。
自動生成した監視ツリーは,監視方法に合わせてカスタマイズしてから運用を始めてください。
- (備考)
- 運用上の理由でjp1adminユーザーを削除している場合は,連携製品の定義情報にアクセスできる権限レベルを持つJP1ユーザーでログインし,自動生成を行ってください。例えば,JP1/AJS2のジョブネット情報を取得するには,ジョブネットにアクセスできる権限レベルが必要です。
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