Assist連携機能の動作を変更したい場合は，設定変更ファイルSFagent.iniを作成してください。通常は作成する必要はありません。

• 設定変更ファイルSFagent.iniの場所
  ＜インストールディレクトリ＞\bin\SFagent.ini
  
• 設定変更ファイルのフォーマット
  

  設定項目＝設定値＜改行＞

• 設定項目及び設定値^※
  設定項目は次のとおりです。パラメタの記述がない場合やSFagent.iniファイルがない場合は，デフォルト値が設定されます。
  

  表9-2　設定変更ファイルSFagent.iniの設定値

  パラメタ	設定内容	設定値
  AgentAPI_TimeOut	ファイルモードで，子サーバのコマンド完了待ちのタイムアウト値を設定します（単位：秒）。登録ユーザ数／施設数が多い場合に設定します。DBモードでは設定できません。	3,600〜2,147,483,647 （デフォルト：3600）
  AgentExclusive_RetryCount	ほかの処理が実行中の場合に，処理の再実行回数を設定します。 ファイルモードの場合は親サーバ又は子サーバ，DBモードの場合はマスターサーバで設定してください。	3〜2,147,483,647 （デフォルト：3）
  AgentExclusive_RetryInterval	ファイルモードの場合は親サーバ又は子サーバ，DBモードの場合はマスターサーバでほかの処理が実行中の場合に，処理を再実行するまでの時間を設定します。単位は「秒」です。	300〜2,147,483,647 （デフォルト：300（5分））
  Exec	Assist連携を実行しない設定に戻します。 一時的にAssist連携の設定を解除する場合にだけ利用してください。	0 Assist連携を使用しない 1 Assist連携を実行する

  注※

  Version 5からご使用の場合は，ユーザのホームサーバ移動発生時の設定パラメタ（AgentControl）は無効になります。したがって，Version 5からご利用いただいている場合でAgentControlの指定をしていない，又は「AgentControl=0」と指定して運用している環境で，ホームサーバ移動が発生しても，実行前の状態に戻しません。ホームサーバを移動する場合は，「12.2.3(2)　ユーザのSchedulerホームサーバの変更手順（Assist連携している場合）」に記載している手順を実施してください。