Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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9.2.1 ファイルモードの使用条件
- ユーザのホームサーバ移動の自動実行には対応していません。Assist Viewer,又はAddress Server上でSchedulerホームサーバを変更する場合は,「12.2.3(2) ユーザのSchedulerホームサーバの変更手順(Assist連携している場合)」に記載している手順を実行してください。
- Assist Viewerではユーザの「詳細情報」の「Schedulerサーバ」欄に手入力できますが,事前に作成したホームサーバ一覧に登録されている以外のサーバ名を手入力した場合は,Assist連携でエラーとなります。この場合は,再度Assist Viewer上で手入力したユーザのホームサーバをドロップダウンメニューから選択し直してください。
- Assist連携を使用している環境では,[ユーザ情報再作成]や「GetAdAll」コマンドを使用しないで,Assist連携でユーザ情報を反映してください。
サーバのホスト名変更作業や障害発生等のために[ユーザ情報再作成]又は「GetAdAll」コマンドの実行が必要な場合は,次の手順で実行してください。
- 次のサービスを停止する。
Groupmax Scheduler Server
Groupmax Scheduler Server Tool
Groupmax Facilities Manager
Groupmax Facilities Manager Tool
- <Scheduler Serverインストールフォルダ>\apposv\etc\MV.tblが存在する場合は,MV.tblを任意のフォルダに移動する。
- <Scheduler Serverインストールフォルダ>\apposv\log\SFagent.lckが存在する場合は,SFagent.lckを削除する。
- [ユーザ情報再作成]又は「GetAdAll」コマンドを実行する。
この後,マルチサーバ構成の場合は次の手順も実施してください。
- すべてのサーバで次のサービスを起動する。
Groupmax Scheduler Server Tool
Groupmax Facilities Manager Tool
- すべての子サーバで[管理データ取得]を実行する。
- すべてのサーバで次のサービスを停止する。
Groupmax Scheduler Server Tool
Groupmax Facilities Manager Tool
上記2.で<Scheduler Serverインストールフォルダ>\apposv\etc\MV.tblが存在していた場合は,次の手順も実施してください。
- MV.tblの内容に従って手動でユーザのスケジュールデータを移動する。
MV.tblのフォーマットについては,「11.2.10(1)(c) 設定事項」の移動者一覧ファイルの記述を参照してください。
- すべてのSchedulerサーバで,hostchgコマンドを実行する。
hostchgコマンドについては,「11.2.8 hostchg(ホスト名変換)」を参照してください。
第1引数のファイルには,MV.tblファイルを指定してください。すべてのサーバでこのファイルを使用してください。
最後にAssist連携が正常終了して以降に,ユーザのSchedulerホームサーバをAddress Server上で移動している場合(MV.tblに登録されていないホームサーバ移動がある場合)は,次の手順も実施してください。
- Address Serverで実施したユーザのSchedulerホームサーバ移動に従って,ユーザのスケジュールデータを移動する。
- すべてのSchedulerサーバで,hostchgコマンドを実行する。
hostchgコマンドについては,「11.2.8 hostchg(ホスト名変換)」を参照してください。
なお,上記2.で<Scheduler Serverインストールフォルダ>\apposv\etc\MV.tblが存在していた場合は,ここでまとめてhostchgコマンドを実行しても問題ありません。
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