DBモードの管理データは，管理ツール画面と管理ツールコマンドの機能を組み合わせて作成します。管理ツール画面と管理ツールコマンドで実行できる機能については，「6.2.2　管理ツールの機能一覧」を参照してください。

DBモードの管理ツール画面は，ファイルモードとは次の点が異なります。

• 管理ツール画面の起動方法がファイルモードとは異なります。
  DBモードの管理ツール画面を起動する方法については，「6.2.3(2)　管理ツールの起動と終了」を参照してください。
  
• 初期構築時か運用時かによって，使用できる画面メニューが異なります。

初期構築時は，SF32SYS.iniの[DB]セクションのMODEパラメタに「INITIAL」を設定し，運用時はMODEパラメタに「SETUP」を設定することで，次のように動作します。MODEパラメタの切り替え方法については，「6.2.3(1)　初期構築時と運用時の切り替え方法」を参照してください。

• 初期構築時（MODE=INITIALが指定されている場合）
  Scheduler ServerのDBモード環境を構築する際に使用します。
  初期構築時に作成したファイルは，移行コマンド（SFShiftコマンド）を実行することで，データベースに登録されます。
  
• 運用時（MODE=SETUPが指定されている場合）
  管理ツールコマンドのsfsetgamuenvコマンドとsfsetappouenvコマンドの入力ファイルを作成するために使用します。
  

なお，このマニュアルでは管理ツール画面を「管理ツール」と表記します。

＜この節の構成＞

6.2.1　ユーザ情報の登録

6.2.2　管理ツールの機能一覧

6.2.3　管理ツール画面の使用方法