Tuning Manager Software インストールガイド
クラスタ環境でTuning Manager serverの運用を開始したあとに,Tuning Manager serverの接続先Device Managerを変更する場合は,次に示す手順を実行系ノードで実施してください。
クラスタソフトウェアから実行する操作の詳細については,「7.2.1 クラスタシステムでのインストール(Windowsホスト)」または「7.2.2 クラスタシステムでのインストール(Solarisホスト)」で説明している手順を参照してください。
- この項の構成
- (1) Tuning Manager serverホストでの設定
- (2) Device Managerホストでの設定
(1) Tuning Manager serverホストでの設定
- サービス以外のリソースをオンラインにします。
オンラインにするリソースは次のとおりです。
- MSCSおよびWSFCの場合
・論理IPアドレス
・論理ホスト名
・共有ディスク- VERITAS Cluster Serverの場合
・論理IPアドレス
・共有ディスク- Sun Clusterの場合
・論理ホスト名
・共有ディスク- クラスタソフトウェアからの操作でHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
- HiRDB/ClusterService _HD0
- HBase Storage Mgmt Common Service
- HBase Storage Mgmt Web Service
- HiCommand Performance Reporter
- HiCommand Suite TuningManager
- HiCommand Suite TuningService※
Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。
- 注※
- Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
- Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
管理対象から外すサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。- 接続先Device Managerを設定します。
htm-dvm-setupコマンドおよびhcmdsprmsetコマンドを実行します。詳細については,「3.6.1 Tuning Manager serverホストでの設定」の手順3以降を参照してください。- Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象にします。
管理対象にするサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループをオンラインにします。
オンラインにするサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
Device Manager側での接続設定は非クラスタ環境の場合と同じです。Tuning Manager serverとは異なるホストでDevice Managerを運用するときだけ,設定が必要になります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Softwareシステム構成ガイド」を参照してください。
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