Tuning Manager Software インストールガイド

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7.3.7 接続先Device Managerの変更

クラスタ環境でTuning Manager serverの運用を開始したあとに,Tuning Manager serverの接続先Device Managerを変更する場合は,次に示す手順を実行系ノードで実施してください。

クラスタソフトウェアから実行する操作の詳細については,「7.2.1 クラスタシステムでのインストール(Windowsホスト)」または「7.2.2 クラスタシステムでのインストール(Solarisホスト)」で説明している手順を参照してください。

この項の構成
(1) Tuning Manager serverホストでの設定
(2) Device Managerホストでの設定

(1) Tuning Manager serverホストでの設定

操作手順

  1. サービス以外のリソースをオンラインにします。
    オンラインにするリソースは次のとおりです。
    • MSCSおよびWSFCの場合
      ・論理IPアドレス
      ・論理ホスト名
      ・共有ディスク
    • VERITAS Cluster Serverの場合
      ・論理IPアドレス
      ・共有ディスク
    • Sun Clusterの場合
      ・論理ホスト名
      ・共有ディスク
  2. クラスタソフトウェアからの操作でHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
    オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
    • HiRDB/ClusterService _HD0
    • HBase Storage Mgmt Common Service
    • HBase Storage Mgmt Web Service
    • HiCommand Performance Reporter
    • HiCommand Suite TuningManager
    • HiCommand Suite TuningService

    注※
    Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
    Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。
  3. Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
    管理対象から外すサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
  4. 接続先Device Managerを設定します。
    htm-dvm-setupコマンドおよびhcmdsprmsetコマンドを実行します。詳細については,「3.6.1 Tuning Manager serverホストでの設定」の手順3以降を参照してください。
  5. Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象にします。
    管理対象にするサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
  6. Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループをオンラインにします。
    オンラインにするサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。

(2) Device Managerホストでの設定

Device Manager側での接続設定は非クラスタ環境の場合と同じです。Tuning Manager serverとは異なるホストでDevice Managerを運用するときだけ,設定が必要になります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Softwareシステム構成ガイド」を参照してください。

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