Tuning Manager Software インストールガイド
クラスタ環境で運用しているTuning Manager serverに,新規にインストールしたエージェントまたは新規に作成したエージェントのインスタンスを追加するときに実施する作業について,コンポーネントごとに説明します。
- この項の構成
- (1) PFM - Managerへのエージェントの追加
- (2) Performance Reporterへのエージェントの追加
- (3) Tuning Manager serverへのエージェントの追加
PFM - Managerに新規エージェントを追加する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
(2) Performance Reporterへのエージェントの追加
新規エージェントを追加する場合,Performance Reporterに新規エージェントのアイコンおよびデータモデルの説明ファイルを設定するために,jpcpragtsetupコマンドを実行する必要があります。jpcpragtsetupコマンドは,実行系ノードおよび待機系ノードの両方で実行してください。手順の詳細については「3.7 Performance Reporterへのエージェントの登録」を,jpcpragtsetupコマンドの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」を参照してください。
jpcpragtsetupコマンドを実行したあと,実行系ノードでは,Performance Reporterサービスの再起動が必要です。サービスの再起動は,クラスタソフトウェアから実行してください。ほかの方法で再起動した場合,クラスタソフトウェアで管理している情報とサービスの状態が不一致となり,クラスタソフトウェアで障害として検知される場合があります。
待機系ノードでは,フェールオーバー時に初めてサービスが起動します。起動時にエージェントの情報を読み込むため,新規のエージェントを追加した場合でも,サービスの再起動は必要ありません。
新規エージェントインスタンスを追加する場合,追加したエージェントインスタンスをPerformance Reporterに認識させるために,実行系ノードでPerformance Reporterを再起動する必要があります。サービスの再起動は,クラスタソフトウェアから実行してください。ほかの方法で再起動した場合,クラスタソフトウェアで管理している情報とサービスの状態が不一致となり,クラスタソフトウェアで障害として検知される場合があります。
待機系ノードでは,フェールオーバー時に初めてサービスが起動します。起動時にエージェントの情報を読み込むので,新規のエージェントインスタンスを追加した場合でも,サービスの再起動は必要ありません。
(3) Tuning Manager serverへのエージェントの追加
Tuning Manager serverのMain Consoleには,追加したエージェントが自動的に接続されます。[ポーリング設定]画面で[リフレッシュ]ボタンをクリックして,エージェントがMain Consoleに追加されたことを確認してください。
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