Tuning Manager Software インストールガイド
クラスタ構成のWindowsホストでTuning Manager serverをインストールする場合の操作について説明します。インストールは,実行系ノード,待機系ノードの順に実施してください。
- この項の構成
- (1) 実行系ノードでのインストール手順
- (2) 待機系ノードでのインストール手順
- (3) 新規インストール
- (4) 上書きインストール
- Administrators権限を持つユーザーIDでホストにログインします。
- サービス以外のリソースをオンラインにします。
オンラインにするリソースは次のとおりです。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のリソースを右クリックして,[オンラインにする]を選択します。- WSFCの場合
・Windows Server 2008の場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のリソースを右クリックして,[このリソースをオンラインにする]を選択します。
・Windows Server 2012の場合
フェールオーバークラスターマネージャーで対象のリソースを右クリックして,[オンラインにする]を選択します。
- 論理IPアドレス
- 論理ホスト名
- 共有ディスク
- クラスタソフトウェアからの操作で,PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のサービスを右クリックして,[オフラインにする]を選択します。- WSFCの場合
・Windows Server 2008の場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする]を選択します。
・Windows Server 2012の場合
フェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[オフラインに移行]を選択します。
- 新規インストールの場合
・HiRDB/ClusterService _HD0
・HBase Storage Mgmt Common Service
・HBase Storage Mgmt Web Service- 上書きインストールまたはアップグレードインストールの場合
・HiRDB/ClusterService _HD0
・HBase Storage Mgmt Common Service
・HBase Storage Mgmt Web Service
・HiCommand Performance Reporter
・HiCommand Suite TuningManager
・HiCommand Suite TuningService※Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。また,PFM - Managerのサービスについては,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
- 注※
- Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
- エージェントがインストール済みの場合は,クラスタソフトウェアからの操作で,エージェントのサービスをオフラインにします。
物理ホスト上でエージェントを運用している場合は,jpcspm stop(jpcstop)コマンドを使用して,物理ホスト上のエージェントのサービスも停止します。- PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[詳細設定]タブ-[再開しない]を選択して,[OK]をクリックします。- WSFCの場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[ポリシー]タブ-[リソースが失敗状態になった場合は,再起動しない]を選択して,[OK]をクリックします。
管理対象から外すサービスは,手順3でオフラインにしたサービスです。- Tuning Manager serverをインストールします。
「(3) 新規インストール」または「(4) 上書きインストール」を参照してください。
- 注意
- v6.0以降のTuning Manager serverからのアップグレードインストールについては,「(4) 上書きインストール」を参照してください。
- PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループを待機系ノードに切り替えます。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループを右クリックして,[グループの移動]を選択します。- WSFCの場合
・Windows Server 2008の場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているサービスまたはアプリケーションを右クリックして,[このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動]を選択します。
・Windows Server 2012の場合
フェールオーバークラスターマネージャーでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているサービスまたはアプリケーションを右クリックして,[移動]を選択します。
- Administrators権限を持つユーザーIDでホストにログインします。
- クラスタソフトウェアからの操作で,PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のサービスを右クリックして,[オフラインにする]を選択します。- WSFCの場合
・Windows Server 2008の場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする]を選択します。
・Windows Server 2012の場合
フェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[オフラインに移行]を選択します。
- 新規インストールの場合
・HiRDB/ClusterService _HD0
・HBase Storage Mgmt Common Service
・HBase Storage Mgmt Web Service- 上書きインストールまたはアップグレードインストールの場合
・HiRDB/ClusterService _HD0
・HBase Storage Mgmt Common Service
・HBase Storage Mgmt Web Service
・HiCommand Performance Reporter
・HiCommand Suite TuningManager
・HiCommand Suite TuningService※Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。また,PFM - Managerのサービスについては,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
- 注※
- Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
- エージェントがインストール済みの場合は,クラスタソフトウェアからの操作で,エージェントのサービスをオフラインにします。
物理ホスト上でエージェントを運用している場合は,jpcspm stop(jpcstop)コマンドを使用して,物理ホスト上のエージェントのサービスも停止します。- PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
管理対象から外すサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[詳細設定]タブ-[再開しない]を選択して,[OK]をクリックします。- WSFCの場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[ポリシー]タブ-[リソースが失敗状態になった場合は,再起動しない]を選択して,[OK]をクリックします。- Tuning Manager serverをインストールします。
「(3) 新規インストール」または「(4) 上書きインストール」を参照してください。
- 注意
- v6.0以降のTuning Manager serverからのアップグレードインストールについては,「(4) 上書きインストール」を参照してください。
- PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象にします。
管理対象にするサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[詳細設定]タブ-[再開する]を選択して,[OK]をクリックします。- WSFCの場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーで対象のサービスを右クリックして,[プロパティ]-[ポリシー]タブ-[リソースが失敗状態になった場合は,現在のノードで再起動を試みる]を選択して,[OK]をクリックします。- PFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループを実行系ノードに切り替えます。
- MSCSの場合
クラスタアドミニストレータでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループを右クリックして,[グループの移動]を選択します。- WSFCの場合
・Windows Server 2008の場合
フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスターマネージャーでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているサービスまたはアプリケーションを右クリックして,[このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動]を選択します。
・Windows Server 2012の場合
フェールオーバークラスターマネージャーでPFM - ManagerおよびHitachi Command Suite製品のサービスを登録しているサービスまたはアプリケーションを右クリックして,[移動]を選択します。新規インストールの場合は,「7.3.1 環境設定」に進んでください。上書きインストールまたはアップグレードインストールの場合は,以上で作業は完了です。
新規インストールの手順について説明します。
ここでは,DVD-ROMからのインストール手順について説明します。ローカルディスクにコピーしたデータからのインストールやネットワークを利用したインストールに必要な要件については,「2.2 インストール方法」を参照してください。
Tuning Manager serverを新規インストールするには:
- Hitachi Command Suite製品のインストールDVD-ROMを挿入します。
Autorun機能が有効な場合は,Product Select Pageウィンドウが表示されます。- Autorun機能が無効な場合は,エクスプローラなどでインストールDVD-ROMの内容を表示します。
Product Select Pageウィンドウを使用してインストールする場合は,E:\Index.htmlをダブルクリックしてください。- Product Select Pageウィンドウでインストールを開始する場合は,Product Select PageウィンドウでTuning Manager serverの[Install]ボタンをクリックします。Product Select Pageウィンドウを使用しない場合は,E:\HTNM_SERVER\setup.exeをダブルクリックします。
「図7-1 Tuning Manager serverの新規インストールの開始を通知するウィンドウ」が表示されます。- [次へ]ボタンをクリックします。
- ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合
実行系ノードのとき:
「図7-2 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップ取得を推奨するウィンドウ」が表示されます。手順5に進んでください。
待機系ノードのとき:
「図7-3 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。手順6に進んでください。- ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合
「図7-4 ユーザー情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。手順8に進んでください。- [次へ]ボタンをクリックします。
「図7-3 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。- バックアップファイルのデフォルトの格納先フォルダ,または任意の格納先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
- フォルダを指定するときの規則
- バックアップファイルの格納先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・バックアップに必要なディスク容量を確保します。バックアップ時に必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上150バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・指定したフォルダの直下にdataという名称のフォルダが存在する場合,dataフォルダを空にする必要があります。
- 実行系ノードの場合
「図7-5 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップを取得するかどうかを選択するためのウィンドウ」が表示されます。手順7に進んでください。- 待機系ノードの場合
「図7-4 ユーザー情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。手順8に進んでください。- データベースのバックアップを取得する場合は[はい]を,バックアップを取得しない場合は[いいえ]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
- [はい]を選択した場合
「図7-4 ユーザー情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。手順8に進んでください。- [いいえ]を選択した場合
次に示す警告メッセージが表示されます。バックアップを取得しないときは,[はい]ボタンをクリックして,手順8に進んでください。バックアップを取得するときは,[いいえ]ボタンをクリックして,手順7を再実行してください。
KATN00280-W バックアップを取らなかった場合,インストールに失敗すると過去データを失います。よろしいですか。- ユーザー名と組織名に1バイト以上73バイト以下の任意の文字列を入力して,[次へ]ボタンをクリックします。
「図7-6 Tuning Manager serverのインストール先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。- Tuning Manager serverのデフォルトのインストール先フォルダ,または任意のインストール先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用する場合,フォルダを指定するときに,クラスタシステム固有の規則を考慮する必要があります。詳細については,「7.1.2 インストール時の確認事項」を参照してください。「図7-7 Tuning Manager serverが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。
- フォルダを指定するときの規則
- Tuning Manager serverのインストール先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・インストールに必要なディスク容量を確保します。必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上60バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・指定したフォルダの直下にjp1pcという名称のフォルダが存在する場合,jp1pcフォルダを空にする必要があります。
- Tuning Manager serverが使用するデータベースファイルのデフォルトの格納先フォルダ,または任意の格納先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用する場合,フォルダを指定するときに,クラスタシステム固有の規則を考慮する必要があります。詳細については,「7.1.2 インストール時の確認事項」を参照してください。
- フォルダを指定するときの規則
- Tuning Manager serverが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・データベースファイルの格納に必要なディスク容量を確保します。必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上64バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・PFM - Managerのインストール先フォルダおよびサブフォルダは指定できません。
- ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合
「図7-8 Tuning Manager serverをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。手順13に進んでください。- ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合
「図7-9 共通コンポーネントのインストール先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。手順11に進んでください。- 共通コンポーネントのデフォルトのインストール先フォルダ,または任意のインストール先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用する場合,フォルダを指定するときに,クラスタシステム固有の規則を考慮する必要があります。詳細については,「7.1.2 インストール時の確認事項」を参照してください。「図7-10 共通コンポーネントが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。
- フォルダを指定するときの規則
- 共通コンポーネントのインストール先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・インストールに必要なディスク容量を確保します。必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上109バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・PFM - Managerのインストール先フォルダおよびサブフォルダは指定できません。
- 共通コンポーネントが使用するデータベースファイルのデフォルトの格納先フォルダ,または任意の格納先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用する場合,フォルダを指定するときに,クラスタシステム固有の規則を考慮する必要があります。詳細については,「7.1.2 インストール時の確認事項」を参照してください。「図7-8 Tuning Manager serverをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。
- フォルダを指定するときの規則
- 共通コンポーネントが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・データベースファイルの格納に必要なディスク容量を確保します。必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上90バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・PFM - Managerのインストール先フォルダおよびサブフォルダは指定できません。
- Tuning Manager serverをインストールするホストのIPアドレスまたはホスト名,およびHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号を入力して,[次へ]ボタンをクリックします。
IPアドレスまたはホスト名,およびHBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号は,クライアントからTuning Manager serverをインストールするホストにアクセスするために必要です。
Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用する場合,IPアドレスまたはホスト名を入力するときに,クラスタシステム固有の規則を考慮する必要があります。詳細については,「7.1.2 インストール時の確認事項」を参照してください。
- IPアドレスの入力規則
- IPv4アドレスを入力します。
- ホスト名の入力規則
- Tuning Manager serverをインストールするホストのホスト名を入力するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・名前解決後のIPアドレスがIPv4アドレスであるホスト名を入力します。
- ・ホスト名は1バイト以上32バイト以下の半角英数字で入力します。
- ・空白文字は入力できません。
- ・FQDN形式のホスト名は使用できません。ドメイン名を除いたホスト名を入力してください。
- HBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号の入力規則
- Tuning Manager serverをインストールするホストの共通コンポーネントが使用するポート番号を入力してください。入力できる値は1から65535までの数値です。
- デフォルトで表示される23015は,共通コンポーネントがインストール時にデフォルトで設定する値です。
- 同じホストにDevice Managerがインストールされている場合
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順17に進んでください。- 同じホストにDevice Managerがインストールされていない場合
実行系ノードのとき:
「図7-11 接続先のDevice Managerの所在を指定するためのウィンドウ」が表示されます。手順14に進んでください。
待機系ノードのとき:
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順17に進んでください。- 接続先のDevice ManagerをTuning Manager serverと同じホストにインストールする場合は[同一ホスト]を,別のホストにインストールする場合は[リモート接続]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
- [同一ホスト]を選択した場合
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順17に進んでください。- [リモート接続]を選択した場合
「図7-12 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択するためのウィンドウ」が表示されます。手順15に進んでください。- 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
「図7-13 接続先のDevice Managerをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。- 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのIPアドレスまたはホスト名,およびDBMS service portを入力して,[次へ]ボタンをクリックします。
ホスト名が32バイトを超えているときはIPアドレスを入力してください。
- IPアドレスの入力規則
- IPv4アドレスを入力します。Device Managerをクラスタ構成で運用する場合は,論理IPアドレスを入力してください。
- ホスト名の入力規則
- Device Managerをインストールするホストのホスト名を入力するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・名前解決後のIPアドレスがIPv4アドレスであるホスト名を入力します。
- ・ホスト名は1バイト以上32バイト以下の半角英数字で入力します。
- ・空白文字は入力できません。
- ・FQDN形式のホスト名は使用できません。ドメイン名を除いたホスト名を入力してください。
- また,Device Managerをクラスタ構成で運用する場合は,論理ホスト名を入力してください。
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。
- DBMS service portのポート番号の入力規則
- Device ManagerがTuning Manager serverとリモート接続するために使用するポート番号を入力してください。入力できる値は5001から65535までの数値です。
- デフォルトで表示される24220は,Device ManagerがTuning Manager serverとのリモート接続を有効にするときにデフォルトで設定する値です。
- 表示された設定情報が正しいことを確認して,[次へ]ボタンをクリックします。
設定情報を修正する場合は,[戻る]ボタンをクリックしてください。
[次へ]ボタンをクリックすると,Tuning Manager serverの新規インストールが開始されます。インストールが完了すると,「図7-14 Tuning Manager serverの新規インストールの完了を通知するウィンドウ」が表示されます。- [完了]ボタンをクリックして,新規インストールを終了します。
Windowsファイアウォールを設定している場合,インストールが完了したあとに例外登録が必要です。詳細については,「3.3 Windowsファイアウォール設定時の注意事項」を参照してください。
- 注意
- インストール先フォルダ,およびインストール先フォルダ以下にあるファイルやフォルダについては,インストール後にアクセス権を変更しないでください。
- Tuning Manager serverとDevice Managerを同じホストで運用する構成から,Tuning Manager serverを別のホストで運用する構成に変更(Tuning Manager serverを別のホストに新規インストール)する場合,Device Managerと同じホストで運用していたときに登録したライセンス情報をTuning Manager serverの画面を使って再登録する必要があります。
実行系ノードにTuning Manager serverをインストールした場合は,「(1) 実行系ノードでのインストール手順」の手順7に進んでください。
待機系ノードにTuning Manager serverをインストールした場合は,「(2) 待機系ノードでのインストール手順」の手順6に進んでください。
図7-1 Tuning Manager serverの新規インストールの開始を通知するウィンドウ
図7-2 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップ取得を推奨するウィンドウ
図7-3 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-5 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップを取得するかどうかを選択するためのウィンドウ
図7-6 Tuning Manager serverのインストール先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-7 Tuning Manager serverが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-8 Tuning Manager serverをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ
図7-9 共通コンポーネントのインストール先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-10 共通コンポーネントが使用するデータベースファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-11 接続先のDevice Managerの所在を指定するためのウィンドウ
図7-12 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択するためのウィンドウ
図7-13 接続先のDevice Managerをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ
図7-14 Tuning Manager serverの新規インストールの完了を通知するウィンドウ
上書きインストールまたはv6.0以降のTuning Manager serverからのアップグレードインストールの手順について説明します。
ここでは,DVD-ROMからのインストール手順について説明します。ローカルディスクにコピーしたデータからのインストールやネットワークを利用したインストールに必要な要件については,「2.2 インストール方法」を参照してください。
次に示すインストール手順は,上書きインストールの場合を想定しています。アップグレードインストールの場合は,インストールの開始を通知するダイアログおよびインストールの完了を通知するダイアログの内容が,アップグレードインストールの開始および完了を通知する内容に変わります。
Tuning Manager serverを上書きインストールするには:
- Hitachi Command Suite製品のインストールDVD-ROMを挿入します。
Autorun機能が有効な場合は,Product Select Pageウィンドウが表示されます。- Autorun機能が無効な場合は,エクスプローラなどでインストールDVD-ROMの内容を表示します。
Product Select Pageウィンドウを使用してインストールする場合は,E:\Index.htmlをダブルクリックしてください。- Product Select Pageウィンドウでインストールを開始する場合は,Product Select PageウィンドウでTuning Manager serverの[Install]ボタンをクリックします。Product Select Pageウィンドウを使用しない場合は,E:\HTNM_SERVER\setup.exeをダブルクリックします。
「図7-15 Tuning Manager serverの上書きインストールの開始を通知するウィンドウ」が表示されます。- [次へ]ボタンをクリックします。
- 実行系ノードの場合
「図7-16 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップ取得を推奨するウィンドウ」が表示されます。手順5に進んでください。- 待機系ノードの場合
「図7-17 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。手順6に進んでください。- [次へ]ボタンをクリックします。
「図7-17 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ」が表示されます。- バックアップファイルのデフォルトの格納先フォルダ,または任意の格納先フォルダを指定して,[次へ]ボタンをクリックします。
- フォルダを指定するときの規則
- バックアップファイルの格納先フォルダを指定するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・バックアップに必要なディスク容量を確保します。バックアップ時に必要なディスク容量については,「1.2.1 インストール時のシステム要件」を参照してください。
- ・固定ドライブを指定します。リムーバブルメディアは指定できません。
- ・UNCパスは指定できません。
- ・シンボリックリンクまたはジャンクションを含むパスは指定できません。
- ・WRPによるリソース保護が有効になっているフォルダを含むパスは指定できません。
- ・4バイト以上150バイト以下の絶対パスで指定します。
- ・ドライブの直下は指定できません。
- ・フォルダパスは次に示すASCII文字で指定します。
- A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 空白
- このほかにパスの区切り文字として円記号(\)およびコロン(:)を指定できます。
- ・複数の円記号(\)が連続する文字列を含むパスは指定できません。
- ・円記号(\)の前または後ろに空白が続く文字列を含むパスは指定できません。
- ・OSが予約済みの名称(CON,AUX,NUL,PRN,CLOCK$,COM1~COM9,LPT1~LPT9)を含まないように指定します。
- ・指定したフォルダの直下にdataという名称のフォルダが存在する場合,dataフォルダを空にする必要があります。
- 実行系ノードの場合
「図7-18 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップを取得するかどうかを選択するためのウィンドウ」が表示されます。手順7に進んでください。- 待機系ノードの場合
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順12に進んでください。- データベースのバックアップを取得する場合は[はい]を,バックアップを取得しない場合は[いいえ]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
- [はい]を選択した場合
「図7-19 既存のデータベースの内容を引き継ぐかどうかを選択するためのウィンドウ」が表示されます。手順8に進んでください。- [いいえ]を選択した場合
次に示す警告メッセージが表示されます。バックアップを取得しないときは,[はい]ボタンをクリックして,手順8に進んでください。バックアップを取得するときは,[いいえ]ボタンをクリックして,手順7を再実行してください。
KATN00280-W バックアップを取らなかった場合,インストールに失敗すると過去データを失います。よろしいですか。- 既存のデータベースの内容を引き継ぐ場合は[はい]を,破棄して初期状態に戻す場合は[いいえ]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
- [はい]を選択した場合
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順12に進んでください。- [いいえ]を選択した場合
同じホストにDevice Managerがインストールされているとき:
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順12に進んでください。
同じホストにDevice Managerがインストールされていないとき:
「図7-20 接続先のDevice Managerの所在を指定するためのウィンドウ」が表示されます。手順9に進んでください。- 接続先のDevice ManagerをTuning Manager serverと同じホストにインストールする場合は[同一ホスト]を,別のホストにインストールする場合は[リモート接続]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
- [同一ホスト]を選択した場合
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。手順12に進んでください。- [リモート接続]を選択した場合
「図7-21 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択するためのウィンドウ」が表示されます。手順10に進んでください。- 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
「図7-22 接続先のDevice Managerをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ」が表示されます。- 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのIPアドレスまたはホスト名,およびDBMS service portを入力して,[次へ]ボタンをクリックします。
ホスト名が32バイトを超えているときはIPアドレスを入力してください。
- IPアドレスの入力規則
- IPv4アドレスを入力します。Device Managerをクラスタ構成で運用する場合は,論理IPアドレスを入力してください。
- ホスト名の入力規則
- Device Managerをインストールするホストのホスト名を入力するときは,次に示す規則に従ってください。
- ・名前解決後のIPアドレスがIPv4アドレスであるホスト名を入力します。
- ・ホスト名は1バイト以上32バイト以下の半角英数字で入力します。
- ・空白文字は入力できません。
- ・FQDN形式のホスト名は使用できません。ドメイン名を除いたホスト名を入力してください。
- また,Device Managerをクラスタ構成で運用する場合は,論理ホスト名を入力してください。
設定情報を確認するためのウィンドウが表示されます。
- DBMS service portのポート番号の入力規則
- Device ManagerがTuning Manager serverとリモート接続するために使用するポート番号を入力してください。入力できる値は5001から65535までの数値です。
- デフォルトで表示される24220は,Device ManagerでTuning Manager serverとのリモート接続を有効にするときにデフォルトで設定される値です。
- 表示された設定情報が正しいことを確認して,[次へ]ボタンをクリックします。
設定情報を修正する場合は,[戻る]ボタンをクリックしてください。
[次へ]ボタンをクリックすると,Tuning Manager serverの上書きインストールが開始されます。インストールが完了すると,「図7-23 Tuning Manager serverの上書きインストールの完了を通知するウィンドウ」が表示されます。- [完了]ボタンをクリックして,上書きインストールを終了します。
Windowsファイアウォールを設定している場合,インストールが完了したあとに例外登録が必要です。詳細については,「3.3 Windowsファイアウォール設定時の注意事項」を参照してください。
- 注意
- インストール先フォルダ,およびインストール先フォルダ以下にあるファイルやフォルダについては,インストール後にアクセス権を変更しないでください。
実行系ノードにTuning Manager serverをインストールした場合は,「(1) 実行系ノードでのインストール手順」の手順7に進んでください。
待機系ノードにTuning Manager serverをインストールした場合は,「(2) 待機系ノードでのインストール手順」の手順6に進んでください。
図7-15 Tuning Manager serverの上書きインストールの開始を通知するウィンドウ
図7-16 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップ取得を推奨するウィンドウ
図7-17 Hitachi Command Suite製品のバックアップファイルの格納先フォルダを指定するためのウィンドウ
図7-18 Hitachi Command Suite製品のデータベースのバックアップを取得するかどうかを選択するためのウィンドウ
図7-19 既存のデータベースの内容を引き継ぐかどうかを選択するためのウィンドウ
図7-20 接続先のDevice Managerの所在を指定するためのウィンドウ
図7-21 接続先のDevice ManagerをインストールするホストのOSを選択するためのウィンドウ
図7-22 接続先のDevice Managerをインストールするホストの情報を入力するためのウィンドウ
図7-23 Tuning Manager serverの上書きインストールの完了を通知するウィンドウ
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