Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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3.5.3 データベースの総容量の縮小手順

ここでは,データベースの総容量を縮小する方法について説明します。

総容量を縮小する前に,現在のデータベースの使用量と総容量を確認します。データベースの使用量と総容量を確認する方法については,「3.2 データベースの容量表示」を参照してください。

注意
  • データベースの総容量の最小値は2GBです。使用量が2GB以下のときは総容量を縮小できません。
  • データベースの総容量を縮小する前に,必ずデータベースをバックアップしてください。データベースのバックアップ手順の詳細については,「3.3 データベースのバックアップ」を参照してください。

データベースの総容量が10GB,データベースの使用量が4GBの場合に,データベースの総容量を6GBに縮小する例を次に示します。

  1. hcmdsdbtransコマンドを実行して,データベースをエクスポートします。
    データベースをエクスポートする方法については,「3.6.3 移行元サーバでのデータベースのエクスポート」を参照してください。
  2. Tuning Manager serverを上書きインストールします。
    既存のデータベースを引き継がないでください。この場合,データベースの総容量がデフォルト値の2GBになります。
    Tuning Manager serverを上書きインストールする方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software インストールガイド」を参照してください。
  3. htm-db-setupコマンドを実行して,データベースの総容量を6GBに拡張します。
    データベースの総容量を拡張する方法については,「3.5.2 データベースの総容量の拡張手順」を参照してください。
  4. hcmdsdbtransコマンドを実行して,データベースをインポートします。
    データベースをインポートする方法については,「3.6.4 移行先サーバでのデータベースのインポート」を参照してください。

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